HOME記事工具・マテリアル続:プチ塗装で素組みから脱出! 水性ボトムズカラーでチョイプラを塗り分け!!

続:プチ塗装で素組みから脱出! 水性ボトムズカラーでチョイプラを塗り分け!!

2026.02.11

初めてでも安心!プロモデラー「ノモケン」と学ぶプラモデルの入り口!! File.16

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レンズ面を塗り重ねとぼかしで見映えアップ

 最後の塗装はレンズ面。ここはボカシをいれて奥行きが感じられるような雰囲気を出してみます。フリーハンドでも塗り分けがしやすい手順にしているところもポイントです。

▲始めに塗ったバイザー部と、カメラパーツの塗装仕上がりです。カメラのレンズに施した塗り重ねとぼかしの表現方法を見ていきましょう

▲レンズ面のグリーンとホワイトを用意。白にグリーンを加えた色を下地にし、グリーンを重ね塗りしてぼかしていきます。先にパレットの上で試します
▲ホワイト+グリーンをレンズの中心に塗っておきます。より陰影が付くように外周には塗らずに差を付けています
▲グリーンの塗り重ねは外周から点々と筆先で塗料を置くような塗り方で、中心の下地にした明るい色を残すように塗っていきます
▲赤いレンズも同様に塗装したら、カメラパーツのATライトグレーを塗っていきます。レンズ面の境界はパーツを回しつつ、筆先でフチ取るように塗装していきます。回し易い持ち手にするためパーツ裏にランナーを挿しています

プチ塗装・塗り分け編の効果を確認!

 単色のキットですが、細部の色分けをすることで完成見本のような姿となりました。成形色のままで済むところもあることで全体の質感が保たれ、塗ったところも効果も伝わる仕上がりです。

▲全身の比較。違いが分かりやすいのは頭部バイザー、腹やモモの塗り分け。専用色を使うことで色のバランスもよく、塗装面とパーツの質感も馴染んでいます

▲ディフォルメ体形で上半身に目が行きがちですが、細い脚部の再現も秀逸。足首の塗り分けもそれを引き立てます
▲背面。ライトグリーンが挟まることで、機体の構成が伝わりやすくなっています。右上腕はパーティングラインを残して違いが比較できるようにしています

塗料皿の簡単洗浄

▲使用後の塗料皿は塗料が固まってからマジックリンを足した水でつけ置き。しばらくすると塗膜が簡単に剥がれるようになります。使い切った塗料ビンもこの方法で再利用できます


今回のまとめ

 限られた箇所を塗り足して仕上がりを高める第2弾。今回は模型用塗料を使っていること、そして塗り分けの境界を整えやすい方法で塗っているところがポイントです。あらためて振り返ると、前回はマーカーを使うことで、塗料の撹拌や濃度のところを簡単に済ませていたのもわかるでしょう。今回扱った内容は他の塗料でも通じる基本的な事柄です。素組みから塗装へのステップアップにぜひ試してみてください。


記事中の模型用語をピックアップ簡単解説!

■水性塗料
 一般に水で薄めたり、筆を洗ったりできる塗料のことです。匂いも穏やかで使う人や周囲への配慮にもなります。乾燥後は耐水性になります。

■撹拌棒
 容器内の液体などを混ぜ合わせるための棒。模型用では先端が平や皿状で金属製がよく用いられます。簡易的にはランナーで代用ですることもできます。


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解説・文/野本憲一

 多くのユーザーから愛される模型製作ガイド「NOMOKEN 野本憲一モデリング研究所」の著者・プロモデラー。当連載『いまさら聞けないプラモデルの基礎』では、令和最新版“プラモデル製作の基礎”を解説します。現在では数多くの選択肢があるプラモデル製作の道具やテクニック。「名前は知っているけどどんなものなんだろう?」「いまさら聞くのもなぁ…」と思うものもあるはず。そんな“ギモン”を改めて学んでみましょう。


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