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知識不要⁉ LEDでお気楽電飾に挑戦【お気楽ガンプラテクニック 2022】

2022.03.14

お気楽モデリング応用編 お気楽電飾 月刊ホビージャパン2022年4月号(2月25日発売)

知識不要⁉ LEDでお気楽電飾に挑戦【お気楽ガンプラテクニック 2022】

もはや誰でもお気楽に電飾できる時代!

 小さな電球に乾電池二本を使って得られる光量は僅か…。モノアイを「ぐぼぉ〜ん」するための電飾と言えばムギ球しか無かったのはもう昔の話ですね。LEDの驚異的な発達により、今や電飾はかなり身近なモノになりました。今こそ「電飾するには電気や配線の知識が必要だから…」と、諦めていた皆さんも電飾に挑戦してみてはいかがでしょうか? かくいう私も電気系統は大の苦手なのです。ここではそんな私が愛用する電飾ツールと使用例をご紹介します。

お気楽電飾ツールとは?

▲︎ハイキューパーツ他、各メーカーから販売されているLEDキット。すでに抵抗も組み込まれているのでボタン電池につなぐだけで素晴らしい光源を得ることが出来ます
▲ヒロミ産業 ミライト。本当は釣り具用品なのですよね。浮きとか仕掛けに使うらしいのですが、LEDライトと電池が一体化されており、プチっと頭を押し込むだけで光ってくれるスグレモノ。サイズも発光色も各種あるので使用箇所によって選択出来ます
▲GSIクレオス VANCE ACCESSORIES LED モジュール。すでに抵抗が組み込まれたLEDはチップ型と弾丸型があり発光色も多く揃っています。延長・分岐・電池接続などすべてがコネクタ化されているので、電気の知識が全く無くても電飾ができます

VANCE ACCESSORIES LED モジュールで電飾に挑戦!

▲今回は1/1200「ガウ攻撃空母」に電装を施してみます。まずは電池やスイッチを格納するスペースを確保するために、本体格納庫に大きな穴を開けておきます
▲使い古したニッパーを用いて下書きに沿ってパーツを切断していきます。一気に切るとパーツが割れるので、少しずつ少しずつ…
▲この空いた空間に電子ボックスとスイッチを詰め込んでおくだけという超お気楽工作です
▲キャノピーは1mmピンバイスで基準点に穴を開け、ニッパーやヤスリなどで完全に開口します
▲早速LEDを点灯させてみましょう! コネクタの接続は+−を間違わないように目印に合わせて行います。ボタン電池は3VのCR1220なので一個で充分な光量を発揮してくれます
▲ちょっとだけ工作です。タミヤ 透明ソフトプラ材3mmを適当な長さに切り、ラジオペンチを支点にして任意に曲げます。簡単にいいますと、曲がるプラ棒の特性と光の屈折を利用して、ひとつの光源から光を分岐しようというものですね
▲切断面がキレイなほど光が上手く伝達されます。本来なら切断面を磨いて透明にするのですが、アルティメットニッパーを使えば磨きが不要なくらいにきれいな切断面が一発で!
▲曲がるプラ棒の光の伝導をテスト。これくらいの光量があれば充分ですね
▲ひとつの光源を三分岐させるパーツの完成。プラ棒の固定は硬化後も曇らないUVレジンを使用しました
▲光量が強くプラの透けが気になるので光ってほしくない箇所に裏側から、曲面追従シートを貼って遮光しておきます
▲三分岐パーツはプラ棒が曲がっている箇所からも光が漏れるので、アルミホイルを巻いて遮光しています
▲キャノピーのガラスはUVレジンを数滴垂らし、表面張力でいい塩梅に湾曲している状態で即座にUV照射で硬化
▲スイッチと電池ボックスの収納場所となる本体は、ただ差し込むだけではポロっと落ちそうなので、エポパテで土台を作りネオジム磁石を埋め込みます
▲磁石にくっつく側の金具には、針を取り外した押しピンを利用します。コレも適当な量のエポパテを土台にして押しピン金具を装着し、本体をムギュ〜っと押し付ければピッタリの位置で固定されます

ガウ攻撃空母

▲︎「ガウ攻撃空母」が完成しました。ドップ射出口には白いラインデカールを貼り、ガンダムマーカー グレー3を用いて点線のように表現しましたが、ほんの少しのLED光源と相まってイイ感じです

BANDAI SPIRITS 1/1200スケール プラスチックキット

ガウ攻撃空母

製作・文/らいだ〜Joe

©創通・サンライズ

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らいだ〜Joe

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