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これだけ読めばわかる!『機動戦士ガンダムSEED』20年の軌跡

2022.12.23

新たな時代を切り開いた『ガンダム』シリーズの革新作『機動戦士ガンダムSEED』シリーズとは? 月刊ホビージャパン2023年2月号(12月23日発売)

これだけ読めばわかる!『機動戦士ガンダムSEED』20年の軌跡

『機動戦士ガンダムSEED』、そして続編となる『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』は、『ガンダム』シリーズの新境地を切り開き、多様な展開を実現した。20周年という記念すべきメモリアルを迎え、さらなる飛躍を遂げる『SEED』シリーズの歴史を振り返ってみたい。(解説・構成/河合宏之)


機動戦士ガンダムSEED

 □テレビシリーズ

2002年10月5日~2003年9月27日放送 全50話

 □解説

21世紀となって初めて制作された『ガンダム』シリーズであり、「次世代のスタンダード」を目指してスタート。企画時、『ガンダム』シリーズも誕生から20年以上経過したことを受け、対象年齢は明確に若年層へとシフト。ロボットアクションとしての面白さ、スタイリッシュさを重視した描写に加え、魅力的なキャラクターたちが織り成すドラマは幅広いファン層を魅了する。一方、コーディネイターとナチュラルの対立軸や、バッテリー駆動のモビルスーツなど、2000年代ならではの設定を取り込んだ世界観も作品に厚みを与え、従来の『ガンダム』ファンも納得できる仕上がりに。DVDなどのパッケージソフトも爆発的にヒットし、今日に続く『ガンダム』シリーズの人気を加速させることとなった。

 □STORY

C.E.(コズミック・イラ)70。経済圏の確立を求めるコーディネーター(プラント・ザフト)とナチュラル(地球)の緊張状態は頂点へと達し、「血のバレンタイン」の悲劇によって、本格的武力衝突へと発展。戦局は疲弊したまま、すでに11ヵ月が経過した。そのさなか、中立の工業コロニー〈ヘリオポリス〉に住むコーディネイターの少年、キラ・ヤマトは、ザフトによる連合軍の新型モビルスーツ奪取計画に巻き込まれる。その奪取作戦には、キラのかつての親友、アスラン・ザラの姿があった。キラは友人を守るためにストライクに乗り込むが、アスランと敵対することに。予期せず運命的な再会を果たしたふたりは、逃れられぬ戦争に翻弄されることになる……。

 □CHARACTER

キラ・ヤマト

中立の資源衛星「ヘリオポリス」に暮らしている学生。ガンダム奪取作戦に巻き込まれ、なりゆきでストライクのパイロットとなり、友達を守るために戦場へ赴く。

アスラン・ザラ

キラのかつての親友でザフトのパイロット。奪取した5機のGAT-Xシリーズのなかで、イージスのパイロットに。やむなくキラと激闘を繰り広げることになる。

ラクス・クライン

絶大な人気を誇るプラントの歌姫。プラント最高評議会の議長であるシーゲル・クラインの娘で、アスランは婚約者。アスランから贈られたハロを大切にしている。

 □MECHANIC

GAT-X102
デュエルガンダム

GAT-X103
バスターガンダム

GAT-X105
ストライクガンダム

GAT-X207
ブリッツガンダム

GAT-X303
イージスガンダム

▲GAT-Xシリーズ(初期)

地球連合の大西洋連邦が、オーブ連合首長国のモルゲンレーテ社と共同開発した同勢力初のモビルスーツシリーズ。全機フェイズシフト装甲とビーム兵器の標準装備など、ザフト側のモビルスーツを凌駕する性能を発揮。X105以外の機体はザフトに鹵獲され、同勢力によって解析・研究が進められることになる。

ZGMF-X09A
ジャスティスガンダム

ZGMF-X10A
フリーダムガンダム

▲ファーストステージシリーズ

ザフトによる最新鋭試作モビルスーツシリーズ。ニュートロンジャマーキャンセラーによる核動力の搭載が実現し、機体自体の高出力化や兵器出力の増大化、奪取したG兵器からもたらされたフェイズシフト装甲の半永久的な使用が可能となった。

