HOME記事ガンダム小さなガンプラ「ガンダムアッセンブル」を筆塗り! 専用水性塗料を使用して相性抜群の「ドライブラシ」でスピードペイント!

小さなガンプラ「ガンダムアッセンブル」を筆塗り! 専用水性塗料を使用して相性抜群の「ドライブラシ」でスピードペイント!

2025.08.01

小さな模型がさらに楽しくなる筆塗りの王道/Zeon's Rush【バンダイ】●ぷらシバ 月刊ホビージャパン2025年9月号(7月25日発売)

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本体のドライブラシスタート

使用するガンダムアッセンブルカラー

NGA01 ホワイト、NGA02 ブルー、NGA03 イエロー、NGA05 ブラック、NGA06 シャアピンク、NGA08 ライトグリーン、NGA09 グリーン、NGA10 ライトグレー

まず青い影色を塗る

筆先がカサカサになるまでペーパータオルで拭き取る
▲キットにはブラックサーフェイサーを缶スプレーで吹いてから塗装に入る。まずは影色となる「NGA02 ブルー」を塗っていく。塗料を筆に含ませたら、筆先がカサカサになるまでペーパータオルで拭き取る

下地の黒を塗り潰さないこと!

ガンダムアッセンブルキット作例「Zeon’s Rush」「TP-007A ザクII」ブルー塗装
▲筆をパーツに擦り付けていく。奥まった部分の黒を残すようにドライブラシしていくと、よりメリハリある仕上がりになる
ガンダムアッセンブルキット作例「Zeon’s Rush」「TP-007A ザクII」青ドライブラシ完了
▲青のドライブラシが完了。アッセンブルカラーは伸びが良いので、少量でもどんどん塗り広げていくことができる。あっという間にドライブラシが終わってしまった

濃い緑をドライブラシ

グリーンのドライブラシ準備
▲次に、ザクの胸部の濃い緑色を「NGA09 グリーン」で塗っていく。ドライブラシの準備をする

明るい緑の部分にも塗っていく

ガンダムアッセンブルキット作例「Zeon’s Rush」「TP-007A ザクII」グリーンドライブラシ
▲濃い緑部分だけを狙うのではなく、パーツ全体をドライブラシしていく。この濃い緑色が、腕や脚などの明るい緑の下地色となり、自然なグラデーションが生まれるのだ

塗り潰さないで!

ガンダムアッセンブルキット作例「Zeon’s Rush」「TP-007A ザクII」とライトグリーン塗料
▲頭や腕、脚などを「NGA08 ライトグリーン」で塗装していく(※画像の塗料ビンは試作品のため、実際の商品とは異なります)

濃い緑のハイライト色にもなる!

ガンダムアッセンブルキット作例「Zeon’s Rush」「TP-007A ザクII」ライトグリーンドライブラシ
▲腕や脚などを塗っていくと同時に、濃い緑のパーツの角だけをライトグリーンでドライブラシしよう

本体緑の仕上げとグレーの塗装

明るい緑と相性抜群!

塗装ライトグリーンのハイライトにイエロー
▲明るいグリーンのハイライト色には「NGA03 イエロー」がピッタリ! 白や、白を混ぜたライトグリーンで塗装すると、メリハリが強くなりすぎてしまうのだ

パーツの角や頂点を狙う!

ガンダムアッセンブルキット作例「Zeon’s Rush」「TP-007A ザクII」イエローでドライブラシハイライト
▲奥まった部分には筆が当たらないようにして、ピンポイントでドライブラシしていく

あっという間に緑の塗装完了!

