【水星の魔女】ガンダム・ルブリス・ソーンを製作! エッジワークとディテールアップで直線的なデザインを引き立てる
2023.04.23EDM-GA-02 ガンダム・ルブリス・ソーン【BANDAI SPIRITS 1/144】 月刊ホビージャパン2023年5月号(3月25日発売)
エッジワークとディテールアップで存在感を演出
ガンダム・ルブリス・ウルと同じく、2023年3月に待望の発売となった「HG ガンダムルブリスソーン」。スタンダードなHGガンプラの仕様を押さえつつ、一目で印象に残る特徴的な体躯が再現されており、新鮮な組み心地が味わえるキットとなっている。コボパンダによる作例では、直線的なデザインをパーツ整形でさらに引き立てる方向性で製作。ディテールアップも加えて細部を引き締め、冷静的確に戦うノレアのキャラクター性を表現している。
■地球の魔女たち
HGガンダムルブリスソーンです。ガンダム・ルブリス量産試作モデルに大幅な改修を加えた機体という点はガンダム・ルブリス・ウルと共通ですが、重装甲のウルとはまた違った魅力を感じる機体ですね。アニメでは機敏に動き回っているので、その小柄な機体(ウルとの身長差が約7メートル!)を活かした高機動型ということなのでしょうか。まだまだ謎が多い機体なので、今後の活躍がもっと見たいです。
作例では、特徴的なスタイルをより際立たせるために、若干のプロポーション変更しつつ、丁寧にエッジを処理して単体でも存在感を出せるようにしました。
■工作
頭部はブレードアンテナなどをシャープ化しつつ、頬当てを上から削って薄く、さらに下部から0.5mmほど削り込んで小顔化しました。顔がもう少し出てくるように、頬当てを内側から削って調整しています。首パーツは肉抜きを処理しつつ、差し込みジョイント基部から切り離して1mm延長、再接着しています。
キットのままでもかなり設定画に似ているのですが、模型的な見映えを意識して脚を延長しました。スネの白い部分の内部フレームを2mm延長し、それに合わせて装甲部分を上部から延長しています。太モモとのすり合わせは仮組みをしつつ、可動に影響がない程度に。脚を延長しているので、そのバランス調整のために胴体の上部パーツを0.8mmプラ板で延長しました。
肉抜き穴はあまり目立たないのですが、靴裏や足首、ブースターなど見映えに影響がありそうな部分を重点的に埋めています。
■ディテール、塗装
かなり鋭角的なフォルムをしているので、面処理やエッジ出しに時間を割いて製作しました。400番~600、800番の順に表面処理をしつつ、当て木ヤスリを使って入念にエッジを出しています。肩ブースター等のスラスターらしきディテールは一度削り落として、市販パーツを貼り付けています。
キット全体に入っている四角モールドはタガネですべて彫り出して、装甲色を塗装後に、筆塗りで関節色を塗り分けて密度感が出るようにしています。
本体茶色=ウッドブラウン+ニュートラルグレー+ブラック+MSレッド
本体白=ニュートラルグレーI+ニュートラルグレーII
関節色=メカサフ スーパーヘヴィ+ニュートラルグレー
BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット “ハイグレード” ガンダムルブリスソーン 使用
EDM-GA-02 ガンダム・ルブリス・ソーン
製作・文/コボパンダ
HG ガンダムルブリスソーン
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部●1760円、発売中●1/144、約12cm●プラキット
Ⓒ創通・サンライズ・MBS
コボパンダ
スジ彫りやプラ板工作の精度が高く、塗装テクニックも幅広く持っており、キットレビューからHow toなど多岐にわたって活躍。