まるで“本物のような”質感!?「PGU νガンダム」の重厚感のある多色フレームの秘密に迫る!!【RX-93 νガンダム開発記録 第4回】
2025.10.18PERFECT GRADE UNLEASHED RX-93 νガンダム 開発記録 Vol.4【BANDAI SPIRITS 1/60】 月刊ホビージャパン2025年11月号(9月25日発売)
PERFECT GRADE UNLEASHED
RX-93 νガンダム開発記録 Vol.4
全ガンプラブランドの最高峰たる“PERFECT GRADE UNLEASHED”の最新アイテムであり、ガンプラ45周年の集大成として開発が進められている「RX-93 νガンダム」。そこに込められた最新技術やこだわり、開発者の想いなど、本アイテムの魅力を徹底的に深堀りしていくのが「PERFECT GRADE UNLEASHED RX-93 ν ガンダム 開発記録」である。第4回は、本アイテムの3つのコンセプトのなかで、第3の柱たる「金属の質感を施した重厚感のある多色フレーム」を解説。いよいよ本アイテムの根幹であり、さまざまな技術が凝縮された内部構造の秘密に迫っていく。
前回はコチラ
POINT.03
金属の質感を施した重厚感のある多色フレーム
COMMENT
(BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン開発担当)
Q:ゴールドやシルバーを多用したメタリック成型、メタリック3Dシール、エッチングシール、軟質ケーブル、金属パーツなどのマルチマテリアルを採用することで、内部フレームの色味がPGU RX-78-2 ガンダムよりも多彩になった印象です。こちらはどのようなことを意識されたのでしょうか?
コンセプトでもある「ガンダム建造体験」へのアプローチとして、もしもガンダムが実在したら、このようなフレーム、ケーブル、パネルがあるだろうというイメージを持ってデザインをつきつめていきました。その再現手法として、PG UNLEASHED RX-78-2 ガンダムでも好評だった資材の活用やメタリック成型&メッキパーツを配置していきました。
MULTI MATERIAL
1/60スケールであることを活かしてさまざまなマテリアルを使用。設定上の材質を考察し、各部位に合わせたマテリアルを選定していくことで、“本物のような”質感表現を行っている。
次ページ──コックピット
&LEDユニット
ⓒ創通・サンライズ