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『宇宙の翼』A型のアーマードバルキリーをモデラーがやりたい工作をすべて詰め込んで製作!【超時空要塞マクロス】

2022.10.12

VF-1A アーマード バルキリー“ブルズアイ作戦 Part1”【ハセガワ 1/72】 月刊ホビージャパン2022年11月号(9月24日発売)

SDF-1 マクロスの知られざる戦い
決死作戦に投入された“A型のアーマードバルキリー”

 2021年末に発売されたハセガワ1/72アーマードバルキリー。その派生商品として、書籍「ヴァリアブルファイター・マスターファイル VF-1バルキリー 宇宙の翼」(SBクリエイティブ刊)に登場した“A型のアーマードバルキリー”が発売された。アーマードといえば基本的にはJ型のイメージが強いが、「宇宙の翼」ではJ型バトロイドとともにA型も重装甲を纏い、SDF-1マクロスが決行した「オペーレション・ブルズアイ」を戦う姿が描かれている。作例は「宇宙の翼」のイラストに準じたディテールを追加するとともに、差し替え式の各部ミサイルハッチを可動式に加工。さらに、書籍内で描かれた「ガンポッドの3挺装備」も盛り込んだ力作となっている。

A型アーマードバルキリーの鮮烈な活躍を描く『宇宙の翼』

 細密なイラストとCG、リアルな考証に基づく解説で『マクロス』の世界観を深掘りしていく書籍『ヴァリアブルファイター・マスターファイル』シリーズ。そのなかの一冊『宇宙の翼』では、TVアニメ『超時空要塞マクロス』の幕間の出来事が紹介されている。
 バーミリオン小隊と早瀬未沙中尉がMIA=戦闘中行方不明となっていた時期、SDF-1 マクロスはブリタイ艦隊の包囲網を突破する「オペレーション・ブルズアイ」を実行。牛の眼を射抜くという言葉の意味が示すように、特別編成のアーマードバルキリー隊が敵防空網に一点集中で吶喊、血路を開くというもので、選抜された4名のパイロットたちは生還確率が絶望的な、半ば特攻に近いミッションに己が身を投じる…というもの。その結末はぜひ書籍を読んでいただくとして、ロマン溢れる本書のサイドストーリーは、必ずやキット製作の心強い味方となってくれるだろう。

※現在は店頭在庫のみ

ヴァリアブルファイター・マスターファイル VF-1バルキリー 宇宙の翼

●発行元/SBクリエイティブ●2860円、発売中

▲キットはライナス・フィランダー准尉機〈SVF-22〉の機体形状を再現するため、右胸に丸型スリットのない胸部装甲が新規に付属。さらに『宇宙の翼』で紹介された他のアーマード装備機…カール・レーガー准尉機〈SVF-37〉や、ハワイ基地第2教育訓練航空団〈SVF-59〉所属機らの胸部マーキングデカールも用意されているぞ
▲工作途中の状態。書籍のイラストを参考に胸部装甲上面の板状アンテナや前腕のモールドなどを追加したほか、ハンド、靴部を大型化し、アニメ設定画に近いメリハリのあるバランスを目指している
▲靴がアーマーに隠れ気味なので、足首関節で約5mm延長しつつ、プラ板による幅増しを行い大型化
▲キットは形状再現を優先し外装脱着はオミットされているが、作例は胸部装甲と本体側にネオジム磁石を埋め込むことで、胸部装甲を外せるように加工した
▲「オペレーション・ブルズアイ」時、ライナス准尉機は両前腕マウント部にガンポッドを追加搭載していた。作例は他のバトロイドキットからガンポッド2挺を流用、ネオジム磁石で脱着できるようにしている

▲ハンドは他製品の可動指タイプの拳を流用し、ふたまわり以上大型化。ヒジ関節は「関節技ディスクジョイント」を組み込んで多重関節化。ヒジの曲がる方向を増やした

▲首関節の付け根にプラ棒と市販ポリキャップを仕込み、頭部を前に倒せるようにしてバトロイド状態時のパイロットシート乗降を再現。シートとパイロットフィギュアは1/72 VF-1ファイターから流用

▲キットのミサイルハッチ開放はすべて差し替え式のため、作例では各部にプラ棒+ポリキャップ、もしくはプラ板+真鍮線で自作したヒンジを仕込むことで差し替え無しで開閉できるように改修した。「すべてのハッチを加工するのはさすがに大変でしたが、いい思い出です」(byにっけ)
▲胸部ハッチの可動工作。装甲パーツ(AC20)側は2ヵ所開口し、ポリキャップを内蔵。ハッチパーツ(AH1、AJ1)は裏側のダボを切りとり、5mmプラ棒+真鍮線で可動ヒンジを自作した
▲脚部増加装甲のミサイルハッチもプラ板に0.3mm真鍮線を通してヒンジパーツを自作し、キットのカバーパーツと接着することで開閉可能に

■祝、A型アーマードバルキリー発売!
 A型のアーマード仕様、聞き慣れない方も多いと思いますが、書籍「宇宙の翼」の読者からすると「待ってました!」というアイテムです。今回の製作方針ですが、「宇宙の翼」の挿絵にあるガンポッド3挺装備仕様の再現のほかにヒジ関節の可動域拡大、各部ミサイルハッチの差し替え無し開閉加工、胸部アーマー脱着、バトロイド時の乗降/脱出機構の再現と、やりたいことを詰め込んでみました。

■製作
 胸部は増加装甲パーツ裏側のダボを切りとり、ネオジム磁石により脱着できるようにしてみました。腕部は、設定画などに見られるヒジのしなやかな曲げ方を再現するためヒジ関節に関節技ディスクジョイントで関節を追加。その際、ジョイントの接続軸をプラ棒で延長し、またヒジ関節カバーパーツ(F24)の内部に追加関節がすっぽり入る穴を開けておき、ヒジを曲げないときは追加関節を縮めてカバー内側に隠せるようにしたことで可動と見映えを両立させました。
 また、全身のミサイルハッチを差し替え無しで開閉できるようにしました。胸部と肩部ハッチはポリキャップ接続でプラ棒製の可動ヒンジを仕込みました。脚部ミサイルハッチはプラ板をコの字に切り欠き、0.3mm真鍮線を通してヒンジパーツを作り、キットのカバーパーツと接着。現物合わせで様子を見ながら、プラ板のスペーサーをかまして位置合わせを行いました。

■塗装
 塗装です。増加装甲の緑を指定色よりも若干明るくしてみました。
白=Ex-フラットホワイト
ライトグレー=ウォームライトグレー
ダークグレー=ジャーマングレー+Ex-ホワイト
緑=モスグリーン+ホワイト少々
ノズル、機銃類=ブラックの上からMr.メタルカラー アイアン
赤=ブライトレッド
 マルイチモールドは、エナメルカラーのブラックを吹き付け後、はみ出した部分をエナメル溶剤で拭き取りました。

ハセガワ 1/72スケール プラスチックキット

VF-1A アーマード バルキリー “ブルズアイ作戦 Part1”

製作・文/にっけ

VF-1A アーマード バルキリー “ブルズアイ作戦 Part1”
●発売元/ハセガワ●4400円、発売中●1/72、約19.6cm●プラキット

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©1982 BIGWEST 協力:GA Graphic

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