筆塗り+電飾で『ゴジラ2000 ミレニアム』のラストバトルをディオラマ化!!
今やガレージキットにも負けないクオリティの製品が続々登場し、プラキットの新たなジャンルとなりそうな勢いもあるゴジラのプラキット。今回はそのなかから、今年1月に発売されるアオシマの「PLAfig.」シリーズ第2弾、ゴジラ(1999)をギミック大好きモデラーの村尾ゴジラが製作。定番のディオラマ仕立てに加えて、プラキットならではの裏技を使った電飾化モデルも合わせてご紹介しよう!
新生ブランド「PLAfig.」第2弾となる「ゴジラ(1999)」は、本誌連載「H.M.S.」にも参加しているRYOねんど星人が原型を担当。躍動感あふれる造形が全高約13cmという手頃なサイズに凝縮された見ごたえたっぷりのキットである。今回の作例ではその緻密な造形をさらにアクリルガッシュによる筆塗りで強調し、オルガとの激しいバトル後の姿を表現した。
こちらは青島文化教材社のオンラインショップ限定で付属する、クリアー成型の背ビレパーツを利用した電飾版。キットのインナーパーツを使用せず、外皮のパーツのみをモナカ状に組み立ててLEDを仕込むという、少々変則的な製作法のため、誰にでもおすすめできる方法ではないが、クリアーパーツならではの楽しみ方として腕に覚えのある方は挑戦してみては?
ようっ、村尾ゴジラじゃ。今回はアオシマから新発売のPLAfig.No.02「ゴジラ(1999)」をディオラマ仕立てで作るぞ。
それにしても最近の怪獣プラモはすごい。組んでみたら接合面の合いがどんぴしゃり。溶解式の接着剤を使ってしっかりと溶かしこみながら説明書通りに組み立てるとあら不思議。これがインジェクションプラモデル? と思うくらいの完成度。技術のすばらしさには目を見張る。なお、今回はキットをストレートに組んだものと電飾版の2体を製作したが、ここでは組み立て方が通常と異なる電飾版の製作をメインに解説するぞ。
■電飾じゃ
ネットショップ限定版にはクリアーパーツの背ビレが付属するので、これを利用して電飾版ゴジラも作るぞ。電飾版は、変速的な作り方をしたから注意してほしいぞ。それは中身の芯材を使わず外側のパーツだけを貼り合わせるというものじゃ。これで中身を中空にするんじゃが、一度に組み立てず半身になるようにして電飾パーツを組み込んでいくぞ。ポイントは背ビレパーツを組み立てる差し込み部位を大きく広げること。これで光が伝わりやすくなるんじゃ。光らせるユニットはクリスマスの時期に売られているLEDラインモールで米粒大電球色が100個あるものを体内に入れ込んだぞ。配線は右足裏にあけた穴から逃がしてあるんじゃ。さらに今回はゴジラの口中を光らせるために上下アゴパーツを型取りし、紫外線硬化樹脂を使って透明化もしてあるぞ。
■塗装じゃ
塗装はアクリルガッシュを使い、筆塗りにて表現しておるぞ。透明部にはラッカー系のキャンディカラーというクリアー系のピンクを使い鮮やかな背ビレや口中を表現したぞ。電飾版は発光させながら塗ると色の塗りムラや塗り残しが分かりやすいのでおすすめじゃ。ゴジラの体表はベースに黒を塗り、乾いてからウォッシュやドライブラシで茶色 赤紫色 ライトブルー等いろいろな色をパレットに出し混ぜながら塗装する。アクリルガッシュの特徴として乾くと白っぽくなるが、ツヤ消クリアーなどで表面をコーティングすると鮮やかな発色が出てくるぞ。
■ディオラマじゃ
今回は『ゴジラ2000 ミレニアム』のラストをイメージしてA3程度の厚さ15mmのベニヤ板を使いスクラッチしたビルや破壊されたオルガを配置していくぞ。オルガは下絵を描き、アルミホイルで大まかな形を作るんじゃ。このときは頭を破壊されて背骨が見えるイメージじゃったのと、大きな爪を見せたかったから下半身は無い状態じゃ。だいたいのアルミホイルフレームができたら、紫外線硬化パテを使い部分別に表皮を作り硬めながら全体のバランスを見て進めていくぞ。紫外線硬化樹脂パテは嫌な臭気もなく、アルコールで表面をならすこともできるので、リビング等での模型製作にもピッタリじゃ。オルガが爆発して飛び散った表現は、熱で硬化する樹脂粘土のスカルピーを使って造形した。ヒートガンという高熱源のドライヤーを使い、あえて表面につぶつぶが浮いて焦げるくらい熱してやることで生物感を表現してみたぞ。
塗装はターナー色彩のアクリルガッシュを使い塗装しており筆塗りが中心なのじゃが、今回は2026年1月新発売のアクリルガッシュ/アクリル絵具用エアブラシうすめ液を使ってメタリック塗装を行った。小分け容器などで溶いたあと、ストレーナーを使いダマを取り除いてから塗装することが大事じゃぞ。これを怠ると塗装面にぶつぶつが出たりして汚くなってしまうんじゃ。
ビル街は、Nゲージ用の建物や工場を組み合わせてあるのじゃが、ゴジラのサイズに合わせて横長の建物を1/4に割り、箱型に組み立てるのじゃ。ビルの配置やディテールは日頃から街中を観察し、自分なりのイメージを持っておくと街や高架線路に見合うパーツを探しやすくなって、製作がより楽しくなるぞ。地面は石膏を使い、石膏が硬化する前にビルを配置。さらに硬化してきた石膏を筆などで荒らし、瓦礫と混ぜたりしながら壊れて吹き飛んだ表現を行ったぞ。
青島文化教材社 ノンスケール プラスチックキット“PLAfig.”
ゴジラ(1999)
ディオラマ製作・文/村尾ゴジラ
ゴジラ(1999)
●発売元/青島文化教材社●7260円、発売中●約13cm●原型製作/RYO ねんど星人●プラキット
●ボーナスパーツ付属のオンラインショップ限定版(7480円)もあり
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村尾ゴジラ
失敗しても楽しんで作っていけるのがディオラマの良いところじゃ。楽しんでモデラーライフを築いてほしいぞ。




























