【ゾイドワイルド戦記外伝】最終回の作例を一挙紹介! バーニングライガー&ゼノレックス/レジェンドブルー&バーニングライガー/ゼロファントス【小澤京介】
2021.12.19YouTubeのアニメとリンクしたストーリーで共和国と帝国の背景を描く『ゾイドワイルド戦記外伝』。最終話を迎えた今回、アニメ6話のゼログライジスとの決戦後のエピローグでの姿を公開。共和国と帝国ゾイドの組み合わせのほか、大幅なダメージ表現を追加。さらに3Dプリンタでパイロットフィギュアを製作した。レジェンドブルーたちの最後を飾る作例を改造に注目して見ていこう。
BURNING LIGER&ZENOREX
■ゼノレックス
ゼノレックスは新規製作。首の角度変更と首の配線などディテールも追加しました。足裏が見えるので、穴埋めも含めて3D造形により製作。腕の軸はプラ棒で5mm延長しています。
ゼノレックスを運ぶ2機のバーニングライガーはオイル汚れや、泥跳ねなどもこれでもかと追加。ウェザリングは共通で、シルバー、ガンメタルでドライブラシ、細かいチッピングは手描きしました。乾燥後Mr.ウェザリングカラーグランドブラウンでフィルタリングして、軽くツヤ消しクリアーでコーティング。仕上げに埃色(デザートイエロー)ピグメントでフィルタリングして完成です。
LEGEND BLUE&BURNING LIGER
■ バーニングライガー
横たわるバーニングライガーは基本的に本連載の1話から使用しているライガーを使い、ダメージ表現とウェザリングを追加します。
■ パイロットフィギュア
共和国軍兵士のフィギュアはエポパテによるフルスクラッチです。公式サイトとアニメのカラーリングをなるべく忠実に再現しています。
帝国軍兵士は同じくスクラッチから複製して帝国軍女性兵士に小改造してあります。こちらの3D造形は連載にて度々してくれるD・C小泉氏が今回も参加しています。
ZERO PHANTOTH
■ ゼロファントスについて
こちらも新規で製作。カラーリングはアニメに合わせたもので塗装。耳の盾をプラ板にて製作し自作の帝国、共和国のデカールを貼り付けます。背面のアンテナは旧キットのグスタフのアンテナをモチーフに3D造形で製作しました。
タカラトミー 1/35スケール プラスチックキット
製作・文/小澤京介
© TOMY
小澤京介(オザワキョウスケ)
AFVからキャラクターモデルまで多ジャンルで活躍するモデラー。ウェザリング塗装やヴィネットの製作が得意。