かぐや姫もかくや。メガミデバイス「朱羅 玉藻ノ前」を和の伝統技術のひとつ「金箔押」で金屏風のような絢爛豪華な装いに仕立て上げる【粋塗装】
2023.12.04
朱羅 玉藻ノ前(祝宴Ver.)【コトブキヤ 1/1】 月刊ホビージャパン2022年3月号(1月25日発売)
贅を凝らした 黄金仕立て 箔押で一段上の高級感を手に入れる
絢爛豪華な装いの朱羅 玉藻ノ前。装甲は煌びやかに輝き、かぐや姫もかくやという存在感を放っている。この輝きの源は和の伝統技術のひとつでもある箔押。金屏風の如く惜しみなく金箔をあしらった、魅惑の黄金仕立てをご覧あれ。
\作例を動画でもみよう!/
①箔押に使用するツールとマテリアル
扱うマテリアルはシンプル。金箔本体と専用接着剤、希釈用のぺトロールの3点。
▲金箔と接着剤。金箔自体に接着力はないため、製作には専用の接着剤が必須となる
▲接着剤は希釈が必要。揮発性の油でと記載があったので手元にあった油彩用のペトロールで薄めて使用
▲希釈した接着剤を筆でパーツに塗りつけていく。角などに溜まりやすいので注意しながら極力薄くまんべんなく塗りつける
▲接着剤が乾燥し始めたところで、余分な接着剤を毛羽立ちにくい布で軽く拭き取る。糊が残りすぎると凸凹が多い仕上がりになるのでコントロールが必要
▲少し待ち、接着剤が若干ベタベタとしてきたら金箔を貼っていく前段階。緊張の一瞬
▲キットではポリキャップになっている軸の受けをM.S.GジョイントパーツAに入っている同形状のプラ製キャップに取り替えて塗装できるようにしている
COLUMN
組み替えでシルエットを整える
塗装前の組み替え状態。背面のクロスした長刀は朱羅 弓兵 蒼衣から拝借したものと二刀流にし、正面から見た時に扇状に見えるようなシルエットを意識した。
②装甲を金屏風のような質感にチェンジ
いよいよ箔押開始。破れやすい素材なので取り扱いには細心の注意を払う。
▲静電気が起こりにくい竹製ピンセットで金箔を摘んでパーツに乗せる。金箔は本当に薄くて軽く、呼吸の息でもなびくので息を止めて作業する
▲乗せた金箔を筆で押していく。筆先で撫でてしまうと貼り付きが甘いところが剥がれていくので、まさに「箔押」の通り軽い力で押し付けていく
▲箔押に添えられた5周年記念の要素である「伍」のデカール。旧字体の大字を使用することで和の雰囲気が高まっている
COLUMN
祝 メガミデバイス5周年!
2021年12月19日にシリーズ5周年を迎えたメガミデバイス。写真はRikkaを含む有志によるお祝いの様子。玉藻ノ前(祝宴Ver.)の華やかな仕上げもこの周年を記念したものとなっている。
© KOTOBUKIYA
Rikka(リッカ)
女の子プラキット、キャラキット、メカなどなんでもござれなマルチモデラー。メガミデバイス5周年おめでとうございます!