HOME記事ガンダム『GQuuuuuuX -Beginning-』冒頭に登場する「白いガンダム」がHG化! モールドの彫り直しと自作パーツでより精緻でメリハリのある姿に!!

『GQuuuuuuX -Beginning-』冒頭に登場する「白いガンダム」がHG化! モールドの彫り直しと自作パーツでより精緻でメリハリのある姿に!!

2026.03.14

RX-78-02 白いガンダム【BANDAI SPIRITS 1/144】●ken16w 月刊ホビージャパン2026年4月号(2月25日発売)

ken16w製作「RX-78-02 白いガンダム」特撮

超密ハイディテールキットをより精緻に仕上げる

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』冒頭から登場し、作品のコンセプトとインパクトを視聴者へ伝える大役を担った白いガンダム。登場時間自体は短いものの、観る者に与える衝撃は赤いガンダムと同格と言えるだろう。HGの赤いガンダムをベースにしたキットは改修される前の頭部を新規造形で再現。さらに劇中では使用しなかったハイパー・バズーカも追加され、我々の思い描く「RX-78-02」の姿をより強めた構成となっている。ken16wによる作例は、彫り直しやデジタルプリントによるパーツで全身のディテールを整えて製作。凝縮された造形をより高濃度に際立てている。スケール感を錯覚させられそうな、その精緻な仕上がりをご覧いただこう。

ken16w製作「RX-78-02 白いガンダム」
ken16w製作「RX-78-02 白いガンダム」背面
▲地球連邦軍の新型モビルスーツ。シャア・アズナブルの手によって鹵獲されたあと、サイコミュに対応する改修を施され「赤いガンダム」となる。キットは改修前の頭部が新規造形。全身のモールドを徹底して彫り直すことで、一見すると大型モデルかと思わせるほどのハイディテールに仕上げている
ken16w製作「RX-78-02 白いガンダム」ハイパーバズーカ装備
ken16w製作「RX-78-02 白いガンダム」ハイパーバズーカ
ken16w製作「RX-78-02 白いガンダム」製作途中懸架

▲キットのもう1つのトピックスがハイパー・バズーカ。HG 01ガンダム付属のものと同型である。作例は他のトイにある腰への懸架を再現するため、懸架状態のバズーカ+腰アーマーを丸ごと製作して差し替えできるようにした

ken16w製作「RX-78-02 白いガンダム」頭部アップ
ken16w製作「RX-78-02 白いガンダム」頭部アップブラックライト

▲頭部のカメラ類はブラックライトでうっすら発光。マスク周辺の複雑なモールドも、丹念な彫り直しで驚異的な精度で仕上がっている

ken16w製作「RX-78-02 白いガンダム」ランドセル
ken16w製作「RX-78-02 白いガンダム」製作途中バーニアノズル

▲ランドセルのバーニアノズル内は金属パーツを追加してディテールアップ

ken16w製作「RX-78-02 白いガンダム」手元
ken16w製作「RX-78-02 白いガンダム」製作途中手元
ken16w製作「RX-78-02 白いガンダム」肩装甲アップ
ken16w製作「RX-78-02 白いガンダム」製作途中肩装甲

▲手首周辺のロールバー、6ヵ所のマウントパーツはデジタルプリントで自作したパーツに置き換えてディテールアップした。1/144サイズの成型品では恐らく再現不可能な細かさなので、大型スケールでのキット化が待たれるところである

ken16w製作「RX-78-02 白いガンダム」製作途中スネ
▲スネの内側の合わせ目は、青線部分をカットして分割を変更することで後ハメ化した
ken16w製作「RX-78-02 白いガンダム」武器類
ken16w製作「RX-78-02 白いガンダム」武装

▲オマケでハンマーも製作。もしシャアに鹵獲されなければ、白いガンダムがこの武装を使用することもあったはず……?

ken16w製作「RX-78-02 白いガンダム」
ken16w製作「RX-78-02 白いガンダム」
▲かいん(firstAge)製作の01ガンダムと対決。HGのラインナップも充実してきたのは嬉しいかぎりだ(01ガンダムはムック「機動戦士Gundam GQuuuuuuX モデリングインデックス」掲載)

