WEIRD TAILS[奇妙な尻尾]を持つ新ヘキサギア
2021.05.12コトブキヤから展開されている1/24スケールのキットブロックシリーズ『ヘキサギア』。今回は2月に発売となった大型モデル「ウィアード・テイルズ」の作例が到着。スタイリッシュで洗練されたシルエットをそのままにした基本工作メインで製作。まず目に入る赤と紫のカラーリングは、同時期に発売されたガバナー「ライトアーマータイプ:ローズVer.1.5」をベースにしている。改造は尻尾の「スペードロワー」の他に、シルエットを崩さずに武装を追加したのみ。ウィアード・テイルズ単体のカッコ良さを自然に活かした作例となっている。
■ウィアード・テイルズ
『ヘキサギア』シリーズの新作、「ウィアード・テイルズ」の作例を担当しました。
第三世代型ヘキサギアのひとつなんですが、他のラインナップと比べると、かなりデザインの違った機体です。全体にしっかりとした統一感があったので、今回はミキシング少なめにして形をなるべく変えず、ガバナーの「ライトアーマータイプ:ローズVer.1.5」に合わせたカラー変更とディテールアップを中心に行いました。
着脱可能な追加ウェポンをおまけで製作。ウィアード・テイルズ搭載の無人攻撃機スペードロワーを使用した際、本体の自衛用として使用する武装という想定で作っています。
機動力が売りのヘキサギアという公式設定なので、各所装甲のフチは薄く削り込み軽量化。目立つ部分にある3mm穴は、ランナーと瞬間接着剤で埋めています。背後から見て気になる隙間にM.S.GラジエートフィンAに付属するシイタケディテールを使用してディテールアップ、スターブライトゴールドで差し色にしました。
■追加武装
M.S.Gメガスラッシュエッジとウッドペッカー付属パーツを使用しブレード兼ライフルの複合兵器にしています。接続にも同じくウッドペッカーのアームを使用することでフレキシブルな可動を可能にしています。
■ガバナー
ライトアーマータイプ:ローズをベースに一部色変え、Ver.1.5からの新規パーツのコンバットヘルムタイプを採用しています。
■使用塗料
ウィアード・テイルズ
内部=ヘキサフレームガンメタル
紫=GXメタルバイオレット
赤=ハーマンレッド+GXクリアパープル
シート等=マホガニー、スターブライトゴールド
ガバナー
本体=ハーマンレッド+GXクリアパープル
胸、背中=ヘキサホワイト
腰=ヘキサバイオレット
手足=ヘキサフレームガンメタル
頭部、武器=GXメタルバイオレット
コトブキヤ 1/24スケール プラスチックキット“ヘキサギア”
ウィアード・テイルズ
製作・文/Re-ta
ウィアード・テイルズ
●発売元/コトブキヤ●7150円、発売中●1/24、約28cm●プラキット
ライトアーマータイプ:ローズVer.1.5
●発売元/コトブキヤ●2695円、発売中●1/24、約7.4cm●プラキット
ⒸKOTOBUKIYA
Re-ta(レータ)
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