HOME記事工具・マテリアルシールで緻密な仕上がり! 貼り付けのコツをつかもう!【いまさら聞けないプラモデルの基礎:キレイにシールを貼るだけで緻密な仕上がりを手に入れよう!】

シールで緻密な仕上がり! 貼り付けのコツをつかもう!【いまさら聞けないプラモデルの基礎:キレイにシールを貼るだけで緻密な仕上がりを手に入れよう!】

2026.03.22

初めてでも安心!プロモデラー「ノモケン」と学ぶプラモデルの入り口!! File.17


“楽プラ”で精密なシール貼りを学ぼう!

 プラモデルでは成形色(パーツ色)以外の細かな色分けを“シール”で行うキットもあります。シールを貼るのは誰しもやったことがあるでしょうから、説明無しでも行えるでしょう。とはいえ、歪みやズレのない整った仕上がりにするにはちょっとしたコツや丁寧な貼り方があります。今回はカーモデルの“楽プラ”から二台を題材に、そうした「シール貼り」について紹介していきます。

楽プラ スナップキット フォルクスワーゲン ビートル(リードグリーン)

●発売元/青島文化教材社●2420円、発売中

▲題材の楽プラ「ビートル」。窓枠や各所のモール、ライト類はシルバー面に印刷されたシールとなっています。光沢の美しいボディやメッキパーツと相まって深みのある姿に組み上がります

楽プラ スナップキット ホンダ DC2インテグラ タイプR(サンライトイエロー)

●発売元/青島文化教材社●2420円、発売中

▲楽プラ「インテグラ」。こちらは窓枠やモール類がシルバー面に印刷されたシール、灯火類やエンブレムが透明フィルムのシールと、使い分けられています。奥行きが感じられる前後ライトでボディスタイルと共に精悍な仕上がりです


シール貼りで用意したいツールを紹介

 丁寧にシールを貼るために、できれば用意したい工具です。指だけで貼り付けるのは難しいので、まずシールを扱いやすいピンセットは用意したいです。パーツの凹凸にシールを馴染ませるための用品は身近なものを利用することもできます。

▲シールを扱うピンセット。先端は少し幅があるほうが先端でシールを傷めにくいです。粘着シールが付きにくいフッ素コートがされているものも便利です
▲シールをパーツ面に馴染ませるのに、ツマヨウジや綿棒などカタチに沿わせやすいものがあると便利です。右の黄色い棒は先端の球でシールを馴染ませるステッカースティック。「楽プラ工具セット」に含まれており、特に便利です

楽プラ工具セット

●発売元/青島文化教材社●1320円、発売中


モールドに合わせたホイルシールの貼り付け

 ビートルの窓枠を例に、シールを台紙から剥がしてからの位置合わせ、パーツへの密着までを一連の流れで見ていきましょう。ここのシールはいわゆる「ホイルシール」で、パーツ面の凹凸にも馴染みやすい特徴があります。

▲シールを貼るタイミングはパーツ単体や組み立て中、組み立て後と様々なので説明書で確認しておきます。この後の例はボディにウィンドウ(クリアー)パーツをはめてからシールを貼る場所です
▲ホイルシールの特徴を確認してみます。余白を切り取ってランナーのタグに貼ったところです。ツマヨウジで押さえると文字がクッキリでるように馴染んでいきます。強くこすると表面に跡が付くので注意も必要です
▲窓枠シールを台紙から剥がすところ。フチを浮かすために台紙を反らせますが、折り目がついたりしないように注意。少し浮いたらピンセットで摘まみます
▲細いワク状なのでカタチを崩さない様に摘まみます。ねじてくっ付いたりしなように注意!ワイパーが描かれて幅が広め(ねじれにくい)ところを持っています
▲そのままパーツの表面に重ねます。まず向かって左側のワクとワイパーで閉じた範囲を合わせています
▲続いて右側も重ねていきます。まだパーツに重ねているだけで、強く押しつけないようにしておきます

▲ワクのシール全体を置いたところで配置を確認。少し右寄りにズレているように見えます。密着させる前なら修正できます

▲シールの上辺や左右を浮かして、位置をずらして置き直していきます。均等に剥がすようにし、シワにならないよう注意します
▲位置を修正してあらためて状況を確認。調整前よりもパーツとのズレが見られなくなりました

▲位置が決まったところでシール面を綿棒でおさえてパーツに沿って密着させていきます

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