全塗装のあとに工作してもいいんだ！

もっと気軽に模型製作！

模型製作のあり方は人それぞれ。今回は全塗装後の楽しみ方を、LINKL PLANETの荒井芽依さんに実践してもらいました。

今回使用した工具類

①いつも持ち歩いているポーチ
②父から譲り受けた、塗料を拭う用の布
③川口名人から譲り受けた各種ドリルビット
④ミスターホビーマーカー。本記事にて使用する
⑤スミ入れ用のガンダムマーカー
⑥ピンセット
⑦デザインナイフ

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ディテールアップは塗装後でも遅くない！

　「完璧に工作してから塗装しないといけない」って考えると、なんだか息苦しい部分がありますよね。今回は考え方を少し変えて、塗装後にピンポイントで工作してみます。

「ほかにもいろんなところに穴をあけていきます！ 足の裏とか、楽しい！」

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塗装後のスミ入れって失敗が怖いよね…

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最後にひと手間加えて…

完成！

「みなさんも、もっと気軽にプラモ製作を楽しんでみてください！」

──昨年2024年の筆塗り特集、今年5月のエアブラシ特集と続く流れで荒井さんには“実際にチャレンジしてみよう”といった趣旨の記事をお願いしましたが、反響はいかがでしたか？

荒井　「自分もやってみようかな」って人が多くて嬉しかったです。特にエアブラシ特集の回は3時間の収録で完成させたんですけど…いつもなら塗装する前にもうちょっと下準備をします（笑）。

──今回の記事はエアブラシ特集で掲載した作品に手を加える形でしたが、どうでしたか？

荒井　塗装してからスミ入れはあっても、工作までしちゃうのは、普段やらないので、面白かったです。こういう作り方もあっていいんだ！ って思いました。

──ちなみに、初めて全塗装したのはいつですか？

荒井　最初に完成させたのは、アイドルになって初めてのデビュー作だったMGキュベレイです。それまで親に教わっていたのはスミ入れまでだったんです。

──それであの完成度はすごいですね。

荒井　恐縮です！ プロの方の教え方が本当に上手かったんだと思います（笑）。

──今後挑戦したいことは？

荒井　最終的にはガンプラビルダーズワールドカップ（GBWC）に出てみたいです。夢みたいな話ですけど、挑戦できるレベルになれたらいいなって…。

──当誌の「オラザク選手権」もご存じで？

荒井　もちろん！ GBWCもオラザク選手権も、アイドルが武道館を目指すみたいな、そんな憧れです。

──モチベーションの源は？

荒井　やっぱり自分が作ったものを見てほしいっていう気持ちですね。ファンの方々と一緒に作って、成長していきたいです。素組みでもいいし、とにかく「作ってみた」を見せ合える空気が好きなんです。すごい作品ばかり並んでいると尻込みする人もいると思うので、「無理せず、楽しく作ればいい」をこれからも共有していきたいですね。アイドルとプラモデル、両方から興味を持ってもらえる活動ができる、そんなリンプラは私の居場所なのでぜひ応援してもらえると嬉しいです！

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