『オモロイド』復活1周年盛り上げ企画!! 最新キット「ダーク・ザーム」をヴィネット仕立てで製作!
2023.07.26ダーク・ザーム 【LEAPRO】 月刊ホビージャパン2023年9月号(7月25日発売)
オモロイド復活1周年!盛り上げ企画続々進行中!
大河原邦男氏によるデフォルメロボワールド『オモロイド』。1986年から87年にかけてプラキットとして人気を博した伝説のロボットが令和に復活。昨年、新興メーカーLEAPROにより完全新規金型で再スタートを切った『オモロイド』も復活1周年を迎えた。そこで、今回は最新キットの「ダーク・ザーム」を製作。個人的にも気になっていたという小澤京介が立候補。ヴィネット仕立てでキットを楽しんでいる。
ダーク・ザーム
アクレムリン軍 ZXグレードスクランブラー「ダーク・ザーム」──。ビュアリン皇帝の愛機「ダース・ボス」の兄弟機である「ザーム」モデルをカスタマイズし、探査能力・俊敏性を向上。長時間運用に適した機体で、秘密のエリート部隊「タロン」に配備されている。
デフォルメスタイルの愛らしいデザインの中に格好良さが光るキットです。キットは普通に組んでいけば誰でも簡単に組めるキットです。
■製作について
分割自体は少なくパーツの合いもよく、デカールを貼ってスミ入れをすれば素組みでもきれいに仕上がるキットです。バックパックはパーティングラインが消しにくい所にあるので、サイドのディテールはハイパーカットソーでカットして、サンドペーパーで合わせ目を消してからウェーブのディテールアップパーツで作り直しています。
■塗装について
黒立ち上げからダグラムカラーダークグリーンで塗装して、塗り分け箇所は、ライトグリーンで塗装。バックパックはパッケージではグレーで塗装されていますが、ボディと同色で塗装。白いパーツは、ガイアカラー218グレーで塗装しています。ゴールドの部分も含め、細かい塗り分けは筆で塗装しています。変形した時に恐竜の目になるパーツはシールは使わず、ファレホ クロームシルバーで塗装してからエナメル塗料で黒目を筆で塗り、周りをマスキングして、ラッカーのクリアーブルーで塗装します。下地は充分乾燥していることを確認してから塗装してください。
ヴィネットはスケール感などはあまり気にせず製作しました。ガトリングガンはコトブキヤM.S.Gのヘヴィ・ウェポンセット2を使用。ダーク・ザーム、ガトリングガンにボリュームがあるので、ベースはしっかりした木材を使用。ヴィネットやディオラマはベースも作品の一部なので、この辺りも気をつけたい点ではあります。ただ地面を作っただけでは物足りなく感じたので、撃ち終わった弾薬を撒きました。弾薬はプラ棒を均一にカットしてウイノーブラックの上からメタリックゴールドを塗装しています。面倒くさい場合は、ガトリングガンの口径に合う真鍮線をカットして撒いても良いかと思います。
LEAPRO ノンスケール プラスチックキット“オモロイド”
ダーク・ザーム
製作・文/小澤京介
ダーク・ザーム
●発売元/LEAPRO●3300円、発売中●9.5cm●プラキット
復活1周年記念
「オモロイドはおもしろいドコンペ」次回結果発表予定!お楽しみに!!
ときた洸一画集 任務・了解に貴重なイラストを収録!
小社刊「ときた洸一画集 任務・了解」には、当時、大河原邦男氏とともにイラストや企画に携わったときた洸一氏のイラストを収録。もちろん最新版のイラストも収めているのでファンならぜひチェックしてほしい!
ときた洸一画集 任務・了解
●発行元/ホビージャパン●4950円、7月31日予定●A4判・オールカラー144ページ
KOUICHI TOKITA FIRST PERSONAL ART WORKS
ワンフェス2023[夏]LEAPROブース(2-01-01)にてときた洸一サイン会開催決定!
Ⓒオフィス・ケイ
小澤京介(オザワキョウスケ)
AFVモデルを中心に活躍。ミリタリーテイストのキャラクターモデルにも挑戦している。