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【メガミデバイス】ユグドラシス1号機「ガルム・リッパー」をキットレビュー! 質感表現にこだわった塗装と追加エフェクトで「ガルム・リッパー」の魅力をお届け!!

2026.07.20

ユグドラシス ガルム・リッパー【コトブキヤ 1/1】●Rikka 月刊ホビージャパン2026年8月号(6月25日発売)

メガミデバイスガルムリッパー 特写

新型Nidy-2D-メガミロールアウト!
ツヤコントロールでマルチマテリアル感を演出

  メガミデバイスの新型機種として登場したユグドラシスシリーズ。これまで朱羅/皇巫シリーズを手掛けてきたNidy-2D-氏による第3の、かつBlock2素体使用を前提にしたシリーズである。1号機の「ガルム・リッパー」はバランスの取れた近中距離戦用の機体。4本のナイフを組み合わせて巨大な爪になるなどのギミックの小気味よさ、より組みやすく洗練されたパーツ構成など、率直でシンプルながら高水準にまとまったキットとなっている。Rikkaによる作例は、塗料の使い分けによる武装の質感表現にこだわって製作。キットの地力を最大限活かしている。

メガミデバイスガルムリッパー 素体
メガミデバイスガルムリッパー 背面

▲使用素体はBlock2-M。キットには胸のコア部が事実上2セット入っているのが地味ながら嬉しい点。髪の黒い部分は下地にパープルグレーを塗り、これをハイライトに残しながらカーボンブラックマットで毛先と根本を徐々に黒くグラデーションさせている

メガミデバイスガルムリッパー 正面
メガミデバイスガルムリッパー ポージング例
▲ユグドラシスシリーズは朱羅シリーズ開発元のライバル企業が作り上げたメガミ。名称などは北欧神話がモチーフで武装はミリタリー色が強い。これまで和テイストだったNidy-2D-メガミとは方向性が大きく変わり、新鮮な印象を受ける
メガミデバイスガルムリッパー ポージング例②
メガミデバイスガルムリッパー 塗装部分 拡大
メガミデバイスガルムリッパー 脚部拡大
メガミデバイスガルムリッパー パーツ改造例
▲作例の黒/白/ダークグレーは、同じ塗料でもツヤを変えることで硬度や素材の違いを視覚的に表現。また同じ成型色でも本体と装備品で使う塗料を変えたりもしている。チタン製のビス、斬撃に耐えるメタル装甲、素早く索敵するセンサーなど、機能や素材に想像力を膨らませて製作してみよう
メガミデバイスガルムリッパー ポージング例③
メガミデバイスガルムリッパー エフェクトパーツ新造 拡大
メガミデバイスガルムリッパー 改造パーツ 使用例

▲「パリィ機能がある」「本来できない仕様のビームまでパリィした噂がある」といった公式の紹介文から、局所バリアをイメージしたパーツを追加。M.S.Gカスタマイズヘッドのバイザーを蛍光ブルーグリーンで塗装している。今ドキの格闘ゲームやFPSにありそう?

メガミデバイスガルムリッパー ダガー拡大
▲背中のユニットにダガーの刃をつなぐことで大型のカギ爪に。「リッパー」の名前の由来にもなっている。本誌発売の頃には2号機のスコル・シャープシューターも発売、さらに3号機のハティ・デトネイターという名も明かされており、今後の展開も非常に楽しみである
メガミデバイスガルムリッパー ダガー使用例

 ■活かせる素材は活かします
 メガミデバイス新シリーズとして発売されたユグドラシス ガルム・リッパーを製作しました。全体的にモノクロ配色のデザイン、差し色で蛍光イエロー、メタリックカラーが入っています。今回のテーマとしては全体の印象は大きく変えず、装甲などの質感をどう演出するかを考えています。
 まずボディ全体のダークグレーですが、メガミデバイスの世界観として近接戦闘での防御力を上げるイメージで、ソリッドカラーではなくメタリックカラーのグラファイトブラックを採用しています。ダークグレー部はすべて同じ塗料ですが、シワ表現が造形されている布部はツヤ消し、硬い装甲部は半光沢でトップコートして質感に差をつけました。
 武器やシールドなど本体と別の装備品類はGXメタルブラックで硬質感を与え、ゴールドも装備品にスターブライトゴールド、本体にチタンゴールドを使い分けて差をつけています。ナイフの刃は指定ではシルバーですが、チタンシルバーにすることで素材の差と攻撃力を増す表現にしています。
 腕や脚のリングの蛍光イエローは成型色がキレイでそのまま塗らずに採用したいと思い、半光沢コートだけしています。このような成型色活かしは製作上の工程を減らす目的もあり、完成に極力素早く辿り着くメソッドとして提案していきたいですね。デザイン上でセンサーに見えそうな箇所には、最後の仕上げの際にエナメル塗料のライトグリーンを入れています。
 白部分はガイアノーツキャラクタークールホワイト、黒の部分はフィニッシャーズカーボンブラックマットで塗装しました。こちらも硬い箇所は半光沢、繊維と思われる箇所はツヤ消しで、同じ色(塗料)でも印象を変えるようにしました。腹部の透け塗装は趣味です。
 また今回のお遊びとして、メガミデバイス公式ページにて「ビームをパリィした」という記述があり、作例に盛り込んでみました。ナックル状のピンポイントなバリアシールドを瞬時に展開して掃っていたらどうか? と考え、クリアーのバイザーパーツで表現してみました。
 全体をツヤ消しのみで仕上げるのではなく、質感表現でツヤをコントロールする考え方などが参考になれば幸いです。

メガミデバイスガルムリッパー 正面

コトブキヤ 1/1スケール プラスチックキット “メガミデバイス”

ユグドラシス
ガルム・リッパー

製作・文/Rikka

メガミデバイス ユグドラシス ガルム・リッパー
●発売元/コトブキヤ●7920円、発売中●1/1、約16.2cm●プラキット


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© KOTOBUKIYA ©Masaki Apsy ©Toriwo Toriyama

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