ULTRAMAN SUIT プラモデルコンテスト2021 審査員 濱田龍臣インタビュー
第2回 ULTRAMAN SUIT プラモデルコンテストスタート!
2021.12.11
ULTRAMAN SUIT プラモデルコンテスト2021 審査員 濱田龍臣インタビュー 月刊ホビージャパン2022年1月号(11月25日発売)
ULTRAMAN SUIT プラモデルコンテスト2021
審査員 濱田龍臣インタビュー
いよいよULTRAMAN SUIT プラモデルコンテスト2021開幕! ということで、今回は審査員のひとりである濱田龍臣さんにインタビューを敢行! 今回の審査にあたり、ULTRAMANへの思いや造形物を見るにあたってのこだわりをお聞きしました。
聞き手/ホビージャパン編集部
濱田龍臣(はまだ・たつおみ)
2000年、千葉県生まれ。子役時代から大河ドラマ『龍馬伝』や『怪物くん』などで注目を集め、16歳で史上最年少のウルトラマンとして『ウルトラマンジード』主人公に抜擢。主な出演作は、ドラマ『モブサイコ100』主演。『花のち晴れ~花男Next Season~』、映画『記憶にございません!』『ブレイブー群青戦争ー』『ハニーレモンソーダ』『軍艦少年』(21年12月10日公開)など多数。ウルトラマンシリーズには『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』(2010年)にナオ役で出演。その後『ウルトラマンジード』(2017年)にて主人公・朝倉リクを演じ、『ウルトラマンZ』(2020年)などにもゲスト出演している。
──今回はULTRAMAN SUIT プラモデルコンテスト2021の審査員を引き受けてくださりありがとうございます。
濱田:いえ、とんでもありません! 前回のコンテストの様子はTwitter上で拝見させていただいておりましたので、今回も楽しみです。
──まずは『ULTRAMAN』のお話をさせていただければと思います。濱田さんは漫画・アニメどちらもご覧になっておりますでしょうか?
濱田:はい、両方とも見させていただいております! 初代『ウルトラマン』から繋がる世界観のお話ということで、ウルトラファンならニヤリとするような要素が散りばめられているところがすごく好きです。過去作にまつわるような小ネタを見つけられると嬉しいですし、今後もどんなネタが飛び出してくるんだろう? と思うとワクワクしますね。そういった旧作ファンを喜ばせる要素がありつつ、ウルトラマンを機械的に捉え直したスーツのデザインがすごく新しくてカッコ良くて…! 少年心をくすぐられます。また、カッコよさだけではなくて人間たちの感情がすごくリアルに表現されているのも魅力的ですね。ULTRAMANとして戦う一方でアイドルを目の前にすると浮かれちゃうような普通の高校生らしさも持ち合わせている進次郎とか、遠藤刑事がレナに対して抱えている複雑な親心だとか、現代的な人間ドラマとしてもすごく面白い作品だなあと思います。
──月刊ホビージャパン本誌ではその外伝小説、UAUを連載中です。
濱田:これですね! 単行本持っています。
──ありがとうございます! 現在はZERO SUITが活躍するエピソードが連載中です。『ウルトラマンゼロ THE MOVIE』にご出演された濱田さんとしては、ゼロ関連でこのキャラクターが出たら面白いな、と思うキャラクターはおりますでしょうか?
濱田:あえていうなら、やっぱりウルティメイトフォースゼロが見たいですね! それと、レイとかベリアルも出てきたら面白そうだな~なんて…。ゼロはシリーズでも屈指のいろんなキャラクターとの関係を築いているウルトラマンなので、『ULTRAMAN』の世界観でどんな風に他のキャラクターと関わっていくのか、それとも意外な関係が築かれるのかとか、ジャンボットは活躍してくれるのかとか(笑)すごく楽しみですね。
──現在公開されている中で好きなULTRAMAN SUITは?
濱田:僕はアプリゲームの「ULTRAMAN:BE ULTRA」に出てくるAGUL SUITがすごく好きです! 腰にマントが付いているのがすごくカッコ良くて…。アグルブレードが鞭のようにしなる剣になっているのも、今までにない感じで斬新だと思います。
──まさかBE ULTRAのスーツを挙げられるとは!
濱田:いろいろなULTRAMAN SUITが見られるのが楽しくて、ガチャを引いたりして育成中です…! 「BE ULTRA」だと、NEXUS SUITも好きですね。モチーフとしてジュネッスブルーをチョイスしているのがツボです。青ベースのウルトラマンって、特別感があって好きになりやすいのかもしれません。
──濱田さんはプラモデルの製作経験はございますでしょうか?
濱田:自分ではプラモデルを作ったことはないのですが、父親が結構好きなんです。僕も興味はありますので、落ち着いたらチャレンジしてみたいですね!
