誰でも簡単に組み立てができるガンプラの新スタンダード“ENTRY GRADE”の第2弾として「ストライクガンダム」が発売。今回は、先行して発売となったライトパッケージ版を使用してJUNIIIが隙をなくす工作で仕上げているので、ぜひ製作の参考にしていただきたい。
“次世代ファーストガンプラ”第2弾!!
組み立てやすさを考慮したランナー配置で短時間で完成させることができる。それでありながら練り込まれたパーツ構成で細部の色分けや既存アイテム以上の可動範囲を有している。
❶頭部の工作
❷胴体の工作
▲腹部下側はプラ板で製作した自作パーツを追加。可動部の両脇にできる光の透過をなくすことができ、一体感が増す
❸腰部の工作
▲キットはツインアイと隈取りの間に隙間を設けることで目のまわりのラインを表現している。作例は隙間を活かしつつ、断面をエナメル塗料の黒で塗り分けることでよりラインがくっきり見えるようにしている
❹腕部の工作
▲肩アーマー内側上面と肩パーツ可動部は内部が露出しているのでプラ板で目隠しパーツを製作
▲腕を上げると肩アーマーの内側が露出するので、内部パーツを製作することでアーマーシュナイダーを構えたときに隙が出ないようにした
❺脚部の工作
▲地に脚を付けたポーズでは足首まわりの見え様で印象が変わってくるので、可動時の隙はなくしておきたいところ
■組み立て簡単エントリーグレード!
今回はライトパッケージ版ということで付属武器はアーマーシュナイダーの2本というかなりシンプルな内容となっております。なので基本的な工作とシンプルな仕上がりになるよう製作していきます(たぶん…)。それではサクサク製作開始です。
■塗装
ENTRY GRADEはスミ入れと部分塗装でガシガシ動かして楽しむアイテムだと個人的には思うのですが、全塗装をすると必ずどこか色が剥げてしまいます。なので一部の可動部はマスキングして塗装が付かないようにしたり、塗装後にデザインナイフなどで塗膜を削り取っておくことで安心して組むことができます。また、あらかじめ可動部のこすれる箇所は塗膜ぶんの厚みを考えてプラを削っています。
白=ファンデーションホワイト+MSホワイト
青=インディーブルー+コバルトブルー+スカイブルー+ニュートラルグレー
赤=モンザレッド+ディープレッド+ピンク
黄=MSイエロー+黄橙色
グレー=ネイビーブルー+ブルーグレー
アーマーシュナイダー(刃)=ファインシルバー+スーパーステンレス
アーマーシュナイダー(グリップ)=ニュートラルグレー+ウイノーブラック
スミ入れ作業後、ツヤ消しクリアーでトップコートしてツヤを整えています。
■いくつ買う?
ここ最近のガンプラではとても安価なライトパッケージ版のストライクガンダム。機体のバリエーションもいくつかあるのでチャレンジしてみてはいかがでしょう?
BANDAI SPITRITS 1/144スケール プラスチックキット “エントリーグレード”
ストライクガンダム(ライトパッケージVer.)
製作・文/JUNIII
ENTRY GRADE ストライクガンダム(ライトパッケージVer.)
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部●550円、発売中●1/144、約13cm●プラキット
©創通・サンライズ