“獣の王”エルオーズィーエルオーズィー登場!搭乗の改造ガバナーと合わせて製作【ヘキサギア エルオーズィー(ロードオブゾアテックス)&ガバナー アーマータイプ:ポーンX1】
2022.10.15エルオーズィー【ロードオブゾアテックス】&ガバナー アーマータイプ:ポーンX1 【コトブキヤ 1/24】 月刊ホビージャパン2022年11月号(9月24日発売)
第三世代最新ヘキサギアの獣の王(ロードオブゾアテックス)
2022年で5周年を迎えるコトブキヤの1/24スケールのキットブロックシリーズ『ヘキサギア』から、これまでとは一線を画する第三世代ヘキサギア「エルオーズィー(ロードオブゾアテックス)」が発売となった。ロード・インパルスのような4脚獣のシルエットであるが、それらの直線的なディテールとは違い、人工筋肉をイメージした有機的な形状が特徴の最新ヘキサギアである。
作例では筋肉のディテールを見せるためキットをストレートに製作。さらに立体感を強調したグラデーション塗装を行いキットの形状を十二分に魅せたものとなった。またヘキサギアらしい遊び要素として搭乗するガバナーはガッツリと改造も行っている。
FRONT
REAR
■はじめに
今回はヘキサギア「L.O.Z.」を設定通りのカラーリングで製作し、搭乗させるガバナー「ポーンX1」はガバナーウェポンズとの組み合わせ&ちょこっと改造をしております。
■工作
「L.O.Z.」に関してはストレートに組んでいますが、一部肉抜きをエポパテで埋めています。「ポーンX1」は重装備スタイルを目指して、ガバナーウェポンズのタクティカルハンガーにプラズマキャノンを装備しました。頭部はパンプアップ・エクスパンダーの頭部パーツから切り出したパーツを逆さに接着してバイザーっぽく改造。手持ち武器としてレーザーライフル、ハンドガン、大型プラズマソードを製作しました。
■塗装・仕上げ
「L.O.Z.」「ポーンX1」ともに黒サフからの立ち上げでグラデーション塗装を施します。
白色=ニュートラルグレーI(クリアブラウンでアクセント)
グレー=ニュートラルグレーIV(クリアバイオレットでアクセント)
LOZメカフレームとポーンX1ボディ=フレームメタリック2(クリアブラックでシャドー)
ガンメタ装甲=スターブライト アイアン(クリアブラックでオーバーコート)
コード、パイプ類=カッパー
デカールはハイキューパーツのコーションデカールをアクセント程度に使用。クリアーパーツの内側にはハセガワのミラーフィニッシュシートを貼り込んでいます。仕上げにタミヤのウェザリングマスターAとFで汚しを入れて、スーパースムースクリアー(つや消し)でコートしました。
■まとめ
ヘキサギアはブロック感覚で気軽に組み替え遊びが楽しめるのが特徴です。色分けが成型色でほぼ再現されているので無塗装か一部塗装でも充分満足度が高いキットですが、今回の作例ではあえて、合わせ目消しや表面処理をした上で全塗装で仕上げてみました。正直、パーツ数が結構多くて普段の模型製作より手間が掛かりましたが、そのぶん完成した時には普段以上の達成感を得られます。自分だけのヘキサギアをじっくり仕上げてみたいという方は、ぜひ全塗装にも挑戦されてみてはいかがでしょうか。
動画はこちら
コトブキヤ 1/24スケール プラスチックキット“ヘキサギア”
エルオーズィー【ロードオブゾアテックス】&ガバナー アーマータイプ:ポーンX1
製作・文/Blondy51
エルオーズィー【ロードオブゾアテックス】
●発売元/コトブキヤ●8910円、発売中●1/24、約41.5cm●プラキット
ガバナー アーマータイプ:ポーンX1
●発売元/コトブキヤ●2750円、発売中●1/24、約8cm●プラキット
Ⓒ KOTOBUKIYA
Blondy51(ブロンディゴーイチ)
メカから女の子プラモデルまでキャラクターキットを幅広く手掛ける実力派モデラー。巧みな仕上げ&塗装に要注目だ!