メンテナンス性抜群の強化ガラス製ヤスリ!「MENGガラスやすり 」【月刊工具】
2021.09.10月刊工具 模型の入り口はいつの時代も工具から。 月刊ホビージャパン2021年10月号(8月25日発売)
メンテナンス性抜群の強化ガラス製ヤスリ!
毎回工具&マテリアルをピックアップしてお届けする好評連載「月刊工具」。今回はモンモデルの「ガラスやすり」をピックアップ。多種多様なスケールモデルを展開するモンモデル。実は「DSPIAE(ディスペイ)」という工具メーカーと協力して、モンモデル商品向きのアイテムも作っているんです。今回はそんな「MENG DSPIAE 」アイテムのなかから、ちょっと特殊なヤスリ、ガラスやすりを紹介します。
068 Product_name Glass file
解説/けんたろう、月刊工具スタッフ
実際に使用している動画もチェック!
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How to use
洗浄、保管とメンテナンス性は抜群!
素材がガラスのためにまず錆びる心配がありません。なので水でジャブジャブと洗うこともできます。水気を切って拭えばキレイになり、またメラミンスポンジでなでることで細かい削りカスも除去できます。専用ケースもありますがそこまで保存に気にする要素はなく、耐久性も高いため長く使うことのできる工具になっています
まとめ
ガラスやすりは高番手で削り跡が光沢面になるので、パーツすべてをツルツルにできるのかと試してみましたが、広い曲面などでは光沢にムラ(写真:左)が出てしまいます。また切削力があるため塗装面の研ぎ出し(写真:中央)も難しく、フィニッシュ作業には向いていないようです。
削るとともに表面をキレイにできるガラスやすりはキットの素組みに最適なツールといえるでしょう。写真:右のようにニッパー、ナイフに加えてガラスやすりがあればキレイにゲート跡を処理でき、またクリアーパーツでは光沢を保ったまま作業できるため効率もアップします。使ってみると性能はもちろん、ツールボックスに収めやすいサイズ、錆びず頑丈といったガラスやすりならではの扱いやすさも実感できるでしょう。