「セイラマスオの気まぐれガンプラ製作記RETURNS」連載スタート!! 第1回は「FULL MECHANICS カラミティガンダム」を題材にプロポーションアレンジ!
2026.02.22
セイラマスオのガンプラ製作記RETURNS●セイラマスオ 月刊ホビージャパン2026年3月号(1月23日発売)
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❸股関節幅を変更する
▲続いては股関節の左右幅を拡大します。キットの股関節は軸移動や腰との連動可動などの細かい機構が満載で、とても手を付けられそうにありません(泣)
▲そこで太モモ上部の関節側に手を入れます。この部分は力のかかる箇所なので、安易に軸だけ延長などはしたくないところ…
▲少々きわどいカットになりますが、画像のように切り分けます。キットのこの部分は柔らかめのプラ(通称KPS)でできているので、こういう繊細なカットはカッターで丁寧になぞりながら切り離すと失敗のリスクを低減できます
▲切り取った部分にタグプラ板で肉付けして、脚接続用軸を外側にずらします
▲加工が終わったところ。強度が必要な場所ですから、しっかりとタグプラ板のリブで補強しながら大幅に軸位置を変更できました
▲関節が内側に移動したぶん、太モモ内側の外装と干渉するようになったので外装側をカットしました
▲加工を終えた両脚を組み込んでみました。股関節の半個分、外側にオフセットできました。心配した強度も問題ありませんでした
❹フロントアーマー、サイドアーマーの延長
▲脚部が外側に移動したので、同じようにサイドアーマーも外側に移動させないといけません。まずはサイドアーマー接続用のボールジョイント部分を根元から切り離します
▲切り取ったボールジョイント部にランナープラ板を貼って外側に延長します
▲それほど強度は必要なさそうな部位ですが、裏面もランナープラ板のリブを通してしっかり補強します
▲腰周りはチラリと見えそうなところなので、ランナープラ板で延長した前後にランナーを貼り付けてそれっぽくデコレート。カーブした形のランナーを捨てずに取っておいたので、ウマく活用できました♪
▲実際に組み合わせてみるとかなり延長し過ぎていたので、全体的に数mm短縮し直して写真の状態になりました。こういうトライ&エラーはつきものです
▲脚位置を変更したことにより当然フロントアーマーの隙間も目立ってしまうので、ここも大型化。ここの工作も簡単に済ませたいので、まずは紙を貼ってどういうふうに大型化するかを検討します
▲フロントアーマーの形状から、より簡単な方法は内側方向へ延長するほうだと判断。タグプラ板を大胆に貼り付け
▲下部にできた隙間もタグプラ板でウマく埋めることに成功したら、上部にランナープラ板を貼り付け。これでフロントアーマーの簡単大型化が大成功です♪
▲ただ、フロントアーマーの内側を伸ばしたので腰との接続位置が変わってしまいました。これを解消するため、今度は接続用のボールジョイント部を基部ごと切り取ります
▲位置をしっかり調整して、切り離したボールジョイント部をフロントアーマーに直接貼り付けます
▲これにて、股関節幅拡大にともなう腰アーマー周辺の加工は終了♪ かなり大型化することができました
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©創通・サンライズ
セイラマスオ
独特の視点と考察によるディテール工作術“マスオディテール”と、作品問わずパーツを使いこなすミキシングテクニック、そして成型色を活かした淡い塗装仕上げを得意とする本誌名物モデラー。
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