HOME記事ガールズプラモ『【推しの子】』“完璧で究極のアイドル”の「アイ」を衣装や肌の質感にこだわって製作!【KADOKAWA PLASTIC MODEL SERIES(カドプラ)】

『【推しの子】』“完璧で究極のアイドル”の「アイ」を衣装や肌の質感にこだわって製作!【KADOKAWA PLASTIC MODEL SERIES(カドプラ)】

2025.08.05

アイ【KADOKAWA】 月刊ホビージャパン2025年9月号(7月25日発売)

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鏡見て研究して ミリ単位で調律

アイのアクションポーズ画像 その1
▲ キットはアイドル衣装姿を再現したもので、多数の表情やハンドパーツが付属。劇中のステージパフォーマンスをイメージしたさまざまなディスプレイを楽しめる。サイドテールは根元に可動軸が仕込まれているので、ポージングの表情が広がる
アイのアクションポーズ画像 その2
アイの製作過程の画像 その14
▲ アイドル衣装の上着はタイトに設計されているので、脇腹部分を削り込んで可動のクリアランスを確保
アイの製作過程の画像 その15
▲ 上着の合わせ目は縫い目に見えるような位置にあるため、合わせ目のエッジ部分をアルゴファイルジャパンのマジ・スク(マルチジルコニアスクレーパー)で処理した

before⇒after

アイの作例と素組みの比較画像
▲ キット素組み(左)との比較。塗装で衣装の陰影が強調されて立体感が増しているのが見て取れる。髪の毛のキラキラ感もアイドルらしさが増してとても効果的だ

目の細め方 口角 全部打算

アイのアクションポーズ画像 その3

■ワイルドワールド!
【推しの子】アイ DX ver.を担当しました。原作やアニメですさまじい印象を残した彼女が「カドプラ」第3弾でプラキット化されるということで、気になっている方も多いのではないでしょうか。

■製作
 まずは説明書通りに組み立てていくのですが、とにかく組み立てやすい! ガールズプラモに慣れた方なら1~2時間もあれば組み立てられると思います。そして塗装済みパーツも含めた色分けによって配色の再現度がとても高くなっています。DX ver.付属の水着ボディは肌部分が多いですが気になる合わせ目もほぼなく、組んだ直後は「改修するところがないのでは…?」と思ってしまったほどです…。なお、塗装する場合アイドル衣装の肩ジョイントは外したままにしておくことをオススメします(外しにくいので)。

■加工
 ゲート処理や可動部を削ってクリアランスを確保するなどの基本的な加工を行っています。スカートのフリルや水着のパレオなど、服パーツは成型都合で肉厚になってしまう部分が散見されたので、薄くする加工を追加しています。

■塗装
 成型色で色分けがほぼ完璧に再現されています。プラスチックの透け感を活かしたい箇所も多いので、髪の毛などを除き、ほとんどのパーツでは成型色にシャドウを追加して質感を高める方針とします。靴はソールにラスキウスアウラの濡烏、それ以外はアクセルSのコンクブラックで塗装。その上からフィニッシャーズのクリアーブラックで調整したあと、ソール部分をツヤ消し、それ以外を光沢で仕上げています。水着ボディはハイライトに偏光パール(ガイアカラーのプリズムパステル ミントグリーンブルー)を薄く吹き、さらにトップスを光沢仕上げにすることでアイドル衣装との質感の違いを狙いました。肌はタミヤウェザリングマスター等でお手軽に陰影を付けています。これにトップコートを吹く場合、一度砂吹きしておくと本吹きの際に剝がれにくくなってオススメです。
 それでは、みのりある模型ライフを!

アイの正面画像

KADOKAWA ノンスケール プラスチックキット“KADOKAWA PLASTIC MODEL SERIES” 【推しの子】アイ DX ver.使用

アイ

製作・文/エクレア

KADOKAWA PLASTIC MODEL SERIES 【推しの子】アイ DX ver.

●発売元/KADOKAWA●9900円、発売中●約15.6cm●プラキット

DX ver.付属「水着ボディ」の作例と「肌の塗装方法」は月刊ホビージャパン2025年9月号に掲載!
ぜひ、お手に取ってご覧くださいね!


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©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

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エクレア

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