30MMシリーズで市街戦ディオラマを製作! 戦場の一角で起きた決定的瞬間を目撃せよ!!
2022.11.22何故だ!?【BANDAI SPIRITS 1/144】 月刊ホビージャパン2022年12月号(10月25日発売)
30MMを市街地ディオラマで楽しむ! 自分だけのストーリーを作りだそう!!
今回の30MMコーナーでは月刊ホビージャパン初となるディオラマ作例をお届け! これまでも多くのディオラマ作例を手掛けてきた角田勝成が担当し、市街地戦のオリジナルシチュエーションで製作。アルト、ポルタノヴァ、スピナティアと各陣営を代表するエグザマクスに加え、今回新たに発売された「30MM 1/144 エグザビークル(装甲突撃メカVer.)」も2体投入した豪勢な構成に仕上げている。今回の市街地戦のシンボルとも言える高層ビルは角田の友人モデラー・木村浩一氏の協力のもとスクラッチする形で完成。“戦場の一角で起きたアクシデント”をテーマにした一作、さっそくご覧いただこう。
2019年から展開が始まった30MMシリーズ。最大の魅力はなんと言っても、自分だけのオリジナルロボットを作ることができることです! ガンプラとはまた違ったユニークな商品展開で、機種、カスタマイズアイテムともに豊富ですので気軽に楽しめそうです。そこで今回は、この30MMシリーズを使用したディオラマを作ってみました!
■構成
使用したのは、シリーズ第1弾の地球連合軍のアルト、バイロン軍のポルタノヴァ、第3勢力のスピナティア(フェンサー仕様)、そして今回の新アイテムであるバイロン軍のエグザビークル(装甲突撃メカVer.)。エグザビークル(装甲突撃メカVer.)はほぼストレート組みですが、足の裏はエポパテで穴を塞いであります。カラーリングも単色では寂しいので、ツートーンカラーで仕上げました。ディオラマに使用した高層ビルは、友人のモデラー木村浩一さんがプラ材からスクラッチしてくれました。木村さん! ご協力いただきホントにありがとうございます!
■最後に
私がディオラマを製作する時に、いつも大切にしているのは、登場人物の表情とレイアウト。今回の作品で30MMの世界感が少しでも読者の皆さんに伝わればとても嬉しいです♪
BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット“30 MINUTES MISSIONS”アルト+ポルタノヴァ+スピナティア(フェンサー仕様)+エグザビークル(装甲突撃メカVer.)使用
何故だ!?
ディオラマ製作・文/角田勝成
30MM 1/144 エグザビークル(装甲突撃メカVer.)
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部●1078円、発売中●1/144、約9cm●プラキット
©BANDAI SPIRITS 2019
角田勝成(カクタカツナリ)
キャラクターメカ、怪獣などのジャンルで、誰にでも分かりやすい構成シーンで切り取っていくディオラマを披露するベテランビルダー。