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「HG アクア・ハンビラビII」2種をバーザム、[ウーンドウォート]に組み合わせ製作!

2023.07.09

RMS-154M アクア・バーザム【BANDAI SPIRITS 1/144】/ ARZ-124WDM ガンダムTR-6[アクア・ウーンドウォート]【BANDAI SPIRITS 1/144】 月刊ホビージャパン2023年8月号(6月23日発売)

RMS-154M アクア・バーザム&ARZ-124WDM ガンダムTR-6のメイン画像

アクア・ハンブランビIIを2形態で楽しむ

『A.O.Z RE-BOOT ガンダム・インレ ‐くろうさぎのみた夢‐』より、水中戦仕様のアクア・ハンブラビIIがHGキット化。キットは赤いレジオン仕様カラーとティターンズ仕様カラーの2種。どちらもバーザム(A.O.Z RE-BOOT版)やガンダムTR-6[ウーンドウォート]サイコブレードカスタム(A.O.Z RE-BOOT版)と組み合わせることで、それぞれアクア・バーザム、ガンダムTR-6[アクア・ウーンドウォート]にすることができる。作例はそれぞれバーザムと[ウーンドウォート]と組み合わせて製作した。

HG アクア・ハンビラビII(A.O.Z RE-BOOT版)

●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部●3080円、2次受注中、10月〜発送●プラキット●プレミアムバンダイ販売アイテム

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HG アクア・ハンビラビII ティターンズ仕様(A.O.Z RE-BOOT版)

●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部●3080円、2次受注中、10月〜発送●プラキット●プレミアムバンダイ販売アイテム

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RMS-154M アクア・バーザム

 アクア・ハンブラビIIとバーザム(A.O.Z RE-BOOT版)が合体した形態。携行武装は4本の銛を配した水中仕様のフェダーイン・ライフルであるバハル・ライフルがあり、シールド・ブースター内にはミサイルも装備されている。

RMS-154M アクア・バーザムの全体画像
RMS-154M アクア・バーザムの全体画像 背面
RMS-154M アクア・バーザムの全体画像 構え
RMS-154M アクア・バーザム 背中のブースターをアップにした画像1
RMS-154M アクア・バーザム 背中のブースターをアップにした画像1
RMS-154M アクア・バーザムの全体画像 構え2
シールドとボールジョイント

▲藤岡建機氏が描くイラストにより近づけるため、サイドの水中用シールド・ブースターの接続方法を変更。専用のボールジョイントを自作し、後ろからのアームユニットを介さず、直接サイドに接続できるようにした。もちろんキットの接続方法も残している

RMS-154M アクア・バーザムの上半身画像
▲バーザム本体は、新規造形の頭部ゴーグル、コクピット周辺の強化パーツなどが用意されている
RMS-154M アクア・バーザムのミサイルアップ画像
▲水中用シールド・ブースターはカバーが開閉し、小型ミサイル発射態勢をとることができる
RMS-154M アクア・バーザムのサブアーム画像
▲背部フルドドIIユニットはパーツ差し替えでサブ・アームが展開した状態を再現可能。アクア・ハンブラビIIでは、ここにバハル・ライフルをセットする
RMS-154M アクア・バーザムのアクア・ハンブラビII形態全身画像1
RMS-154M アクア・バーザムのアクア・ハンブラビII形態全身画像2
▲アクア・ハンブラビII形態はパーツ差し替えで再現。バハル・ライフルも背部のフルドドIIユニットから懸架可能
RMS-154M アクア・バーザムのアクア・ハンブラビII形態の武器画像
▲水中用ライフル、バハル・ライフルは銛と刃先を塗り分けている

■今回のお題は
 プレミアムバンダイにて発売になるアクア・ハンブラビIIを使用したアクア・バーザムのレビューを担当させていただきます。AOZ版バーザムは以前ワタクシが作例を担当しましたが、今回のために新規に製作しております。

■キット概要
 新規キットのアクア・ハンブラビIIに関して、複雑なフォルムですが、ユニットごとにうまく立体化されており、組み上がった時の塊感のようなものがきちんと味わえるようになっています。そして、AOZ版バーザムとの合体ですが、取り付け軸を八角形にするなどの対策が取られており、変にぷらぷらすることなく、かっちりと各パーツを取り付けることができます。合体させるとさすがのボリュームで飾り甲斐のある一品でしょう。

■改修ポイント
 バーザムと合体時、ボディサイドに位置するユニットがアームにて接続されていますが、そのアームの可動範囲が原因で位置がしっくりきません。そこで、接続アームを使用せずに専用に自作したジョイントで接続することにしました。もちろん、アームはそのまま使用できるようにしてあります。握り拳には次元ビルドナックルズを使用しました。
 塗装の便を考えて後ハメ加工して、それを目立たせなくするようなディテールを追加しております。
 その他、肉抜き穴が多いので、適時プラ材やエポパテを詰めて埋めております。ちなみに、バーザム本体は以前の作例では脚部のボリュームダウンなどを行いましたが、今回は合体するユニットに負けてしまわないように、そのままとしております。

■カラーリング
ブルー=CB-01アイアンブルー
ダークブルー=FG-05インナーブラック
ホワイト=ニュートラルグレー1+2
オレンジ=EV-08エヴァオレンジ
レッド=GX3ハーマンレッド
関節グレー=CB-11グレーバイオレット
 細かい塗り分けもありますので、丁寧に行いましょう。
 デカールを散りばめつつ、仕上げにクリアーを吹いて完成です。

BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット “ハイグレードユニバーサルセンチュリー” アクア・ハンブラビII ティターンズ仕様(A.O.Z RE-BOOT版)+バーザム(A.O.Z RE-BOOT版) 使用

