HOME記事スケールモデルクリアレッド成型の「タカアシガニ」をお手軽仕上げでグッと完成度を高める!「『いきもの大図鑑』の大図鑑」より

クリアレッド成型の「タカアシガニ」をお手軽仕上げでグッと完成度を高める!
「『いきもの大図鑑』の大図鑑」より

2023.03.10

『いきもの大図鑑』の大図鑑

スミ入れ&ドライブラシでお手軽仕上げ!

『いきもの大図鑑』の大図鑑付属タカアシガニ ポーズ

 通常のタカアシガニとは異なり、クリアーレッドで成型している「タカアシガニ(クリアーレッド)」。透き通った成型色が美しく、そのまま飾るだけでも非常に「映え」てくれます。
 ここでは、プロモデラーの斉藤仁孝さんの協力で、タカアシガニ(クリアーレッド)をさらにかっこよくするテクニックをご紹介。塗装はあくまでもプラスアルファの作業ですので必須ではありませんが、自分で塗装すればさらに見映えが上がり、愛着が湧くこと必至。できるだけ身近な道具と、カンタンな方法に絞ってご紹介していきますので、興味が湧いたらぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
 表面の凸凹している起伏の部分、その「凹」に塗料を流し込んで全体を引き締める「スミ入れ」と、「凸」の部分に明るい色を乗せる「ドライブラシ」、ふたつのワザをご紹介します。


よく動きます!
可動範囲は通常のタカアシガニと共通です

『いきもの大図鑑』の大図鑑付属タカアシガニ
『いきもの大図鑑』の大図鑑付属タカアシガニ 顔面アップ
『いきもの大図鑑』の大図鑑付属タカアシガニ 腹アップ

▲タカアシガニ(クリアーレッド)は、あらかじめ組み立て済の状態で箱の中に入っています。輸送時の揺れなどで脚が外れている場合もありますが、写真を参考に外れた脚を差し込んでください


塗装の前に、用意するものはこちら

『いきもの大図鑑』の大図鑑付属タカアシガニ塗装用意
、水性ホビーカラーのうすめ液、台所用中性洗剤
Mr.塗料皿

▲スミ入れ、ドライブラシをする場合、写真のような道具を用意しましょう。使い捨ての手袋、筆、市販の綿棒、GSIクレオス 水性ホビーカラー 19番ピンクと47番レッドブラウン、水性ホビーカラーのうすめ液、台所用中性洗剤、塗料のパレットになるMr.塗料皿も用意しましょう。筆は画材店や100円ショップで購入できるものでOKです。今回は先が平たく、ハケ状になっている筆が2本あれば問題ありません


スミ入れをしてみよう

手袋装着
▲まずはスミ入れですが…そのまえに、塗料が指先につくのを防ぐために手袋をお忘れなく。また、塗料の匂いを長時間吸っていると健康によくないので、窓を開けるなどして換気をこまめにしましょう
水性ホビーカラー レッドブラウン
▲水性ホビーカラー レッドブラウンを塗料皿や使い捨ての紙コップなどに出し、専用のうすめ液を数滴加えてうすめます。塗料1:うすめ液1の割合のイメージです。塗料のノビがよくなり、塗りやすくなります
タカアシガニに塗りたくり
▲うすめたレッドブラウンを筆につけて、タカアシガニに塗りたくります
甲羅や脚にも塗りたくりま
▲甲羅や脚にも塗ります。あとで拭き取るので、はみ出しやムラは気にしなくても大丈夫です
綿棒で余分なレッドブラウンを拭き取り
。スミ入れ作業の完了

▲塗り終わったら、台所用中性洗剤をつけた綿棒で余分なレッドブラウンを拭き取ります。なんと、水性ホビーカラーの塗料は乾燥した後でも台所用中性洗剤で拭き落とすことができるんです。これでパーツの奥まった部分にだけレッドブラウンが残り、モールドが茶色くなってクリアーレッド単色のパーツにメリハリが生まれました。スミ入れ作業の完了です!


ドライブラシをしてみよう

水性ホビーカ ラー ピンクを平筆に取る
▲次はパーツの凸の部分に明るい色をふんわり乗せる「ドライブラシ」。クリアーレッドよりも明るい色である水性ホビーカラー ピンクを平筆に取ります
カサカサの筆でパーツ表面を 撫で、ほんのりと塗装
▲筆に取ったピンクを、ティッシュに擦り付けて9割がた落としてしまいます。筆の先がカサカサになるくらいがちょうど良いサイン。ほとんど塗料がなくなったカサカサの筆でパーツ表面を撫で、ほんのりと塗料を乗せるので「ドライ」ブラシなんです
、優しく撫でていくイメージ
▲カサカサの筆の先で、様子を見ながらタカアシガニに擦り付けていきます。塗るというよりも、凸凹の凸の部分に筆の先をあてがい、優しく撫でていくイメージです
脚の部分も表になるほうをメインにドライブラシ
▲脚の部分も表になるほうをメインにドライブラシでサッサッと撫でていきましょう。塗り過ぎは厳禁。うっすら塗料を乗せるだけでOKです
ドライブラシが完了
▲ドライブラシが完了しました。甲羅表面のイボイボにだけピンクの塗料が乗っているのがわかるでしょうか
台所用中性洗剤をつけた綿棒でそっと拭き取る
▲ピンクの塗料が余計な場所についてしまった場合は、焦らず台所用中性洗剤をつけた綿棒でそっと拭き取ればOKです。納得いくまでやり直しできますよ
『いきもの大図鑑』の大図鑑付属タカアシガニ塗装済み

▲ということで、わずか1時間程度の塗装で完成! パーツの奥まった部分に「スミ入れ」で暗い色を入れ、出っ張った部分に「ドライブラシ」で明るい色を追加。本体の成型色と合わせて1つの色が隣り合うことで、より立体的な印象になったことがわかりますでしょうか。スミ入れだけでもグッと引き締まった印象になりますので、まずはそこだけトライしてみるのもオススメですよ!

ほんの数ステップでさらにかっこよくなりました!


 いかがでしたか。今回ご紹介した「タカアシガニ(クリアーレッド)」のお手軽仕上げは現在好評発売中の「『いきもの大図鑑』の大図鑑」でもご紹介中です。また作例で使用している「タカアシガニ(クリアーレッド)」は本書の特別付録となりますのでぜひ手に入れてください!
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