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シールで緻密な仕上がり! 貼り付けのコツをつかもう!【いまさら聞けないプラモデルの基礎:キレイにシールを貼るだけで緻密な仕上がりを手に入れよう!】

2026.03.22

初めてでも安心!プロモデラー「ノモケン」と学ぶプラモデルの入り口!! File.17

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透明フィルムのシールをキレイに貼る裏ワザ

 このタイプのシールも貼り方の基本はホイルシールと同じですが、透明な余白のところを目立たせないよう密着させるのがポイント。一手間掛かりますがそこに空気が入らないような貼り方も紹介しましょう。

▲インテグラのキットでは、テールライトや細かなエンブレムなど小範囲のマーキングが透明フィルムのシールとなっています
▲やや広めの面に貼るテールライトのシール。一端を合わせ、そこから僅かにひっぱる感じで位置を合わせつつ重ねていきます。緩い曲面にも馴染んでいきます

▲エンブレムを貼った例の比較。左は余白のところに少し白っぽいところが見えます。これは貼った時に空気が入ってしまったもの。右はそれが無い状態です。そういった空気の混入が起きないための貼り方を紹介します

▲“水貼り”の準備。水にわずかに中性洗剤を加えた、石けん水を用意します。この例では台所用中性洗剤を1滴入れています
▲台紙から剥がしたシールの粘着面に石けん水をつけます。塗れたままパーツ面に重ねてもシールが粘着しない状態になります
▲シールとパーツの間に空気の泡がない状態で重なるようにします。粘着しないのでずらすことができ、細かな位置決めや傾きが調整できます
▲シールの位置が決まったら、シール面から周囲に押し出すように水分を取り除きます。綿棒で押さえてから周囲に転がすようにしていきます

▲水分が取り除かれ乾燥すると粘着力が発揮され、剥がれないようになります。慎重な位置決めができて気泡も防げるのがこの方法のメリットです


今回のまとめ

 シールで細部を仕上げるキットは手軽で見栄えよく完成させられます。とはいえ簡単に済ませてしまうとズレや歪みがおこりがち。丁寧に位置や向き、馴染み具合に気を配りつつ貼っていくと、作例のように一見シール仕上げとは分からないような姿にできるわけです。今回はそうしたシール貼りの“心配り”ともいえる手順を紹介しました。見た目よく、整えて貼りたい場合には、ここで使った用品や手順を参考に試してみてください。


記事中の模型用語をピックアップ簡単解説!

■ホイルシール
 アルミ箔状の表面に鮮やかな印刷がされたシール。色分けやロゴなどを手軽に表現するキットでよく用いられます。

■水貼り
 広めのステッカーやフィルムの貼り付けで行われる貼り方で、粘着面や貼り付け面に石けん水を塗布しておく方法。すぐに粘着しないので位置ズレを直したりでき、気泡も避けやすいです。


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解説・文/野本憲一

 多くのユーザーから愛される模型製作ガイド「NOMOKEN 野本憲一モデリング研究所」の著者・プロモデラー。当連載『いまさら聞けないプラモデルの基礎』では、令和最新版“プラモデル製作の基礎”を解説します。現在では数多くの選択肢があるプラモデル製作の道具やテクニック。「名前は知っているけどどんなものなんだろう?」「いまさら聞くのもなぁ…」と思うものもあるはず。そんな“ギモン”を改めて学んでみましょう。


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