 □映像展開

スペシャルエディション3部作

機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 虚空の戦場

2004年3月放送・2004年8月ソフト発売

機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディションII 遥かなる暁

2004年7月放送・2004年9月ソフト発売

機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 完結編 鳴動の宇宙

2004年10月ソフト発売

テレビシリーズ全50話を再構成した特別総集編3部作。パッケージソフトの大ヒットを受けて制作されたもの。2004年にテレビ放送(「虚空の戦場」「遥かなる暁」のみ)が行われ、続編である『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』への導入的な役割を果たした。全編新アフレコ、ビスタサイズへの変更などが行われているほか、新作カットも大幅に追加されている。本編総集編を3部作に分けて制作する形式は、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』や『機動戦士ガンダム00』にも継承された。

 □HDリマスター

機動戦士ガンダムSEED HDリマスター

2012年1月~11月放送

機動戦士ガンダムSEED HDリマスター Complete Blu-ray BOX

2022年3月29日発売

放送10周年を迎えてスタートしたリマスタリングプロジェクト。大幅な新作カットの追加や加筆、エフェクトや背景処理の変更などが行われるなど、多岐にわたるアップデートが行われた。また総集編は省略されており、全48話構成となっている。PHASE-36~37には、エール、ソード、ランチャーという3つのストライカーパックを集結させた「マルチプルアサルトストライカーパック」を装備したパーフェクトストライクガンダムが登場している。


機動戦士ガンダムSEED DESTINY

 □テレビシリーズ

2004年10月9日~2005年10月1日放送 全50話

 □解説

『機動戦士ガンダムSEED』の大ヒットを受け、1年後に放送がスタートした続編。前作から2年後を舞台に、新たな主人公としてシン・アスカを迎え、ザフト側から見たその後の世界が描かれる。ガンダムVSガンダムという図式は前作から継承するほか、新たにザク(ウォーリア/ファントム)やグフ(イグナイテッド)など『機動戦士ガンダム』オマージュのモビルスーツ群が登場することも話題を呼んだ。途中からはキラも登場し、アスラン、シンという3人のメインキャラクターが、それぞれの立場で運命と向き合っていく。前作同様の大ヒット作品となり、『ガンダム』シリーズのなかでも『SEED』シリーズという独立した作品群を確立した。

 □STORY

「血のバレンタイン」が引き起こした悲劇により、ザフトと地球連合軍は本格的な武力衝突へと発展。その戦いは熾烈を極め、多大な犠牲を払いながら第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦は終結し、両勢力の間で停戦条約が締結された。だが、いまだナチュラルとコーディネイターの争いの火種がくすぶり続けていた。両勢力の紛争のさなか、オーブに住む少年、シン・アスカは、地球連合軍のオーブ侵攻に巻き込まれ、眼前で両親と妹マユを失ってしまう。呆然と妹の携帯電話を握りしめるシンの頭上を、この悲劇を引き起こしたガンダムが飛び去っていく。失意のうちにオーブを去ったシンはプラントへと渡り、やがて彼はザフトの戦士となって戦場へと赴く。

 □CHARACTER

シン・アスカ

オーブ出身の少年。地球連合のオーブ侵攻後、プラントに渡りザフトのエリートパイロット(赤服)となる。最新鋭機であるインパルスの正式パイロット。

ルナマリア・ホーク

ザクウォーリアを駆るエリートパイロット。ミネルバに乗艦するパイロットの中では紅一点で、明るく勝気な性格の持ち主。

レイ・ザ・バレル

シン、ルナマリアの同期でブレイズザクファントムのパイロット。普段から口数は少なくクールで理知的な性格の持ち主。出生などの詳しいことは不明。

 □MECHANIC

ZGMF-X56S
インパルスガンダム

▲セカンドステージシリーズ

ユニウス条約下において開発された新シリーズ。禁止となったニュートロンジャマーキャンセラーに代わり、新技術であるデュートリオンビーム送電システムを搭載する。また、装甲はフェイズシフト装甲の改良型として、ヴァリアブルフェイズシフト装甲を採用する。ZGMF-X31S アビスガンダム、ZGMF-X23S セイバーガンダム、ZGMF-X24S カオスガンダム、ZGMF-X56S インパルスガンダム、ZGMF-X88S ガイアガンダムの5機が該当する。