 みなさんこんにちは。『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』に翻弄されまくった男ken16wです。劇場先行版で魅せられた『-Beginning-』に興奮し、TV版では毎週「次は何!? 何が出てくるの!? どうなってんの!!」とアニメでこんなにドキドキキラキラしたのはいつ以来だったでしょうか……。そんな『GQuuuuuuX』も放送が終了してはや10ヵ月が過ぎようとしています。キットは順調にリリースされ2025年12月には待望の白いガンダムが発売されました。
 シャアがコックピットを覗き込み「やはり動くか」と言い乗り込んだ、まだ白い状態のガンダム。では見せてもらおうか、そのHG 白いガンダムの性能とやらを……てことで製作開始です。
 組んだ感想ですが、とにかく細かい、とても細かいです。体型が細身で華奢なこともあり、基のRX-78と比べると一回り小さく感じます。しかも通常のMSに比べ圧倒的にディテールが多く、細かさを際立たせているようです。プロポーションはとても優秀で設定画を上手くトレースしてあるのですが、1/144ゆえの塗り分け箇所の多さやディテールの省略などが気になるところです。そんなこんなで重箱の隅をつつくような改修をしながら製作しました。
・頭部
 とにかくディテールが細かいです。スミ入れをキレイに仕上げたいので丁寧にタガネで彫り直します。KPS樹脂は少しでもタガネの切れ味が落ちると毛羽立ってしまうので何度もタガネの研ぎ直しをしながら彫りました。
・胸部
 胸のダクトやシリンダー形状のディテールなどをキレイに彫り直すことで塗り分けしやすくメリハリのあるディテールを表現できます。
・腕部/脚部
 6ヵ所のウェポンマウントは自作のデジタルプリント品に交換しディテール密度を上げ、塗り分けをしやすくしました。ヒジとヒザの関節は肉抜き穴がありますので瞬間接着パテで丁寧に埋めました。
 ハンドパーツはスタイルSさんのロボマニ、手首のロールバーはモデラーのかみんちゅさん製作のものをそれぞれ使用。
 脚はふくらはぎ内側下の合わせ目が目立つのでパネルラインに沿ってパーツを切り離し、分割を変更しています。この部分が唯一合わせ目が出てしまう部位となります。
・武装
 METAL ROBOT魂では腰にハイパー・バズーカをマウントできるようになっていましたので、手持ち用とは別のバズーカ(ジャンクのHG ガンダム用かと思います)を固定したリアアーマーを製作し、アーマーごと差し替えてマウント状態を再現できるようにしました。
・あとがき
 前述通りKPS素材の彫り直しに難儀しました。何度もタガネを研磨し、常に切れ味をキープしながら作業を進めました。それでも彫り直したパネルラインは毛羽立ち/返り/バリが出ますので、紙ヤスリを小さく切り出してそのカドを使用し、なぞるようにバリ処理をしました。すぐにヨレるのでカットし常にまっさらなカドを使用するようにするとキレイに処理できます。
 可動部はガジって動きが悪くなりがちですので、ラジコン用のグリスを少量塗布することでスムーズな可動を維持できます。
■塗装
 私が所属する「PLASTIC BOMB」で作ったPLASTIC BOMBカラー(PB)を使ってみました。
ホワイト=PB-01 ニュートラルグレー0.5W
ホワイト2=PB-02 ニュートラルグレー1.5W
ブルー=風蒼
レッド=フレイムレッド
イエロー=WG-04 らいとおれんじ
関節=PB-03 フレームグレー1
関節2=ニュートラルグレーIV
武器=PB-04 ウェポングレー
デカール=ガンダムデカールのVer.Kaシリーズのものを使用

ken16w製作「RX-78-02 白いガンダム」

BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット “ハイグレード”

RX-78-02 白いガンダム

製作・文/ken16w

HG 白いガンダム
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン●2420円、発売中●1/144、約13cm●プラキット


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ken16w(ケンイチロウ)

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