水性塗料「U-35」で“清水式塗装”実践!シルバー下地を活かした紫・緑塗装でメタリック&ツヤ感のあるエヴァンゲリオンに仕上げ【ターナーアクリル通信】
2025.08.14
ターナーアクリル通信#015 月刊ホビージャパン2025年9月号(7月25日発売)
ターナーアクリル通信 #015
話題の塗料「アクリルガッシュ」について、塗り方からプラモへの使い方まで教えてくれるコーナー。アクリルガッシュのメーカー、ターナー色彩協力のもと、基本的な使い方と模型への活用方法をご紹介しましょう。
今もっとも注目を集める筆塗りモデラー、清水圭が本連載にも登場。ターナーU-35だけを使用して、他のホビー系塗料と同じように下地色を透かした清水式の塗装を実践してくれました。今回はシルバーの下地を活かしたメタリック風で紫・緑を塗装し、ツヤ感のあるエヴァンゲリオンに仕上げています。
清水 圭
水性塗料を使う筆塗りの達人として、月刊ホビージャパンや単行本で活躍中。月刊ホビージャパン2025年9月号の表紙作例も手掛ける看板モデラーのひとり。
▲キットは「海洋堂ARTPLA解体新書」の付録を使用。こちらの本も好評発売中!
海洋堂ARTPLA 解体新書
●発行元/ホビージャパン●4950円、発売中
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▲塗料はすべてU-35を使用。スタートはグラファイトグレーで全塗装した後、イリデッセントシルバーを上塗りしてメタリック感の下地を作っていく
▲エヴァの紫はウルトラマリンバイオレット。下地の銀が見えるよう薄く塗るのが清水式のポイント! 平筆を使い、塗り潰さないよう軽く色を乗せている
▲緑はライトグリーンを使用。下地のシルバーの露出に薄く緑が乗るだけの塗装でOKだ
▲緑と紫が入ることでエヴァンゲリオンのシルエットが見えてきた
▲目や胸元など、オレンジの部分はディアリライドイエロー。表面的に薄く塗ることでモールドの部分は下地が残り、スミ入れのようにも見える
▲エフェクトとして、ナフソールレッドライトを追加。その他エッジにチタニウムホワイトでハイライトを入れた
▲こちらでU-35を使用した清水式塗装が完成。メタリックカラーの紫と緑が映えて、重厚感のあるエヴァ初号機となった
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Ⓒカラー Ⓒカラー/Project Eva.