新シリーズの先鋒を基本に忠実に製作

　いよいよ各種配信サービスでも視聴可能になった『機動戦士ガンダム 水星の魔女』前日譚「PROLOGUE」。その主役機である「ガンダム・ルブリス」がHGキットで発売中だ。広い可動域とガンビットの各種ギミックに加え、新素材を使用した胸部発光部再現など注目点が目白押しとなっており、『水星の魔女』プラキットの先陣を切るに相応しい内容となっている。作例製作はDAISANが担当。ごく基本的な工作でキット本来の地力を引き立てている。

■まったくの謎です（笑）。
　2022年10月からガンダムの新シリーズが始まりますね！　いや～楽しみで仕方ないです♪
　今回この製作文を書いてる時点では「PROLOGUE」配信がまだなのでガンダム・ルブリスは試作機ということしか分かっていません。公式サイトを見るとルブリスの量産試作モデルというのも登場するみたいですね。
　このルブリスはHGキットですが、手足はフレーム機構が採用されているので今後の展開も楽しみです。仮組みして全体を確認すると僕好みの頭身高めのシルエットで非常によくまとまっています。またポリキャップレスで各関節はカッチリしており可動範囲も非常に広い。変に弄って良プロポーションが崩れるともったいないので気になる所のみ手を加えています。

■製作
　頭部は基本ストレート組みで逆エッジ部分はスミ入れがきっちり出るようナイフでスジを彫っています。
　胸部も同じくストレート組み。この部分もスミを流す部分にはナイフでスジ彫りを彫り直しています。
　腕部は肩関節の前側の肉抜き穴を瞬間接着パテで穴埋め。前腕サイドの接続ピン穴が気になるのでランナーとプラ材でフタパーツを製作。拳パーツにも同様の穴埋めパーツを製作。
　脚部のヒザ関節部分に肉抜き穴があるので瞬間接着パテで穴埋め。前後のスラスター内部は塗分けが必要なので内側にスジ彫りを彫ってマスキングしやすいようにしました。足首関節パーツにはがっつりした抜き穴があるのでプラ板でかさ増しして瞬間接着パテで穴埋め。
　背部ユニットのサーベル収納部の肉抜きも気になるので瞬間接着パテで穴埋めしました。

■塗装レシピ
白＝MSホワイト
赤＝モンザレッド＋マルーン＋クールホワイト＋ニュートラルグレー（少量）
フレーム＝ニュートラルグレー＋パープル＋クールホワイト
緑＝蛍光グレーン
胸部黒＝MSファントムグレー
　背部ユニットやガンビットは細かい塗り分けがありますが、塗膜が厚くなり着脱出来なくなるとキットレビューとしては本末転倒なのでだいぶ省略しました。

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