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【機動戦士ムーンガンダム】ザクIVをフルスクラッチ! エポパテを使った本気モデリングに注目!!

2023.01.19

AMX-116 ザクIV【スクラッチビルド 1/144】 月刊ホビージャパン2023年2月号(12月23日発売)

ジオン公国軍伝統カラー

「月刊ガンダムエース」(KADOKAWA刊)にて連載中の『機動戦士ムーンガンダム』に登場する「AMX-116 ザクIV」を、イリア・パゾム搭乗機に続いて一般機で製作。イリア機と共通部分はレジンで複製したパーツを使用し、一般機特有となる形状や劇中で装備する武装をスクラッチで新造している。これまでの「ザク」の系譜に連なる機体であり、伝統的なジオン公国軍カラーであるグリーンに身を包む姿は、最新でありつつも懐かしさを感じさせるものとなっている。

▲基本形状はイリア機と共通で右肩にシールド、左肩にスパイク・アーマーというスタイル。一般機なので頭部にブレードアンテナがなく全体的にグリーンを基調としたカラーリングでまとめられている
▲ブレードアンテナ差し込み部をエポパテで埋め、モノアイはプラパイプと2mm径クリアーランナーで製作。イリア機よりシンプルな構造に変更した。動力パイプはHGBFザクアメイジングと同一形状のHGジョニー・ライデン専用ザクから流用。首関節はポリパーツに市販のバーニアパーツを被せて製作している
▲イリア機では一体成型にしていたサイドバーニアを市販品を使用して別パーツ化した
▲後部スカートはプラ板を箱組みしたものに、市販のノズルパーツを組み合わせて製作。中央のフィン形状はプラ板を使用している
▲後部スカートは「プリンセス」ユニットを装備していないスタンダードな形状
▲製作途中状態。イリア機製作時に複製を取っていたので、ほぼ全身が複製パーツで構成されている。背中のプロペラント・タンクは軽量化のためにイリア機同様にプラパイプとエポパテの組み合わせで製作した
▲機体全高を大幅に上回る長距離ビーム・ライフルはシールドにマウント可能
▲モノポッドは基部にプラ棒を仕込むことで可動化。イリア機同様にビーム・マシンガン、ビーム・ナックルダスターを製作
▲プラ板の箱組みで機関部を製作し、細部形状はエポパテや市販パーツを使用。バレルはプラパイプで、モノポッドはプラ板とプラ材で製作。動力パイプはHGザクIIC型/C-5型の脚部のものから流用している
▲イリヤ機(左)とのツーショット。「プリンセス」ユニットの有無によるボリュームの違いが印象的。また、全体的なカラーの違い以外にも、イリア機は左腕やコックピットハッチが赤く、右肩のラインの入り方も異なっていることが分かる

■進化したザクタイプの重汎用MS
 ザクIV(イリア・パゾム機)に続いて一般機を製作しました。基本的にはイリア機で製作したザクIV本体を原型として複製したレジンパーツを元に製作しています。一般機用装備として異なる部位はプラ板とエポパテで新規に製作しています。

■塗装
 主にMr.カラー、ガイアカラー、ガンダムカラーを使用。ほぼ設定画に準じています。
緑=ビリジアングリーン+MSグリーン+マホガニー+ウイノーブラック+色ノ源シアン、色ノ源マゼンタ
濃緑=ビリジアングリーン+ウイノーブラック
黒=ネイビーブルー+ウイノーブラック+色ノ源シアン
白=ウォームホワイト
赤=モンザレッド
 肩のマーキングはマスキングで再現。仕上げにフラットクリアーでツヤを整えて完成です。次回はオールインワン構想で生まれた異形の三つ首巨大モビルアーマーの予定です。簡単にはいかないと思いますが頑張ります。お楽しみに!!

1/144スケール スクラッチビルド

AMX-116 ザクIV

製作・文/仲井望

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ⓒ創通・サンライズ

仲井望(ナカイノゾム)

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