HOME記事キャラクターモデル巨大なプレートが特徴的な「ステゴサウルス」を復元!! 近年の研究で明らかになった特徴を盛り込んだ最新版骨格をプラキットで再現!【プラノサウルス復元プロジェクト】

巨大なプレートが特徴的な「ステゴサウルス」を復元!! 近年の研究で明らかになった特徴を盛り込んだ最新版骨格をプラキットで再現!【プラノサウルス復元プロジェクト】

2026.04.11

プラノサウルス復元プロジェクト/ステゴサウルス【BANDAI SPIRITS】●ウラベヒロト(アーミック)、G.Masukawa(GET AWAY TRIKE!) 月刊ホビージャパン2026年5月号(3月25日発売)

ウラベヒロト製作「ステゴサウルス」と「アロサウルス」
▲ステゴサウルス・ステノプスのホロタイプは1885年に発見されたものだが、ステゴサウルスの標本としては今なお最良のもののひとつだ。これほど巨大な背中のプレート(皮骨板)を備えた剣竜類は他に知られていない。アロサウルスの作例はギガノトサウルスをベースに改造したもの。次回で詳しく紹介する

プラノサウルス復元プロジェクト
第十二回 ステゴサウルス

 実際の化石や骨格図を基に、BANDAI SPIRITS「プラノサウルス」の骨格ビルドをよりリアルに“復元”する連載企画「プラノサウルス復元プロジェクト」。
 連載1年の締めくくりは、特徴的なシルエットでおなじみステゴサウルスと「日本初の恐竜復元骨格」でも知られるアロサウルスの前後編。昔なじみの恐竜の最新の姿をご覧いただこう。

G. Masukawa

 模型大好きサイエンスイラストレーター・ライター。恐竜の骨格図は国際的に高く評価されており、世界各地の博物館やイベント、論文を飾っている。主な著書に「恐竜のきほん」、「ディノペディア」(誠文堂新光社)、「新・恐竜骨格図集」(イースト・プレス)。執筆に「学研の図鑑LIVE エクストリーム ティラノサウルス」(Gakken)など。

プラノサウルス ステゴサウルス
パッケージ

プラノサウルス ステゴサウルス
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン●1650円、発売中●約17cm●プラキット

■使用ツール

・ニッパー ・デザインナイフ ・エッチングソー ・彫刻刀 ・各種ヤスリ ・ピンバイス
▲・ニッパー ・デザインナイフ ・エッチングソー ・彫刻刀 ・各種ヤスリ ・ピンバイス
ウラベヒロト製作「ステゴサウルス」俯瞰
▲背中に並んだ大きな皮骨のプレートの内部には複雑な血管のネットワークが張り巡らされている。防御用の武器というよりも、放熱板や装飾として役立っていたようだ
ウラベヒロト製作「ステゴサウルス」俯瞰顔アップ
▲剣竜類のなかでも、ステゴサウルスの頭骨は体に対して特に小さい。保存状態のよい頭骨の化石はめずらしく、本来の立体を留めたものは知られていない
ウラベヒロト製作「ステゴサウルス」尾先アップ
▲尾の先端には2対の「サゴマイザー」と呼ばれる皮骨のスパイク(尾棘)が並ぶ。若いうちは比較的もろい構造だが、成長にともなって緻密で頑丈になり、凶悪な武器へと変貌するようだ
ウラベヒロト製作「ステゴサウルス」と「アロサウルス」2
▲モリソン層*ではアロサウルスやトルヴォサウルス、ケラトサウルスといったステゴサウルスの天敵の化石が知られている。足は遅いとはいえ鋭いスパイクを振り回すステゴサウルスは、彼らにとって相当に手ごわい相手だったはずだ

*モリソン層:アメリカ中西部に広く露出するジュラ紀後期(約1億5700万年前頃?~約1億4950万年前頃)の地層で、サバンナに似た環境で堆積した。北米のジュラ紀後期の恐竜はいずれもこの地層からの産出で、竜脚類の化石が豊富に発見されることで有名

骨格ビルド(素組み)

プラノサウルス ステゴサウルス
素組み

骨格ビルド(改造後)

ウラベヒロト製作「ステゴサウルス」左側面
▲キットはステゴサウルス・ステノプスの特徴的なフォルムを骨格ビルド・恐竜ビルドでよく両立している。新たな研究成果も踏まえて徹底的にディテールアップした今回だが、基本的なフォルムはキットからほとんど変化していない
ウラベヒロト製作「ステゴサウルス」顔アップ
▲のどを覆う小さな皮骨の集合体はキットのままだ

次ページ──製作詳細

© BANDAI SPIRITS

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G. Masukawa

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