ZGMF-X42S
デスティニーガンダム

ZGMF-X666S
レジェンドガンダム

▲サードステージシリーズ

核動力とデュートリオンビーム送電システムをハイブリッドさせた「ハイパーデュートリオン」を採用した新シリーズ。表向きはセカンドステージシリーズとして開発されていたが、実質的に次世代のハイエンドモビルスーツ開発を目指したシリーズであった。

ZGMF-X19A
インフィニットジャスティスガンダム

ZGMF-X20A
ストライクフリーダムガンダム

▲「ファクトリー」製

形式的にはファーストステージシリーズに該当するが、クライン派が各種データや未完成機を奪取し、セカンドステージシリーズに投入された技術や、ハイパーデュートリオン、ヴォワチュール・リュミエール、ドラグーン・システムなどが盛り込まれ、サードステージシリーズに匹敵するスペックを得た。

 □映像展開

スペシャルエディション4部作

スペシャルエディション 砕かれた世界〈PHASE-01 – PHASE-13〉

前半2006年5月1日放送、後半2006年5月2日放送・2006年5月ソフト発売

スペシャルエディションII それぞれの剣〈PHASE-14 – PHASE-28〉

2006年7月30日放送・2006年8月ソフト発売

スペシャルエディションIII 運命の業火〈PHASE-29 – PHASE-42〉

2006年10月8日放送・2006年11月ソフト発売

スペシャルエディション完結編 自由の代償〈PHASE-43 – FINAL PLUS〉

2007年1月7日放送・2007年2月ソフト発売

『機動戦士ガンダムSEED』のスペシャルエディションと同様、全話をまとめた4部作として制作された総集編。全編にわたって新アフレコが行われ、新作カットが追加されている。また、キャラクターデザインを担当した平井久司が作画監督を務めている。

機動戦士ガンダムSEED/SEED DESTINY スペシャルエディション DVD-BOX

2011年2月発売

 □HDリマスター

機動戦士ガンダムSEED DESTINY HDリマスター

『機動戦士ガンダムSEED HDリマスター』の最終話配信終了直後に、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のリマスター化も発表された。『SEED HDリマスター』と同様、新作カットの追加や撮影処理の変更をはじめ、全編にわたって手が加えられている。特に最終話2話は、完全版である「FINAL-PLUS」やスペシャルエディション完結編の素材と組み合わせることで、新たな最終話として再構成されている。メカニック的な新要素としては、ストライクルージュの新たなストライカーパック「オオトリ」が登場する。


機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER

 □OVAシリーズ

2006年7月14日~2006年10月20日配信 全3話

 □解説

“X” plosion GUNDAM SEEDの企画として制作されたOVAシリーズ。もともとはSEED MSVのプロモーション映像に近い形態を予定していたが、最終的に配信のOVAとして制作されることとなった。『SEED』シリーズのなかでもSF・ミリタリー色の強い要素を抽出した作品であり、脚本は特殊設定の森田繁氏(スタジオぬえ)が担当している。これは『SEED』本編の放送から4年が経過したこともあり、やや年齢層を高めた方向性を目指したためとされている。SEED MSV的な外伝作品の映像化が実現したことによって、世界観のイメージを広げる一方、商品展開的にも広がりを見せることとなった。

 □STORY

C.E.73、ブレイク・ザ・ワールドによって大気圏を突破したユニウスセブンの破片は、地球に降り注ぎ、甚大な被害を引き起こす。大規模災害に乗じたテロが地球の各都市で発生するなか、DSSDのセレーネ・マクグリフが開発した惑星間探査用モビルスーツ、スターゲイザーは宇宙へと飛び立った。一方、ロード・ジブリールの逃亡で窮地に追いやられたファントムペインは、現状を打開すべく、スターゲイザーの奪取に乗り出す。ストライクノワールのパイロット、スウェン・カル・バヤンはDSSDを追い詰めていくが……。

