HOME記事スケールモデル憧れのマーキングを楽しむ! プラッツの「1/72 F-15Jイーグル 第305飛行隊“梅組”デジタル迷彩」を使用してデカールワークのコツを伝授!【スケールモデルの“神レシピ”】

憧れのマーキングを楽しむ! プラッツの「1/72 F-15Jイーグル 第305飛行隊“梅組”デジタル迷彩」を使用してデカールワークのコツを伝授!【スケールモデルの“神レシピ”】

2025.09.21

スケールモデルの神レシピ/F-15Jイーグル 第305飛行隊“梅組”デジタル迷彩&航空自衛隊 F-15Jイーグル2003戦競 第303飛行隊 白龍【プラッツ 1/72】●けんたろう 月刊ホビージャパン2025年10月号(8月25日発売)

けんたろう製作「F-15Jイーグル第305飛行隊“梅組”デジタル迷彩」と「航空自衛隊-F-15Jイーグル」

高品質デカールで、憧れのマーキングを楽しめる時代です

 スケールモデルやガンプラ、キャラクターモデルのキットをさまざまな便利テクニックを活用して完成させていく本連載。今回は、航空自衛隊のF-15Jの「スペシャルマーキング」に挑戦します。各メーカー多数のスペシャルマーキングの機体を発売していますが、その中でも特に精力的に送り出しているのが「プラッツ」。スペシャルマーキングを、カルトグラフ製の高品質デカールで楽しむことができるのです。そんなデカールワークを今回、梅のマークが特徴的な「1/72 F-15Jイーグル 第305飛行隊“梅組”デジタル迷彩」キットを使用してご紹介します。


スペシャルマーキングデカールを攻略だ!

けんたろう製作「F-15Jイーグル第305飛行隊“梅組”デジタル迷彩」
▲新田原基地で防空任務に就く第305飛行隊。その創隊40周年を記念して、2019年3月に登場したF-15Jイーグルの記念塗装機。ピクセル状のデジタル迷彩の手法を採り入れ、さらにその部隊マークから「梅組」とも呼ばれる同隊のイメージカラーを、大きな梅のマークとともに配している。これらの塗装は、同隊のモットーである「強 速 美 誠実」を表現したものと言われている
F-15Jイーグル 第305飛行隊“梅組”デジタル迷彩塗装図
▲マーキングを貼る前にまずは塗装。プラッツのキットはカラー塗装図が入るので色のイメージがしやすい
F-15Jイーグル 第305飛行隊“梅組”デジタル迷彩デカール
▲こちらがデカール。一見細かいように見えるが、注意書きや迷彩が一枚でプリントされているのが特徴
けんたろう製作「F-15Jイーグル第305飛行隊“梅組”デジタル迷彩」製作途中デカールをでカーリングQuickトレイに置く
▲プラモ向上委員会の「デカーリングQuickトレイ」は必須! 長時間デカールを潤った状態に保ち、ノリ成分も保持してくれるのでデカールの取り回しが非常に楽になる
けんたろう製作「F-15Jイーグル第305飛行隊“梅組”デジタル迷彩」製作途中機首迷彩デカール貼り
▲機首のデジタル迷彩を貼る。このような曲面部分は、デカールをよりパーツに馴染ませる必要がある
けんたろう製作「F-15Jイーグル第305飛行隊“梅組”デジタル迷彩」製作途中余分な水分吸い取り
▲まずは指定の位置にデカールをセットし、余分な水分を綿棒で吸い取りながら、パーツに密着させていく
けんたろう製作「F-15Jイーグル第305飛行隊“梅組”デジタル迷彩」製作途中デカールの上からマークセッター塗り
▲それだけだと曲面に追従しないので、GSIクレオスの「マークセッター」をデカールの上から塗る。マークセッターはデカールを柔らかくしながら、ノリ成分で密着力もアップする
けんたろう製作「F-15Jイーグル第305飛行隊“梅組”デジタル迷彩」製作途中余分なマークセッター吸い取り
▲余分なマークセッターを綿棒で吸い取りながら、デカールの上を転がすようにしてパーツとデカールを密着させる。曲面はこの手法で貼っていこう
けんたろう製作「F-15Jイーグル第305飛行隊“梅組”デジタル迷彩」製作途中インテーク部分
▲デカールは余白をしっかりと切り取る。インテーク部分などは余白部分が干渉する

次ページ──後半戦

1 2
この記事が気に入ったらシェアしてください!

けんたろう

オススメの書籍

月刊ホビージャパン2025年10月号

ご購入はこちら

零戦模型製作の教科書2.0

ご購入はこちら

名機100選 航空模型百科全書

ご購入はこちら
PAGE TOP
メニュー