【メガミデバイス】ユグドラシス1号機「ガルム・リッパー」をキットレビュー! 質感表現にこだわった塗装と追加エフェクトで「ガルム・リッパー」の魅力をお届け!!
2026.07.20
新型Nidy-2D-メガミロールアウト!
ツヤコントロールでマルチマテリアル感を演出
メガミデバイスの新型機種として登場したユグドラシスシリーズ。これまで朱羅/皇巫シリーズを手掛けてきたNidy-2D-氏による第3の、かつBlock2素体使用を前提にしたシリーズである。1号機の「ガルム・リッパー」はバランスの取れた近中距離戦用の機体。4本のナイフを組み合わせて巨大な爪になるなどのギミックの小気味よさ、より組みやすく洗練されたパーツ構成など、率直でシンプルながら高水準にまとまったキットとなっている。Rikkaによる作例は、塗料の使い分けによる武装の質感表現にこだわって製作。キットの地力を最大限活かしている。
▲「パリィ機能がある」「本来できない仕様のビームまでパリィした噂がある」といった公式の紹介文から、局所バリアをイメージしたパーツを追加。M.S.Gカスタマイズヘッドのバイザーを蛍光ブルーグリーンで塗装している。今ドキの格闘ゲームやFPSにありそう?
■活かせる素材は活かします
メガミデバイス新シリーズとして発売されたユグドラシス ガルム・リッパーを製作しました。全体的にモノクロ配色のデザイン、差し色で蛍光イエロー、メタリックカラーが入っています。今回のテーマとしては全体の印象は大きく変えず、装甲などの質感をどう演出するかを考えています。
まずボディ全体のダークグレーですが、メガミデバイスの世界観として近接戦闘での防御力を上げるイメージで、ソリッドカラーではなくメタリックカラーのグラファイトブラックを採用しています。ダークグレー部はすべて同じ塗料ですが、シワ表現が造形されている布部はツヤ消し、硬い装甲部は半光沢でトップコートして質感に差をつけました。
武器やシールドなど本体と別の装備品類はGXメタルブラックで硬質感を与え、ゴールドも装備品にスターブライトゴールド、本体にチタンゴールドを使い分けて差をつけています。ナイフの刃は指定ではシルバーですが、チタンシルバーにすることで素材の差と攻撃力を増す表現にしています。
腕や脚のリングの蛍光イエローは成型色がキレイでそのまま塗らずに採用したいと思い、半光沢コートだけしています。このような成型色活かしは製作上の工程を減らす目的もあり、完成に極力素早く辿り着くメソッドとして提案していきたいですね。デザイン上でセンサーに見えそうな箇所には、最後の仕上げの際にエナメル塗料のライトグリーンを入れています。
白部分はガイアノーツキャラクタークールホワイト、黒の部分はフィニッシャーズカーボンブラックマットで塗装しました。こちらも硬い箇所は半光沢、繊維と思われる箇所はツヤ消しで、同じ色(塗料)でも印象を変えるようにしました。腹部の透け塗装は趣味です。
また今回のお遊びとして、メガミデバイス公式ページにて「ビームをパリィした」という記述があり、作例に盛り込んでみました。ナックル状のピンポイントなバリアシールドを瞬時に展開して掃っていたらどうか? と考え、クリアーのバイザーパーツで表現してみました。
全体をツヤ消しのみで仕上げるのではなく、質感表現でツヤをコントロールする考え方などが参考になれば幸いです。

コトブキヤ 1/1スケール プラスチックキット “メガミデバイス”
ユグドラシス
ガルム・リッパー
製作・文/Rikka
メガミデバイス ユグドラシス ガルム・リッパー
●発売元/コトブキヤ●7920円、発売中●1/1、約16.2cm●プラキット
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Rikka(リッカ)
普段はキャラクターモデルをメインに活躍。最近は3D 造形やドール衣装にミニ四駆など、何でもござれの万屋のような様相に。


























