『怪獣劇場 小森陽一のセカイ展』円形劇場くらよしフィギュアミュージアムにて開催中!【コモリプロジェクト】
2023.04.30 コモリプロジェクトHP
Youichi Komori Official Web(y-komori.net)
円形劇場くらよしフィギュアミュージアム
皆さん、こんにちは。コモリプロジェクト代表の小森です。この記事を書いているのはちょうど新年度がスタートしたところなんですが、この記事が世に出る頃にはゴールデンウィークが間近に迫ってるんですよね。さて、どこに行こうか、何をしようか、家から出ずに模型三昧だ! 皆さん、ソワソワワクワクしていらっしゃることと思います。さて、お立合い! そんな皆さんにどうしてもご一考いただきたい場所をご紹介します。鳥取県のちょうど真ん中辺りに位置する倉吉市、城下町として発展した街並みはとても風情があって散策にはうってつけです。でも、今回紹介するのは街歩きではありません。フィギュアやキャラクターグッズの博物館、その名も「円形劇場くらよしフィギュアミュージアム」です。
今回、コモリプロジェクトの方に五周年記念として展示会の依頼をいただき、去る3月18日に開催へと漕ぎつけました。展覧会のタイトルはこれ、『怪獣劇場 小森陽一のセカイ展』です。
三つのスペースをそれぞれ意味付けし、「怪獣映画シリーズのセカイ」「怪獣テレビシリーズのセカイ」「小森陽一創作物のセカイ」に分けました。ディオラマまで含めれば140体近くのガレージキットを一堂に展示しています。これまでもさまざまな展示会は行ってきましたが、さすがにこの数は例がありません。だってガレージキットを一体ずつ梱包することを想像してみてください。もう、気がヘンになりそうでしたよ……。
でもね、原型師さんの想いが詰まった作品をフィギュアミュージアムにズラリと陳列し、大勢の方に観てもらいたいじゃぁないですか。そりゃもう圧巻のオーラが迸っております。手前みそですが、これはほんとに一見の価値はあると思います。序なんて言うと関係者に叱られそうですが、僕の創作物も初公開のものがたくさんありますよ。『海猿』や『トッキュー!!』の取材ノートや『252生存者あり』の脚本、学生時代に書いた原稿までいろんなものを並べております。家族で訪れても怪獣やガレージキットが好きなパパさんはこっちのセカイ、マンガやドラマや映画が好きなママさんはあっちのセカイと多角的に愉しんでもらえるようになっています(笑)。
ようやくコロナ禍が一段落した大型連休、ぜひ訪れてみてください。
文/小森陽一
撮影・構成/土井眞一
「ウルトラモデリングワールド」発売中!
小森陽一氏『ウルトラマン』シリーズガレージキット本
作家、小森陽一氏がライフワークとして作り集めてきた『ウルトラマン』シリーズのガレージキット。それらをモチーフにかっこいいCG画を製作。そのCG画に小森氏の解説を加えた「ウルトラマンCG作品集」です。
『ウルトラマン』『帰ってきたウルトラマン』『ウルトラセブン』そして『ウルトラマンティガ』など昭和、平成ウルトラマン&怪獣が結集! 巻末にはガレージキットガイドおよびガレージット&CG画の製作ドキュメントも収録した充実した内容。
本書を通じてウルトラ怪獣や怪獣ガレージキットの魅力を存分に味わってほしい!!
\この記事が気に入った方はこちらもチェック!!/
「TSUBURAYA EXHIBITION 2022」展示
「TSUBURAYA EXHIBITION 2022」展示のコモリプロジェクト怪獣ガレージキットを公開!
コモリプロジェクトHP Youichi Komori Official Web(y-komori.net) コモリプロジェクトの一躍 先月号にて開催をお知らせしておりました「TSUBURAYA EXIHIBITION 2022」。お知らせだけで本チャンを見せない。いやいや、そんなワケには参りませんよね。 さぁ、ご覧ください。長方形をした真っ白な壁、[…]
© 円谷プロ TM & © TOHO CO., LTD.
小森陽一(コモリヨウイチ)
●1967年生まれ。大阪芸術大学芸術学部映像学科卒業後、東映に入社。その後、コラムや小説、漫画原作や映画の原作脚本を手がける。大阪芸術大学映像学科客員教授。『海猿』『トッキュー!!』『S-最後の警官-』『BORDER66』『ジャイガンティス』など著作多数。