解体パズルにウルトラ怪獣「ゴモラ」が登場!? 新たな「解体パズルFANTASY」第一弾を要チェック!
2023.04.09ゴモラでパズルで標本で
解体パズルに新たな一ページが!
メガハウスから発売されているアイテムで気になって仕方がなかったのが「解体パズル」のラインであったりする。ノンマスコミトイであることからどうしても手が伸ばせなかったのであるが、そのインパクトのあるビジュアルには心を奪われていた。2016年に発売された第1弾アイテム「一頭買い!! 特選 焼肉パズル-ウシ-」(1780円、発売中)を観たときの衝撃は何と表現してよいやら。パズルを組み立てながら焼肉の部位を覚えられてしまうというアイデアにオモチャというジャンルが秘める可能性の深さを感じさせてくれる。その後もマグロにニワトリ、黒豚と順調にラインナップを増やすだけではなく、「ちょっと豪華に!! 牛豚パズルギフトセット」(3520円、発売中)はお中元などの贈答品をイメージしたパッケージになっているなど悪ノリなテンションも楽しく、トラフグには、ふぐの調理師免許、ニワトリに至ってはローストチキンな形態も作れるなど至れり尽くせりの展開を見せている。2021年からは恐竜などの古生物をテーマにした「解体パズル・サイエンスシリーズ」(各1980円、発売中)、2022年にはパーツ数の少 ない「解体パズルLite」(各990円、発売中)といった派生シリーズも登場している。なかでも「納豆パズル」は絶妙な難易度とユニークさで傑作といっても過言ではない 逸品となっている。そんな「解体パズル」の新たなシリーズとして登場したのが「解体パズルFANTASY」だ。その第1弾となるのがウルトラ怪獣の中でもスター的存在であるゴモラ。この怪獣をチョイスするあたりがわかってい るなぁという気にさせてくれる。ゴモラはジョンスン島で発見され、大阪万博で生きたまま展示される予定であった怪獣でもあり、改めて「解体パズル」となった姿を見ると万博会場や博物館のお土産として売っていそうな科学教材に思えてくる。大阪万博でゴモラの剥製が展示されたという偽りの記憶を補完してくれるアイテムとしてもおすすめの逸品だ。
© 円谷プロ
高井近志
この3月も『シン・仮面ライダー』をはじめ観なければならない映画が目白押しで、時間のやりくりが大変であったりする日々。当然のことながらGW以降も話題策が控えているわけであるが、個人的には6月公開の『ザ・フラッシュ』が楽しみであったり。とはいえ、最近のマルチバースものの多さにはちょっと引き気味ではあるのだが。