ガンダムアッセンブルキット作例「Zeon’s Rush」「TP-007A ザクII」グリーン塗装終了
▲本体の緑が完成した状態。ここまでおよそ30分。ドライブラシはスピードペイントにもってこいの塗装法なのだ

関節やソールを塗る

塗料ブラック出し
▲「NGA05 ブラック」を通常の筆塗りのように塗っていく。アクリジョン リターダーを使用すると、乾燥が遅くなってより滑らかな塗面に仕上がる
ガンダムアッセンブルキット作例「Zeon’s Rush」「TP-007A ザクII」ブラック塗布
▲ドライブラシした箇所にできるだけはみ出さないように塗っていく。ガンダムアッセンブルカラーのブラックは、グレー味が強いのが特徴
ガンダムアッセンブルキット作例「Zeon’s Rush」「TP-007A ザクII」とライトグレー塗料
▲次は、ブラックで塗った場所に「NGA10 ライトグレー」をドライブラシ

緑にはみ出しても気にしない!

ガンダムアッセンブルキット作例「Zeon’s Rush」「TP-007A ザクII」関節ドライブラシ
▲関節をドライブラシしている時に、グレーが緑部分にはみ出すことがあるが、ライトグレーは緑に良い感じの明暗を与えてくれるので、まったく問題なし! 濃い塗料で塗ることだけは避けよう

グレーの塗装が完了

ガンダムアッセンブルキット作例「Zeon’s Rush」「TP-007A ザクII」ライトグレー塗装完了
▲エッジ部分にライトグレーのハイライトが入ったことで、周りの緑ともより馴染んでくれた。ここから細部の塗装に移る

モノアイの塗装

ガンダムアッセンブルキット作例「Zeon’s Rush」「TP-007A ザクII」モノアイ塗装
▲まずは白を塗装。頭部をよく見るとモノアイの部分に丸いディテールがあるので、それを目印に慎重に塗っていく
ガンダムアッセンブルキット作例「Zeon’s Rush」「TP-007A ザクII」モノアイにシャアピンク塗布
▲「NGA06 シャアピンク」に少量の「NGA01 ホワイト」を混色したもので塗装。下地の白がうっすらと透けるように、少量の水で希釈してから塗装しよう

照り返しを表現

ガンダムアッセンブルキット作例「Zeon’s Rush」「TP-007A ザクII」モノアイの照り返し表現
▲モノアイの光が照り返しているような表現も追加。ピンクをより発色させたい箇所には、下に白を塗っている

照り返してるぜ!

ガンダムアッセンブルキット作例「Zeon’s Rush」「TP-007A ザクII」モノアイ塗装終了
▲モノアイの発光表現が完成

ヒート・ホークの赤熱化を表現

ガンダムアッセンブルキット作例「Zeon’s Rush」「TP-007A ザクII」ヒート・ホークホワイトで塗りつぶし
▲まずはホワイトで、刃の部分を塗り潰す
ガンダムアッセンブルキット作例「Zeon’s Rush」「TP-007A ザクII」ヒート・ホークイエロー塗装
▲根元の白を少量残すようにしてイエローを塗る。この時うっすらと白が透けるようにして塗ると、より自然なグラデーション表現になる

混色しよう

ガンダムアッセンブルカラー混色中
▲シャアピンクとイエローを混色してオレンジを作ろう

細かいタッチで塗っていく

ガンダムアッセンブルキット作例「Zeon’s Rush」「TP-007A ザクII」ヒート・ホークオレンジ塗装
▲刃の形に沿うように筆を動かすのではなく、刃の付け根から切っ先の方向にチョンチョンと動かしていくことで細かなタッチを加えていく。より先端の色情報が増えて赤熱化しているように見せるのだ

量産型ザク完成!

ガンダムアッセンブルキット作例「Zeon’s Rush」「TP-007A ザクII」素組みと10円玉比較
▲キットの素組みと比較。ドライブラシのスピードペイントで、この状態までわずか1時間で完成した。塗装を施したミニチュアコレクションを増やすには最適な方法なので、ぜひトライしてほしい!
ガンダムアッセンブルキット作例「Zeon’s Rush」「TP-007B ザクII
▲本セットにラインナップされているもう1体の量産型ザクもドライブラシをメインで仕上げてみたぞ。ここまでで2時間。楽勝だ!

次ページ──シャア専用ザク塗装

Ⓒ創通・サンライズ

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