 □CHARACTER

セレーネ・マクグリフ

DSSDの技術開発センター「スターゲイザー計画」開発技術陣のひとり。強い意志を持つ女性で、ゆるぎない決断力と行動力を兼ね備える。

スウェン・カル・バヤン

ファントムペインに所属するストライクノワールのパイロット。幼い頃に両親を失って孤児となり、コーディネイター殲滅戦の戦闘要員として育てられた。コーディネイターに強い憎悪を抱く冷酷非情な戦闘マシンとなっている。

 □MECHANIC

GSX-401FW
スターゲイザー

DSSD(深宇宙探査開発機構)が独自に開発したモビルスーツ。ヴォワチュール・リュミエールと呼ばれる惑星間推進システムの搭載と、高度な自律性AIを搭載し、高水準での無人運用を可能としている。

GAT-X105E
ストライクノワールガンダム

ストライクをベースに、近接戦闘に特化したノワールストライカーを搭載。機体自体もアクタイオン社による機体・OSなどのブラッシュアップが図られている。

公式外伝

アニメ以外でも広がる『SEED』の世界

アニメーション展開にとどまらず、ガンプラ、漫画、雑誌連載と多角的なメディアミックス展開が行われた『機動戦士ガンダムSEED』。メディアミックスが『公式外伝』と銘打たれ、アニメ本編とのダイレクトな連動が行われたのも、『SEED』が初の試みであった。たとえば『SEED』オープニングに、外伝機体のアストレイが登場したこともその一環である。特にアストレイ系の機体群は、本編のガンダムに匹敵するほどの人気機体となっており、長きにわたって漫画展開やガンプラのシリーズ展開が行われている。

 □SEED MSV/SEED DESTINY MSV

『機動戦士ガンダム』のMSV展開に倣ってスタートした、アニメ本編には登場しない機体やパイロットなどをクローズアップする企画。大河原邦男氏による機体画稿、森田繁氏の機体解説、模型作例を組み合わせた連載としてスタート。その後、『戦記』ではフォトストーリーとして連載された。

SEED MSV

月刊ホビージャパン2003年1月号~2004年5月号連載

SEED MSV戦記

月刊ホビージャパン2004年6月号~12月号連載

SEED DESTINY MSV戦記

月刊ホビージャパン2006年1月号~2月号連載

 □ASTRAYシリーズ

漫画や小説を中心として展開された公式外伝である『ASTRAY』シリーズ。初期シリーズは異なる媒体で独立したストーリーが展開し、アニメの世界観をさらに拡大している。アニメ放送終了後も漫画の新シリーズが連載されており、『SEED』からは独立した世界観を築いている。

機動戦士ガンダムSEED ASTRAY

ガンダムエースNo.007~No.016連載

機動戦士ガンダムSEED ASTRAY R

少年エース2002年12月号~2004年7月号連載

機動戦士ガンダムSEED ASTRAY B

電撃ホビーマガジン2002年12月号~2004年6月号連載

・そのほかの『ASTRAY』シリーズ

機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY
機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY
機動戦士ガンダムSEED C.E.73 Δ ASTRAY
機動戦士ガンダムSEED FRAME ASTRAYS
機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY
機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY R
機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY B
機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 天空の皇女



