セイラマスオも愛用!100円ショップのアイテムで始める筆塗り塗装!プロモデラー・セイラマスオから学ぶツールの選び方
2025.08.07セイラマスオも愛用! 100円ショップアイテムの選び方 月刊ホビージャパン2025年9月号(7月25日発売)
セイラマスオも愛用! 100円ショップアイテムの選び方
プロの“目利き”に学ぶ
「100円ショップの道具でここまでできるのか」。そう思わされる場面が、今の模型界には確かにある。もちろん、模型用に調整されたメーカー各社のツールには性能が劣る部分が多いが、安価で身近な道具だからと侮ることなかれ。プロモデラーのセイラマスオも、実際に愛用するアイテムを多数揃え、筆塗りのHow Toで活用している。だが、100円ショップのアイテムには“棚替え”という宿命がある。ゆえに大切なのは、モノそのものよりも「選び方の眼」である。本記事では、セイラマスオが実際に使っている筆塗り用アイテムとともに、それらがなぜ選ばれたのか、なくなってしまった場合に何を基準に代用品を探すのか、その視点を共有する。
プロの机にある“意外と使える”ツールたち
セイラマスオの机には、身近な道具がさりげなく並ぶ。大事なのは選び方。どんなふうに使っているのか、その工夫をのぞいてみよう。
普通の図画工作用の平筆ですよ
▲ 太さ違いの5サイズが揃ったナイロン製平筆セット。コシが強く、筆運びにある程度の力加減を要するが、筆使いに慣れたモデラーであれば使いこなせる。模型用途としては先の細い3本が主に活躍。大きいサイズの筆は用途が限られるため、全サイズを使い切ることは稀
ドライバー→タガネに加工
ピンバイスセット→使う径は絞る
▲ 1mm、1.5mm、3mmがあれば、ガンプラを作る時のほとんどの作業に対応できるという。使用頻度がそこまで高くないため、軸径の安定感よりは、とにかく“穴を開けるのに困らない”程度で揃えている
まとめ
同じ道具が手に入らなくても大丈夫。大切なのは「どう選ぶか」。セイラマスオの視点をヒントに、自分だけの“使える道具”を見つけてほしい。

セイラマスオファンに朗報!
月刊ホビージャパン9月号ではセイラマスオの筆塗り「リック・ドム」を8ページの大ボリュームで掲載! いかにしてムラなく水性ホビーカラーで筆塗りしているのか…! 皆さんの製作のヒントになること間違いなしの記事をぜひチェックしてほしい!
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