より突き詰めた本体工作と追加装備を組み合わせる

　2023年のガンプラ初陣アイテムのひとつである、HGガンダムエアリアル用の「ミラソウル社製フライトユニット装備」。ボリュームある造形にスラスター展開ギミックの再現、さらに平手パーツも付属し、追加装備ながら要注目な内容となっている。作例はRikkaが担当。本体のエアリアルはプロポーション調整などより突き詰めた工作を行い、統合的なアップデートを図っている。

■ニカねえ なめんなよ
　今回は第6話に登場するミラソウル社製フライトユニット装備を製作しました。HGガンダムエアリアルに装着される装備なので本体も合わせて製作しております。

■じゃあ作ろっか
　はい作っていきましょう。今回のメインはフライトユニットなので主にそちらのお話を、と思います。
　中央ユニットは先に内部フレームのRLM75グレーバイオレットとスラスター内のオレンジをあらかじめ塗装し、外装を取り付けてから合わせ目を消しています。外側のユニットも同様にグレーを塗装してから挟み込んで合わせ目を消す方法にすれば、マスキングが一度で済みます。
　エアリアルに取り付ける軸が2本出ておりますが、ここは最後までマスキングして塗装作業を進めていきます。各ユニットへ接続されるボールジョイントも塗装作業の間はマスキングをしておくと良いと思います。
　エアリアル本体については、本体にブルーのコーションデカールを使用してみまして、フライトユニットにも少し貼りました。本体はスネ部分で切断して2mm延長して足を伸ばし、両腕を取り付ける上半身基部パーツを段差のところで切り、両肩を1.5mm前後胴体側に寄せられるように改修しています。

■塗装について
　フライトユニットの塗装はまず外装色を彩度の高いパープルから作ることにしまして、グレーを混ぜて調整しています。黄色部分はピンクサフ下地のオレンジイエローに。一番外側のスラスターが飛び出してくるギミックがありますが、今回はその部分のカラーは劇中色（周りのメカと同色）を採用して塗装してみました。また白いラインが入っている箇所にはハセガワフィニッシュシートのホワイトを切り出して貼り付けて再現しております。
カラーレシピ
フライトユニット外装パープル＝エヴァパープル＋ジャーマングレー少量
フライトユニットフレーム＝RLM75グレーバイオレット
オレンジ部＝エヴァオレンジイエロー
エアリアル本体白＝ラスキウス・アウラ白雪色
エアリアル本体青＝風蒼＋ミリオンブルー＋ホワイトで色味調整
エアリアル本体赤＝Finisher’sサーモンピンク
エアリアル本体黄色＝ピンクサフ下地→Finisher’sミディアムイエロー
フレーム＝RLM75グレーバイオレット
　しばらく間が開きますがSeason2放送も楽しみにしています。

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