RMS-154M アクア・バーザム

製作・文/GAA(fistAge)


ARZ-124WDM ガンダムTR-6[アクア・ウーンドウォート]

 TR計画の完成形ともいえるTR-6[ウーンドウォート]に、汎用強化パーツとして水中戦仕様のアクア・ハンブラビIIを装着した姿。コンポジット・シールド・ブースターやヒート・ブレードも水中での使用が可能で、装着したままMA形態への変形も可能。

ARZ-124WDM ガンダムTR-6[アクア・ウーンドウォート]全体画像
ARZ-124WDM ガンダムTR-6[アクア・ウーンドウォート]のシールドブースターについている大小のミサイル
▲水中用シールド・ブースターのラッチには水中発射式の大型ミサイルや小型ミサイルを搭載
ARZ-124WDM ガンダムTR-6[アクア・ウーンドウォート]全体画像 構え
ARZ-124WDM ガンダムTR-6[アクア・ウーンドウォート]全体画像 背面
ARZ-124WDM ガンダムTR-6[アクア・ウーンドウォート] ハンドアンカー
▲左右のハンド・アンカーはクローが可動。付属のリード線と専用コネクトパーツで射出状態も再現できる
ARZ-124WDM ガンダムTR-6[アクア・ウーンドウォート]パーツのパテ埋め作業画像1
▲ハイドロジェットパックの羽状部分の裏面の肉抜き穴をパテで埋めている
ARZ-124WDM ガンダムTR-6[アクア・ウーンドウォート]パーツのパテ埋め作業画像2
▲左右のアーム上の接続基部の裏面をパテで埋めてツライチにしている
ARZ-124WDM ガンダムTR-6[アクア・ウーンドウォート]パーツのパテ埋め作業画像3
▲ジェットパック推進機を挟み込むアームの裏面をパテ埋めしてならしている
ARZ-124WDM ガンダムTR-6[アクア・ウーンドウォート]パーツのパテ埋め作業画像4
▲アクア・ウーンドウォートMA形態用のフレームは、肉抜きを埋めるのが面倒だったため、3Dモデリングで製作したものに置き換えた
ARZ-124WDM ガンダムTR-6[アクア・ウーンドウォート] 綿棒でデカールを張り付けている画像
▲レジオンマークはウーンドウォートと同様にシールでの貼り付けとなる。綿棒などでしっかりと密着させればそれほどは気にならない仕上がりになる
ARZ-124WDM ガンダムTR-6[アクア・ウーンドウォート]スミ入れをしている画像
▲ホワイト部のスミ入れにはスミ入れ塗料グレイを使用。スミ入れはスジ彫りを施していない逆エッジ部などに流し込んだ時は線がボケるので、フィギュアの面相作業などで見かけるテクニックで、面相筆にエナメル溶剤を少量つけて撫でるようにして削っていくと細くきれいに仕上がる
ガンダムTR-6[アクア・ウーンドウォート]のMA形態 全体画像 正面
ガンダムTR-6[アクア・ウーンドウォート]のMA形態 全体画像 背面
▲ガンダムTR-6[アクア・ウーンドウォート]のMA形態

■水中専用Gパーツ始動!
 今回は水中用強化パーツ、アクア・ハンブラビIIを製作しました、『A.O.Z』大好きおじさんRikkaです。
 さて、こちらのアイテムは既発売キットと合体させる強化パーツとして楽しむことができるキットですが、月刊ホビージャパン2023年4月号製作のTR-6とアクア・ウーンドウォートとして合体させてくださいとのことで、この時を待っていた! と勇んで組み立て図を見るとブラックヘアーズ・レジオン仕様で組んでくださいと書いてありまして…、前回はサイコブレードカスタムで組んだため、脚部と頭部とMA形態のパーツがない…というわけで1.5体分くらい製作しました。

■製作・塗装について
 まずハイドロジェットパックの先端にはC面と合わせ目が発生しますので、そこをシャープにするために、削り落としてから合わせ目を処理します。その際、挟み込みで取り付ける白パーツとフレーム色パーツは先に塗装してから組み付けて、マスキングして塗装をしています。
 あとは各部にあるパーツの肉抜き穴をパテを使用して埋めている箇所が数ヵ所ありまして、今回はそんなに目立つような箇所じゃないところもやったりしてますが、ご自身で製作される際は、ここは気になるなぁと思うところだけで良いと思っております。またアクア・ウーンドウォートのMA形態を組む時だけに使う超限定的な用途の蛇腹状の接続バーツが、外側面に結構な肉抜きがありまして、パテを詰めてみたところ収集がつかなくなったので、3Dモデリングで製作して出力して取り付けるようにしました。
 フレーム色は、サイコブレードカスタムとして製作したものと合体させる都合上、調色したパープル寄りのグレーで、外装はレジオンカラーの赤を若干パステルに振ったレッドで塗装しています。白部分も前回と同じくラスキウス白雪色です。
 今回は製品が発表された時点では「そこが来るの!?」と驚きましたが、TR-6シリーズ自体がコアとなりさまざまな換装機構が組み込まれることで状況に対応していくシステムで構築されていますので、今後の展開も非常に楽しみにしております(いずれインレを…!)。

BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット “ハイグレードユニバーサルセンチュリー” アクア・ハンブラビII(A.O.Z RE-BOOT版)+ガンダムTR-6[ウーンドウォート]サイコブレードカスタム(A.O.Z RE-BOOT版) 使用

ARZ-124WDMガンダムTR-6[アクア・ウーンドウォート]

製作・文/Rikka


HG アクア・ハンビラビII(A.O.Z RE-BOOT版)の商品ページ
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GAA(ガア)/Rikka(リッカ)

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