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ダグラム Ver.GTを筆塗りで雰囲気バッチリに仕上げる! 全身にフックディテールを追加して太田垣ダグラムを再現!【Get truth 太陽の牙ダグラム】

2023.01.23

ダグラム Ver.GT【マックスファクトリー 1/72】 月刊ホビージャパン2023年2月号(12月23日発売)

 小学館とebookjapanのウェブコミックサイト・eBigcomic4にて連載中の、太田垣康男氏が描くフルカラーコミック『Get truth 太陽の牙ダグラム』。元となるTVアニメ『太陽の牙ダグラム』(1981)の世界観を太田垣氏が大胆に翻案、氏が得意とするリアルなSF描写や濃密なヒューマン・ドラマにより幅広い支持を集めている。マックスファクトリーが展開する『Get truth』版1/72ダグラムは、まずは2021年12月に単行本1巻特装版の付録としてカッターアーム付きの軽装備状態で発表されているが、ついにターボザックやリニアガンなどの新規パーツを追加したフル装備仕様が満を持して一般販売された。筆塗りのオーソリティ・清水圭による作例は、全身にフックディテールを追加したほか、筆によるランダムなタッチで重厚さをブーストしている。

『Get truth 太陽の牙ダグラム』はWebサイト「eBigcomic4」で連載中!!

 バンダイナムコフィルムワークスと小学館がタッグを組み『太陽の牙ダグラム』の放送40周年を記念してスタートした漫画。原作・監督の高橋良輔氏監修の元、漫画家の太田垣康男氏の手で新たなダグラムが描かれる!

『Get truth 太陽の牙ダグラム』

●掲載サイト/eBigcomic4(https://ebookjapan.yahoo.co.jp/ebigcomic4/
●月刊1話掲載・第4週金曜更新

▲キットは太田垣氏のデザインに合わせて全パーツを新規設計。成型色とパーツ分割で漫画のカラーリングを再現しているほか、キャノピーはクリアーパーツ使用&窓枠は別パーツ化するなどユーザーフレンドリーな構成。股関節や肩の多重関節化など、可動性能も非常に高い
▲単行本1巻特装版のキットは、右腕にカッターアームを応急装備した姿を再現しているが、今回はカッターアームをオミットする代わりにノーマルの右腕が新規付属。リニアガンやターボザック、リニアカノンなど待望の武装パーツも同梱されている
▲握り拳のディテールアップと、リニアカノンに添える左平手の再現を兼ねて、Style-Sの3Dプリンター製ハンドパーツにキットの甲パーツを移植した

▲頭部スモークディスチャージャーはプラ板やプラ棒、市販のディテールパーツの組み合わせで新造した。ターボザックも成型上ディテールが省略されているダクト等をプラ材に置き換え。排気管状の円筒形の部分はプラパイプを使っている。太モモなど機体各所のリベット、ボルトディテールも表面処理のついでに市販ディテールパーツに置換

▲単行本1巻特装版の付録キットと比較。右腕の更新や各武装の追加で、いわゆるヤクトダグラム=フル装備仕様のVer.GTとなった。すみずみまで手を入れた全身のフックディテールの立体感にも注目
▲太田垣氏のイラストでは全身にフックディテールが盛り込まれているのだが、キットは成型上の都合で凸モールドとして処理されている。そこで、エバーグリーンのコの字プラ材を約0.3mm幅でカットして多数のフックを製作。もともとのディテールを削ぎ落としてから接着し、すべて置き換えた
▲頭部アンテナを1mm径スプリングと0.8mm径ピアノ線に置き換えた
▲ジャーマングレーの下地塗装の上から青味を筆塗り。ランダムなタッチを加えてリアル感を出している
▲リニアガン側面の赤い部分は、透明な赤い下敷を切り出して置き換えた
▲『Get truth』版ダグラムのミサイルポッドは、ターボザックにマウントする方式にアレンジ。頭部右サイドにマルチランチャーとミサイルポッドを同時に装備しているのが新鮮

 太田垣先生の『Get truth 太陽の牙ダグラム』版のダグラム。単行本付録だった各部ユニットを失った状態に続き、今回はフル装備状態での発売です。ヒロイックでありながら工業製品的な無骨さを漂わせる太田垣メカの魅力はダグラムでも健在。今回はその雰囲気の再現を重視して製作しました。

■工作
 太田垣版のデザインでまず目を惹くのが、全身に装備されたフック。おそらくメンテナンス時の懸架用かと思いますが、警告色のイエローで塗装されたフックはデザインのアクセントとして非常にかっこいい。キットでは凸モールドとして表現されていますが、ここはコの字に抜けたフックにしたいところ。そこでエバーグリーンのCHANNEL「264」のエッジを落とし約0.3mm幅でカットしてフックを製作、モールドと置き換えました。
 ディテールとしてキットでいちばん気になるのはリニアガンのセンサー部ディテールがオミットされているところですが、今回は赤の下敷きをカットしたパーツでセンサーレンズを製作、装着させました。

■塗装
 太田垣デザインの工業製品的なイメージを意識して、まずアニメベースとなっている各部配色を若干シンプルに整理しました。基本的にはリニアカノン基部など無塗装(と思われる)部分に配色されたカラーをいくつか省いています。
 下地としてまずガイアノーツ「メカサフ ヘヴィ」を全体塗装。その後メインカラーである「ブルー」はまず彩度の低いグレー系を塗ってから、青味を上塗りで足すかたちで、渋い色合いを目指してみました。使用した塗料は水性ホビーカラーです。
ブルー基本色=ジャーマングレー/グラウ
ブルー上塗り=ミディアムブルー
 ほか、各部カラーは同様に基本色を塗装後、明度高めのカラーで上塗りしてタッチを入れています。
ホワイト基本色=グランプリホワイト
ホワイト上塗り=ホワイト
レッド基本色=サーモンピンク
レッド上塗り=オレンジ
グレー基本色=RLM02グレー
グレー上塗り=ガルグレー
 タミヤエナメル「ダークグレイ」で各部チッピングを追加後、タミヤスミ入れ塗料「ダークブラウン」でウォッシングして完成です。
 アニメ版とはまた違ったメカメカしさが1/72スケールに凝縮されたダグラム Ver.GT、完成した姿は最高です。すでに連載ではラウンドフェイサーはもとよりビッグフットまで登場していますが、ぜひ並べてみたいシリーズです。

マックスファクトリー 1/72スケール プラスチックキット “COMBAT ARMORS MAX”

ダグラム Ver.GT

製作・文/清水圭

COMBAT ARMORS MAX27 1/72 ダグラム Ver.GT
●発売元/マックスファクトリー、販売元/グッドスマイルカンパニー●発売中、3278円●1/72、約13.5cm●プラキット

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Ⓒ太田垣康男/小学館 ⒸSUNRISE

清水圭

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