──一方で、完成品フィギュアにつきましてはかなり造詣が深いかとお見受けされます。
濱田:いえいえ、とんでもないです! はじめは単純に好きなウルトラマンのS.H.Figuartsを部屋に飾っているくらいだったのですが、お仕事の中で製作過程を拝見させていただいたり、プロモーションに携わらせていただいたりといった機会をいただく中で、商品の魅力を伝えたい! という気持ちからよくフィギュアを観察するようになったんです。ここは良いなというポイントはとにかく「語る」ということを意識していたのですが、そのたびに自分の中のフィギュアに対する気持ちが深まったり、見る目が変わったりしてきたなと実感します。
──審査の参考になるかも…ということでお聞きしますが、フィギュアを見る上でどういったポイントを重視されますか?
濱田:僕はまず関節部分が気になりますね。肩・腰・ヒザあたりをじっと見ちゃいます。関節をどう違和感なく見せるのかというのは、フィギュアを製作している方々も重視されているポイントと思いますので、そこにどんな工夫が込められているのかな…と。可動域につきましても肩の引き出しが2段構造になっていて内側に手を回した光線のポーズが取りやすくなっていたりと、商品を追いながらその進化を体感するのが楽しいです。最近だとジードのマグニフィセントは、ガッチリしていてアーマーに覆われているぶん関節部が目立たなくなっていてかっこいいですね。技術の進化とともに、どんどんホンモノに近づいているなあと思います。
──本当によく見ていらっしゃるんですね! 可動部を気にされるということは、ポージングにもこだわりがあるのでしょうか?
濱田:そうですね、まず写真などでこのポーズはカッコいいな! と思ったら自分で同じポーズを取ってみて…。ここに重心があるんだな~とか、脚の角度とか開き具合とか、どうやったらカッコよくなるのか検証しながらいじっているうちにいつの間にか1時間くらい経っています(笑)。
──現在、フィギュアは何体ぐらい置かれているんでしょうか?
濱田:いま箱から出して飾っているフィギュアはスペースの都合上けっこう厳選しているのですが…15体です! アクリルのショーケースに入れて飾っています。
──ここで、前回のコンテストを受賞作をご覧になっていただければと思います。
濱田:大賞のザムシャーはTwitterで拝見させていただきました! 仕上がりもキレイでしたし、ULTRAMAN SUITらしさとザムシャーらしさの両立が絶妙で目に留まりましたね。それと、ジードのSUITも製作していただいていて嬉しかったです。レッドマン! これもすごいですね。レッドアローまで造形されていて…技術力の高さに驚かされてしまいます。Zのベータスマッシュもカッコいいです。『BE ULTRA』に登場するDYNA SUITもそうでしたけど、腕だけが大きいみたいな、シルエットに特徴があるのが好きだったりしますね。うわっ、これはノアですか!? この光沢感がたまらないです。皆さんウルトラマンのプラモデルへの落とし込み方が見事ですね。
──今回のコンテストでは青柳尊哉さんも審査員として参加されます。
濱田:青柳さんとはZやジードの劇場版で共演させていただいて、ULTRAMANのイラストコラムも拝見しています。青柳さんが選ばれた作品も凄かったですね! ここまでオリジナリティを出されている作品もまた素敵だなと思います!
──見てみたいULTRAMAN SUITの作品はございますでしょうか?
濱田:僕が作品の幅を狭めてしまうのは申し訳ないので、どのウルトラマンが…というよりは、作ってくださる皆さんの、その時その時の全力というか、力を込めて作ってくださった作品を見たいなと思っております! 全く新しいULTRAMANが出てきても妄想が広がって楽しいな~と思いますが、もちろん作中に登場しているULTRAMANの作品も見たいですし…どれもすごく楽しみです!
──ちなみに濱田さんといえば「ウルトラマンジャスティス」ですが、こちらのSUITにご期待は…。
濱田:見られたら嬉しいですが…! 贔屓はしないですよ(笑)! そこはもう公平公正、誠実な気持ちを持って審査させていただければと思います!
──Twitterでは#オレのULTRAMANSUIT2021のハッシュタグにて展開予定ですので、途中経過もぜひご覧になっていただけますと幸いです。
濱田:はい、ぜひ見させていただきます!
2021年10月 リモートインタビューにて
2020年大賞
今回も豪華審査員が集結!
濱田龍臣さんのほか、今回も豪華審査員に集まっていただきました! ウルトラマンではジャグラス・ジャグラー役でお馴染みの俳優・青柳尊哉さん、『ULTRAMAN』原作者・清水栄一さん、脚本家・長谷川圭一さん、円谷プロダクションより澗淵隆文さん、そしてホビージャパンよりモデラーの只野☆慶が審査! 総合得点で決定する大賞と個人賞を選出していただきます。
清水栄一(ULTRAMAN原作者)
長谷川圭一(脚本家)
濱田龍臣(俳優)
青柳尊哉(俳優)
澗淵隆文(円谷プロダクション)
只野☆慶(プロモデラー)
ホビージャパン編集部
応募要項は下記記事にて!