ガンプラ

『ガンプラ』メインアイテムとしての地位を築く

『SEED』シリーズのガンプラ展開は当初からメディアミックスを強く意識しており、テレビ放送に先駆けて、1/144コレクションシリーズのガンダムアストレイレッドフレームがリリースされた。作品自体が低年齢層の開拓を重視したこともあり、廉価版の1/144コレクションシリーズはコンビニ販売が行われるなど、精力的な展開が行われた。そのほかHG、1/100、1/60シリーズと豊富なラインナップで展開される中、2003年秋にはMGエールストライクガンダム、2004年11月にはPGストライクガンダムが登場するなど、ガンプラにおいても次世代の中心的役割を担っていく。
また作品の企画時からMSV展開を想定していたことも特徴で、HGジンハイマニューバ、HGシグーディープアームズといったアイテムが2004年から送り出されている。
その後、10周年のHDリマスター化を期に、再び『SEED』シリーズのキット化が加速。これまで立体化されていなかったHGラゴゥ、新機体であるHGパーフェクトストライクガンダムが登場するだけではなく、RGでははじめてストライクガンダムが登場。また初期GAT-XシリーズのMG化展開が実現し、最新のMG開発用画稿が描き下ろされ、共用フレームなどを意識したプロポーションで再現された。
『SEED』系機体のMG化の流れはその後レギュラー化され、2016年4月にはMGフリーダムガンダムVer.2.0、2017年3月にはMGプロヴィデンスガンダム、2017年6月にはジャスティスガンダムも登場。さらにMGガナーザクウォーリア(2019年9月)、MGモビルジン(2021年4月)など非ガンダム系機体のキット化もファンを歓喜させた。
2021年には、これまで1/100スケールでの発売がなかった後期GAT-Xシリーズのカラミティガンダム(2021年6月)、レイダーガンダム(2022年5月)がFULL MECHANICSで待望の立体化。
また、あまり立体化に恵まれたなかったHGウィンダム(2020年5月)、HGダガーL(2021年4月)の発売も、意外なトピックとなった。
ガンプラ新シリーズの展開にラインナップされることもレギュラー化されており、HGCEやENTRY GRADEでも、必ず『SEED』系機体がラインナップされている。
そして最新シリーズであるMGEXにおいて、2022年11月にストライクフリーダムガンダムがリリースされた。特にHDリマスター以降は『SEED』系機体のキット化がレギュラー化しており、現在ではガンプラにおけるメインアイテムとして、不動の地位を確立したと言えるだろう。

2013 
MGエールストライクガンダムVer.RM

HDリマスターの発売に合わせてリリースされた。GAT-Xシリーズのフレーム設定を再現しつつ、高精細、高密度を実現。

2016 
MGフリーダムガンダムVer.2.0

屈指の人気機体であるフリーダムガンダムも、新規MGとして登場したGAT-Xシリーズの流れでリニューアルされた。

2019 
MGガナーザクウォーリア(ルナマリア・ホーク専用機)

1/100シリーズでの評価も高かったザクウォーリアが、2019年に待望のMG化。

2020
HGCEウィンダム

関節にFINE BUILDが採用された最新フォーマットで登場。各所で品薄状態が続くなど、待望の立体化となった。

2021
FULL MECHANICS カラミティガンダム

1/100スケールでは初の立体化となる後期GAT-Xシリーズ。リニューアルされたMG GAT-Xシリーズと並べても遜色のないクオリティ。

2021
ENTRY GRADE ストライクガンダム

誰にでも簡単に作れる入門用ガンプラとして登場したEG。RX-78-2ガンダムと並ぶガンプラ代表として、ストライクガンダムがラインナップ。

2022 
MGEXストライクフリーダムガンダム

モビルスーツの究極表現に挑むMGのハイブランド。ガンプラ史上最高峰の金属表現を目指し、黄金の内部フレームの極限表現を目指した。

GUNDAM SEED PROJECT ignited

そして未来へと続く『SEED』シリーズの展開

2022年にテレビシリーズ放送開始から20周年を迎えた『機動戦士ガンダムSEED』シリーズの新プロジェクト、「GUNDAM SEED PROJECT ignited(ガンダムシード プロジェクト イグナイテッド)」が始動。劇場版の制作を中心として、世界中でさまざまな『機動戦士ガンダムSEED』シリーズの展開が予定されている。

 □実物大フリーダムガンダム立像

中国・上海市にオープンした「三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋店」に設置された海外初の実物大ガンダム立像。壁面には大型LEDビジョンが設定され、そこに映し出される新作アニメーションは福田己津央監督の演出によるもの。立像とアニメが連動したドラマティックな演出を楽しむことができる。

 □機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE

『機動戦士ガンダムSEED』シリーズのMSVの新たなる展開として、「機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE(エクリプス)」が月刊ガンダムエース(KADOKAWA刊)にて連載中。空白の2年と呼ばれるC.E.72を舞台に、“ODR(オーダー)”と呼ばれる部隊で戦う若者たちを描く。

MVF-X08 エクリプスガンダム

オーブにて極秘に開発されたカスタム機。飛行形態からMS形態への変形構造に加え、ミラージュコロイドも搭載。主に隠密作戦を得意とする「ODR」の運用に特化した機能性を備えている。

□完全新作劇場版 鋭意制作中!!

Ⓒ創通・サンライズ

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河合宏之

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