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瞬間接着剤のお供「瞬着ぬりぬり君」!ボークス製接着剤「即着、剛着、盛着」の特徴と使用方法を解説【工具&マテリアルガイド】

2022.08.03

「造形村 瞬間接着剤」シリーズ / 「瞬間ぬりぬり君」 模型作りが楽しくなる工具&マテリアルガイド(2月21日発売)

瞬間接着剤のお供「瞬着ぬりぬり君」!ボークス製接着剤「即着、剛着、盛着」の特徴と使用方法を解説【工具&マテリアルガイド】

と「ぬりぬり君」で瞬着自由自在!

 ボークス製の瞬間接着剤3種と、接着剤の塗布を簡単にコントロールできる「瞬着ぬりぬり君」をご紹介。接着剤の特性とそれに応じた使い方を覚えれば、作業がスムーズになり製作スピードも上がります。

即着と剛着と盛着の瞬間接着剤の商品画像

流し込みに最適な瞬間接着液「即着」

Impression

即着に付属のノズルをつけている画像
▲ まずは低粘度タイプの「即着」。各接着剤にはノズルが付属しています。必要に応じて装着しましょう
即着をパーツに流し込んでいる画像
▲ 低粘度タイプはパーツの合わせ目など、小さな隙間への流し込みに向いています。流し込み過ぎると乾燥が遅くなるので、必要な部分にのみ薄く流し込むのがベストです
硬化したパーツの画像
▲ 1分ほどでしっかりと硬化。塗布した部分が少しぼやけた光沢になります
ヤスリがけしたパーツの画像
▲ ヤスリがけすればこの通り。手早く合わせ目を消すことができました

シンプルかつ接着力が高い「剛着」

Impression

剛着とパーツがならんでいる画像
▲ 「剛着」はその名の通り高強度のタイプで、「即着」に比べ粘度が少し高くなっています
2つのパーツを合わせている画像
▲ 多少凹凸のあるパーツ同士を接着してみます。合わせたパーツの隙間に「剛着」を流し込みます
パーツに剛着を塗布している画像
▲ 流し込むのが難しい部分には、あらかじめパーツの接着したい面に塗布してから接着しましょう
乾燥させたパーツの画像
▲ 乾燥すれば強固に接着されます。接着面が小さくてもしっかりくっつく接着力の強さが特長です

「盛着」&「瞬着ぬりぬり君」で接着量をコントロール

Impression

瞬間ぬりぬり君の商品画像

瞬着ぬりぬり君

●発売元/ボークス●330円

瞬間ぬりぬり君のヘラ状と針状の先端画像
▲ 「瞬着ぬりぬり君」は、先端がヘラ状と針状になっているスティックの2本セットです
盛着をパーツに塗布している画像
▲ 「盛着」は粘度が高いゼリー状で、塗布した部分に留まります。その粘度を活かして、パーツの合わせ目に大きな隙間がある場合などに使用するとよいでしょう
瞬間ぬりぬり君で接着剤で伸ばしている画像
▲ 塗布した後、ぬりぬり君を使って隙間を埋めるように接着剤を伸ばします。塗り終わったら余分な接着剤をぬりぬり君で取り除いておくと接着剤の乾燥が早くなります
ヤスリがけしたパーツの画像
▲ 乾燥してからヤスリがけすれば、パーツの隙間もきれいに仕上げられます
瞬間ぬりぬり君と付着した接着剤の画像
▲ ぬりぬり君は接着剤が固着しにくい素材でできているので、付着した接着剤は乾燥すれば簡単に取り除くことができます

を使用してキットを手早くセットアップ!

 接着剤3種を使用してボークスの「ブロッカーズFIORE コスモス&コメット」(6930円)の合わせ目や押しピンの跡などを処理しつつ組み立ててみます。

How to use

パーティングライン除去

剛着を薄く塗布している画像
段差をなだらかにしたパーツの画像

▲ パーツの合わせ目は小さな段差になっていて、どちらかが凹んでいる状態なので、削り出し作業の前に薄く「剛着」を塗ってその段差をなだらかにしておきます。そうすることで削り過ぎを防ぎます

How to use

押しピン跡の除去

盛着を塗布している画像
ヤスリがけしたパーツの画像

▲ パーツの内側にある少し凹んだ押しピンの跡を、瞬間接着剤を塗って埋めます。粘度があって狙った部分に塗布しやすい「盛着」がオススメ。ぬりぬり君を使って押しピン跡に盛着を塗り込み、乾燥後にヤスリがけすれば凹みのないきれいな面になります

まとめ

コメットの画像

 各パーツの合わせ目、押しピン跡などを消しつつ、組み上げました。プラスチック用の溶着剤では時間がかかってしまうこれらの作業も、瞬間接着剤を使用することで時間短縮ができ、1日もあれば塗装前のパーツ処理を終えることができます。ここで組み立てた「コスモス&コメット」は水性塗料のファレホで塗装し完成させています。そちらもぜひご覧ください!


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創作造形 © 造形村/ボークス

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