HOME記事キャラクターモデルティタノマキア「ゲイルハウンド」を自由に製作! 水性ホビーカラーの筆塗り達人による秀逸な作例を撮り下ろし公開!!【30人のゲイルハウンド展】

ティタノマキア「ゲイルハウンド」を自由に製作! 水性ホビーカラーの筆塗り達人による秀逸な作例を撮り下ろし公開!!【30人のゲイルハウンド展】

2023.08.04

ゲイルハウンド【コトブキヤ 1/12】●清水圭 月刊ホビージャパン2023年9月号(7月25日発売)

ティタノマキア「ゲイルハウンド」を自由に製作! 水性ホビーカラーの筆塗り達人による秀逸な作例を撮り下ろし公開!!【30人のゲイルハウンド展】

 月刊ホビージャパンでもおなじみ、マルチクリエイター・NAOKIプロデュースのプラモデルオリジナルコンテンツ『ティタノマキア』。そのキット第1弾「ゲイルハウンド」の発売を記念して、今回から5月20~21日、コトブキヤ秋葉原館5Fコトブキヤベース・アキバにて開催された「30人のゲイルハウンド展」から、月刊ホビージャパンにゆかりのあるプロモデラーたちの出展作品をピックアップ。まずは水性ホビーカラーの筆塗り達人、清水圭による作品を撮り下ろし写真でお楽しみいただきたい。

ティタノマキア「ゲイルハウンド」作例 NO LIFE KING 特撮

ティタノマキア
ゲイルハウンドを
自由に楽しむ

 実戦試験中のAI損傷により逃亡したアンドロイド実験素体“UNDEAD”3号機。北部戦線に展開する部隊に敵味方見境なく襲いかかり、倒した相手の部隊エンブレムをキルマークとして自らにペイントする。PMCの兵士の間では「ゾンビ狩り」と称して面白半分に3号機に接触を試みる者が後を絶たないが、その大半は帰還する事がない。

ティタノマキア「ゲイルハウンド」作例 NO LIFE KING
ティタノマキア「ゲイルハウンド」作例 NO LIFE KING 後ろ

▲「スカル」をイメージにアンドロイド実験素体として製作。ダークブルーを基調に1/72スケールの戦闘機キットのデカールを全身にあしらっている

ティタノマキア「ゲイルハウンド」作例 NO LIFE KING 上半身アップ
ティタノマキア「ゲイルハウンド」作例 NO LIFE KING 水転写式デカール
▲各所に1/72戦闘機キットの水転写式デカールをあしらった。AI搭載型アンドロイドということで、ニール・ブロムカンプ監督作品『チャッピー』で描かれた、廃退した近未来的な雰囲気も感じさせる
ティタノマキア「ゲイルハウンド」作例 NO LIFE KING 武器
▲武器として、道路標識にチェーンを付けたコンクリートブロックも用意した
ティタノマキア「ゲイルハウンド」作例 NO LIFE KING ベース
▲展示用にベースも製作。横9.5cm×奥行25.5㎝の木製の箱を使い、アスファルトの地面とネームプレートを配置した

 自分なりのゲイルハウンドを製作するにあたってまずイメージにあったのは「スカル」。頭部にスカルのペイントをしようと思ったのがまず出発点で、そこからイメージを膨らませていきました。ペイントしてバイザーを潰してしまうので、これはもう目視が必要な人間じゃなくて機械だな、スカルが結構派手だからミリタリーよりはストリートっぽい感じに寄せよう、ならば武器は交通標識だ! 等々、完成イメージを固めながら設定を膨らませていきました。スカルデザイン的にはカラーはモノトーンですが、もう少し色気を出したくてダークブルーを基調に、全身のペイントは貯めこんだ1/72戦闘機のデカールを中心にひたすら貼っていきました。割と早めに決めていたタイトル「NO LIFE KING」はいとうせいこう氏の小説から拝借しています。

ティタノマキア「ゲイルハウンド」

コトブキヤ 1/12スケールプラスチックキットゲイルハウンド使用

NO LIFE KING

製作・文/清水圭

ゲイルハウンド
●発売元/コトブキヤ●8800円、10月予定●1/12、約16㎝●プラキット


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©NAOKI

清水 圭(シミズケイ)

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