HOME記事ガールズプラモバーゼラルド Animation Ver.

バーゼラルド Animation Ver.

2021.07.15

バーゼラルドAnimation Ver.【コトブキヤ 1/1】 月刊ホビージャパン2021年8月号(6月24日発売)

FAガールロゴ
メガミロゴ

コラボで実現させた“アニメイメージ”バーゼラルド、キットレビュー

 アニメ『フレームアームズ・ガール』(以下FAガール)におけるバーゼラルドは、基のプラキット版と比べて華奢で低身長。それをマシニーカを用いて再現したのが「メガミデバイス バーゼラルド」である。アニメイメージのスタイルとともに広い可動域も搭載。劇中を彷彿させる可愛らしい仕草も思う存分楽しむことができるのだ。
 作例はニルエットが担当。基本的にはキット準拠のレビュー仕上げだが、カラーリング調整やキャンペーンデカール(現在は配布終了)などを用いて自分なりのアニメイメージに近づけたアレンジも行っている。

▲武装の懸架をM.S.GジョイントセットDに変えるだけで自由度が格段に上がり、可動域の広いマシニーカ素体にも追従してくれる
▲肉抜きを処理したパーツ群。主に武装用パーツに散見されるので、じっくり処理していこう

▲アーマー装着版の脚部の差し替えがヒザ下からとなり、塗装時の色分けが非常に楽になっている

▲非武装の頭部は丸ごと差し替え

▲フェイスの受けパーツを削って(赤い部分)後ろに引くことで顔が明るく見えるようになる。デカールは過去に配布されたキャンペーンデカールを使用。片目閉じの表情はメガミデバイスのもので用意した

■バーゼだよ
 『メガミデバイス』×『フレームアームズ・ガール』のコラボによる新型バーセラルドを製作させていただきました。アニメ仕様ということもあり、小柄でより可愛らしくなりました。
 気になるのは新規造形されたスモール素体、腰の可動部にはアリスギアシリーズで使用されているマシニーカボディを採用されておりダイナミックなアクションポーズを取ることが可能となっています。

■工作
 肉抜きのパテ埋め、各パーツの合わせ目処理と後ハメ加工を中心に行いました。バーゼラルドの装甲パーツには合わせ目がディテールなのか判別できない部分が多くあるので今回はすべて処理することにしました。バインダーの内部パーツはモールド部以外をすべて切り抜きハメ込み式にしてあります。
 前髪で目が少し隠れてしまうのでフェイスの受けパーツを削り後ろに引くことで顔が明るく見えるようにしました。瞳デカールは過去に配布されたキャンペーンデカールで対応。メガミデバイスのデカールも使用して片目を閉じたフェイスパーツも作りました。

■可動域の拡張
 多少のアレンジを加えても良いということだったので、バインダー取り付けパーツを既存の物からM.S.GジョイントセットDに変更。マシニーカ素体に合わせてより自由にアクションポーズが取れるようにしました。
 カラーリングはアニメをベースに調色、ボディスーツにはウォームホワイトにトパーズゴールドを加えて仕上げました。
 バーゼラルドは過去に複数作例があるので自分の思い描く「バーゼらしさ」に重点を置いた工作に心掛けました。アニメ2期も待ち遠しいですね。セッション。

コトブキヤ 1/1スケール プラスチックキット
“フレームアームズ・ガール”“メガミデバイス”

バーゼラルド Animation Ver.

製作・文/ニルエット

バーゼラルド Animation Ver.
●発売元/コトブキヤ●6930円、発売中●1/1、約17cm●プラキット

©KOTOBUKIYA・RAMPAGE ©Masaki Apsy ©KOTOBUKIYA / FAGirl Project

この記事が気に入ったらシェアしてください!

ニルエット

オススメの書籍

月刊ホビージャパン2021年8月号

ご購入はこちら

フレームアームズ・ガール モデリングコレクション3

ご購入はこちら

メガミデバイスモデリングコレクション

ご購入はこちら
PAGE TOP
メニュー