第2回 ULTRAMAN SUIT プラモデルコンテストスタート!
昨年大好評につき帰ってきたULTRAMAN SUIT プラモデルコンテスト! 2021年11月から募集スタートです! 今回も円谷プロ&BANDAI SPIRITS完全協力の下、豪華審査員が集結! 昨年に引き続き、今回もTwitterと郵送でのW応募形式にて募集いたします。皆様のFigure-rise Standard ULTRAMANシリーズを使った作品をお待ちしております! 本記事の概要欄をお読みの上、どしどしご応募ください!
募集期間
2021年11月25日(木)
〜2022年2月28日(月)
結果発表
月刊ホビージャパン2022年6月号
(2022年4月25日発売予定)にて
応募方法
応募方法は2通り!
お好きな方をお選びください
Twitterでの応募
①作品タイトル ②作品のコメントを記入のうえ、2つのハッシュタグ
#オレのULTRAMANSUIT2021
#コンテスト応募作品
をつけて投稿!
2021年11月25日(木)0:00〜2022年2月28日(月)23:59までに投稿されたツイートのみが審査対象になります。
※文字数が1ツイートに収まらない場合はツリーでコメントを追加しても構いません。
※受賞者には賞品の発送や月刊ホビージャパン掲載準備のため、ダイレクトメッセージをお送りさせていただきます。
郵送による応募
応募作品写真を封入の上、①氏名 ②ペンネーム ③住所 ④電話番号 ⑤E-mailアドレス ⑥作品タイトル ⑦作品のコメントを写真の裏側もしくは別の用紙に記入(どういった方法でも上の7項目が分かれば問題ありません)して以下の住所までお送りください。※写真の枚数に上限はありません。
郵送の場合の送り先
〒151-0053
東京都渋谷区代々木2丁目15番8号
新宿Hobbyビル ホビージャパン編集部
ULTRAMANプラモデルコンテスト係
応募締め切り
2022年2月28日(当日消印有効)
受賞者には賞品を贈呈!
大賞 清水栄一イラスト・サイン入り色紙
『ULTRAMAN』原作者・清水栄一のイラストとサイン入り色紙をプレゼント!!
入賞 写真を月刊ホビージャパンに掲載
応募作品の中から「これは!」と思ったものをピックアップして月刊ホビージャパンに掲載します。
審査員ごとの個人賞も!
各審査員がお気に入りの一作品に個人賞を贈呈します。こちらはプラモデルとしての完成度だけでなく、「審査員の心を掴めるかどうか」も基準になります!
清水栄一賞 清水栄一選出
清水栄一サイン入りキット
長谷川圭一賞 長谷川圭一選出
長谷川圭一サイン入り単行本
濱田龍臣賞 濱田龍臣選出
濱田龍臣サイン入りキット
青柳尊哉賞 青柳尊哉選出
青柳尊哉サイン入りキット
円谷プロ賞 澗淵隆文選出
Figure-rise Standardキット
ホビージャパン賞 只野☆慶選出
月刊HJ半年分プレゼント
月刊ホビージャパン2022年7月号から12月号までを毎月1冊お送りします。
応募作品について
■応募作品は応募者ご自身が製作された作品に限ります。
■応募作品は必ず「Figure-rise Standard」シリーズを使用してください。
■以下のような作品でのご応募はご遠慮ください。
・Figure-rise Standard ULTRAMAN以外を素体として製作された作品(パーツとして使用することは問題ございません)
・ウルトラマンシリーズ以外のキャラクターや作品の著作権を侵害している作品および公序良俗に反していると編集部が判断した作品
以上の事実が確認された場合、応募は無効となりますのでご注意ください。
応募点数
1人1作品までとなります。
個人情報の取り扱いについて
ご記入いただいた個人情報につきましては、月刊ホビージャパン記事内およびホビージャパンホームページにおきまして、参加作品紹介としてお名前(または筆名)を掲載させていただくとともに、月刊ホビージャパンをはじめとした弊社出版物、弊社の商品、サービス等の企画、開発の参考データとして使用させていただきます。また、参加作品についてのお問い合わせやライター採用のご連絡をさせていただく場合がございます。なお、お預かりした個人情報は、株式会社ホビージャパンのみの利用とさせていただき、事前のお知らせなく第三者に利用を許可することはございません(法令などにより開示を求められた場合は除く)。
ULTRAMAN公式HPでも詳細を公開! たくさんのご応募お待ちしております!
Ⓒ円谷プロ ⒸEiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi