ホビージャパンで紹介されているテクニックって模型経験が浅い人でもできるの? そう思ったことありませんか? 私はあります!(笑)そういうわけで、実際にHJ Webで紹介されているテクニックを模型製作初心者のぴよ乃が実践っ! プロモデラーやメーカー推奨のテクニックにチャレンジしちゃいましょう!
アクリルガッシュで“プラ”の塗装ができるの!?
美術の時間で使ったことがある道具はなに? と聞かれたら、真っ先に「絵の具」と答える人は多いのではないでしょうか。そんな誰しも馴染み深いであろう絵の具を使って、猫型プラキット「chitocerium XXII-tanio alb」の塗装をしていきましょう!
chitocerium XXII-tanio alb
●発売元/グッドスマイルカンパニー●発売中(11月再販予定)●990円●約30mm(台座除く)
■ 参考にした記事はこちら
塗装を始める前に用意するものは?
■ 塗料の色の乗りをよくするための下準備♪
参考にした記事ではサーフェイサーを使用していますが、つや消しのトップコートでも塗料の色の乗りがよくなるとのこと。必須の工程ではないのですが、おすすめの作業なのでサクッとご紹介します。
▲ 割りばしの先端にガムテープの粘着面が表側になるように巻きつけ、その上に猫ちゃんとケースを落ちないようにくっつけます
▲ 少し離れた位置からスプレーを持っている方の手を左右にゆっくりと往復させ、猫ちゃんに霧をまとわせるようにして吹きつければ出来上がり!
▲ 組み立てたプラキットを用意。塗装作業をしやすくするために「猫の手」というお助けアイテムで後ろ足を挟んでいます。絵面が痛そう…
▲ 大量のアクリルガッシュが入っている箱をみつけました! 見てるだけでテンションがあがります!!! 欲張って全色使ってみたいところですがグッとガマン。。小学生の頃の私なら本能のままに使っていたことでしょう
▲ 塗装イメージは飼い猫のタルトくん。とってもかわいい。この子に近い色をアクリルガッシュの中からピックアップします
猫ちゃんを塗っていこう!
▲ 色を塗り始める前にモデルクリーニングブラシでホコリやごみを掃います。猫ちゃんをブラッシング!
▲ 使う色を塗料皿に出し、塗料:水が1:2になるのを目安に濃度を調節します
▲ 失敗しても取り返しがつきそうな、おしりの方から塗り始めました。猫ちゃんをなでるようにやさしく塗っていきます
▲ 本物の猫ちゃんなら嫌がるしっぽも今なら(筆越しに)触り放題
▲ 頭をなでなで
▲ ゴロゴロとのどを鳴らしてリラックスしているような猫ちゃんの表情は、細かい作業をしている時の癒しです。ちょろい私は気が緩みすぎて、塗料が顎や額に遊びにいってしまいました…
▲ 茶色の部分を一通り塗り終えたので、ホワイトを混ぜて中間色を作ります
▲ 毛並みを意識し、境界線をぼかすように塗装していきます
▲ 境界線をぼかし終えるとこんな感じ
▲ ホワイトで残りの部分を塗っていきます
▲ 塗装箇所によっては、アクロバティックな状態の猫ちゃんに。ホワイトが右耳についちゃった……
▲ ホワイトを塗り終え、10分程度乾燥させたら柄を描いていきます。日を置かずすぐに重ね塗りできるのがいいですね!
▲ 筆を払うようにしてシュッとラインを入れていきます。なんだかバナナみたいですね
▲ タルトくんの写真を参考に顔にもラインを入れていきます。柄を入れ終えたらいよいよ目なのですが……
▲ はみでる予感しかしない!(笑) 自分の右手首を左手にのせて安定感がでたところで、いざっ!!!
▲ はみ出たー!!!! (笑) ただ左目はうまくいったので、半分成功の半分失敗という結果でしょうか。 はみ出た部分は完全乾燥させた後に綿棒でこするか、つまようじでカリカリして“なかったことに”しようかと思います
▲ 仕上げに肉球と頬にピンクを入れてあげて、かわいさをさらにアップさせていきます
うちのコの分身ができあがり!
▲ はみ出しや塗装が剥げてしまった箇所などのリペア作業は完全乾燥後に行うとして、ひとまずこれにて完成! ぴよ乃的には、うちのコのかわいさが再現できたかと思うので、満足ですっ!(笑)
すぐに道具の準備ができ、塗装作業もサクサクと進められるアクリルガッシュ。 水性なのでにおいも気にならず後片付けも簡単にできたので、初めて塗装にチャレンジする人にはうってつけだと感じました! また、今回は写真を参考にうちのコ(タルトくん)を再現しましたが、実在しない異世界風オリジナルの猫ちゃんを作ってみるのもいいですね。
他のテクニックにもチャレンジ
猫型プラキット「chitocerium XXII-tanio alb / chitocerium XXII-tanio atr」を使用して、他のテクニックにもチャレンジした記事を随時公開中です。そちらもぜひみてくださいね!
© GSC, huke, Masaki Apsy/chitocerium