HOME記事その他一番くじフィギュア原型なども手掛ける若手原型師・荒木秀造のかわいさとケレン味が溢れた作品「流浪鶏 ~渡に蛇~」【H.M.S.】

一番くじフィギュア原型なども手掛ける若手原型師・荒木秀造のかわいさとケレン味が溢れた作品「流浪鶏 ~渡に蛇~」【H.M.S.】

2023.07.20

H.M.S. 流浪鶏~渡に蛇~●荒木秀造 月刊ホビージャパン2023年8月号(6月23日発売)

流浪鶏 ~渡に蛇~ 特撮

 前回に引き続き、若手造形グループ「ゆとりジェダイ」のアーティストをご紹介しよう。荒木秀造は商業原型師として活動しており、2020年にはワンダーショウケースのアーティストにも選出。読者の皆さんのなかにも愛らしいヒョウモントカゲモドキをモチーフとした作品を目にした方も多いのではないだろうか。今回ご覧いただく「流浪鶏 ~渡に蛇~」もそんな荒木氏ならではのかわいさとケレン味をたっぷりと感じられる作品となっているので、ぜひ細部までじっくりとご覧いただきたい。

流浪鶏 ~渡に蛇~ 横
流浪鶏 ~渡に蛇~ 鶏 アップ
流浪鶏 ~渡に蛇~ ひよこ アップ
流浪鶏 ~渡に蛇~ 全体

昔々、神鶏の宝卵を祀りし長鳴之国に一匹の蛇が忍び込んだ。蛇は神気纏いし「九つの宝卵」を一つまた一つと丸呑みにしていった。
八つの宝卵を飲み込んだ蛇は巨大な胴体に八つの首を持つ大蛇へと変貌した。

そして九つ目の宝卵を飲み込もうとしたその時、一羽の鶏が大蛇の前へ立ちはだかった。
その鶏の名は「素戔鳥」。宝卵から生まれし神鶏である。

素戔鳥と大蛇の死闘は三日三晩にわたり続き、最後は素戔鳥自らの命と引き換えに大蛇を討ち滅ぼしたのだった。

長鳴の民達は切り落とされた大蛇の八つ首を「波」「鎖」「錦」「鑢」「鋸」「獅」「響」「珊」と名付け、遠隔の地に建てた八つの祠に封印した。

こうして長鳴之国は悠久の平和を手にしたかに見えた。

しかし彼の闘いからニ百年の時を経て、封じられたはずの八つ首は復讐の怨嗟を激らせ八体の蛇となり復活した。

時を同じくして、素戔鳥の血を引く剣士「飛鳥」は宝卵と共に長鳴之国を離れ、流浪の旅へと出立する。

飛鳥と大蛇達の宝卵を巡る新たな闘いの物語が始まるのだった。

スクラッチビルド

流浪鶏 ~渡に蛇~

製作・文/荒木秀造

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荒木秀造(アラキシュウゾウ)

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