“水着プラモデル”のつややかな肌って?「フィニッシングペーパー」や「ガラスヤスリ」を使いこなしパーツを滑らかにしてみよう【ガルプラレスキュー隊】
2025.12.15
ガールズプラモレスキュー隊!!⚫けんたろう ガールズプラモスタイル #08(9月26日発売)
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ゲート跡とパーティングラインを平滑にしよう
▲ ヒジや肩に見られるパーティングラインは、デザインナイフの先端を横に動かして削り取るのが簡単。刃が他の部分に当たらないように先端を使います
▲ 可動部の削り加工後。パーティングラインも見えなくなり、キレイな肌色パーツになりました
▲ ハンドパーツのゲート跡処理。こちらはPVC製の軟質素材になっています。こうしたパーツも320番からヤスリがけします
▲ キレイになってきたら番目を400番から600番にして、白くなった傷をさらに整えていきます
可動部分の段差を滑らかに整える
▲ ここからワンステップ。太ももの回転軸部分は接着できないので、処理できないかといえばそうではありません
▲ 太ももの回転軸を前側に合わせたら、320番で全体の段差を一気に削っていきましょう。太もものカーブに合わせて柔らかく縦方向で削ります
▲ その後600番でキレイに整えます。回転軸は一応保存しつつ、太ももの段差がなくなりすべすべにできました
▲ 組み立てただけ状態(左)との比較。合わせ目やパーティングライン、そして回転軸の段差をヤスっていくことで、右のようにキレイにできます
パーツの白化を防ぐガラスヤスリ
▲ サンダルなどのゲート跡は、紙ヤスリで削ると白くなってしまい塗らない場合は目立ってしまいます
▲ そこで使えるのがガラスヤスリ。現在大流行のこのツールは、こうしたゲート跡をなかったかのように処理できます
▲ こちらはカーブに合わせて削っただけ。クリアーパーツのゲートもこれでキレイにできるので、オススメなツールです
まとめ
水着系のガールズプラモは、肌面積が多いだけに、合わせ目処理やパーティングラインの処理が地味に効いてきます。ヤスリの番手をしっかり選んで、段階をひとつひとつ上げれば、プラスチック感のある表面から、滑らかなきめ細かい肌に変えることができます。肌の成型色の透明感を活かしつつ、水着をよりキレイに魅せる、ヤスリがけをうまく活用してみてください。
ガールズプラモスタイル #08
特集:プラモDEビーチコーディネイト
●2420円(税込)
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