HOME記事キャラクターモデルPLAMAX「VF-19 改 ファイヤーバルキリー(熱気バサラ機)」を光沢塗装で“ライブパフォーマンス”を意識した煌びやかな印象に仕上げる【マクロス7】

PLAMAX「VF-19 改 ファイヤーバルキリー(熱気バサラ機)」を光沢塗装で“ライブパフォーマンス”を意識した煌びやかな印象に仕上げる【マクロス7】

2025.06.12

VF-19改 ファイヤーバルキリー(熱気バサラ機)【マックスファクトリー 1/72】 月刊ホビージャパン2025年7月号(5月24日発売)

PLAMAX ファイヤーバルキリーのメイン画像

ライブパフォーマンスを意識した塗装で魅せる!!

 PLAMAX「マクロス」シリーズから完全新規金型バトロイドアイテム第2弾として、『マクロス7』の“顔”たる「VF-19 改 ファイヤーバルキリー(熱気バサラ機)」がついに発売となった。キットはバトロイド形態固定モデルとなっているため、設定画や劇中のマッシブなフォルムをイメージ通りに立体化。各部ギミックや同スケールの熱気バサラフィギュアが付属するなど、初の1/72スケールプラキットにして決定版の完成度になっている。marionによるキットレビュー作例はフォルムには手を加えずに、細部モールド追加やパネルラインでの色分けで情報量を高める方向で製作。全体的に光沢塗装にすることで“戦闘”ではなく“ライブ”を意識した煌びやかな印象に仕上げている。

PLAMAX ファイヤーバルキリーのパッケージ画像

PLAMAX 1/72 VF-19 改 ファイヤーバルキリー(熱気バサラ機)

●発売元/マックスファクトリー、販売元/グッドスマイルカンパニー●8800円、発売中●1/72、約22.7cm ●原型/ VF-19 改:松宮誠一(マックスファクトリー)、熱気バサラ:佐藤智彦●プラキット


PLAMAX ファイヤーバルキリーの全体画像
▲歴代バルキリーの中でも類を見ない“顔”がある頭部、鮮やかなボディカラー、上半身に比べて下半身が太くマッシブでありながら、引き締まった足首によって決して鈍重には見えないフォルムなど、本機が持つ特徴はそのままに最新のプラキットとして誕生したPLAMAX VF-19改 ファイヤーバルキリー(熱気バサラ機)。これまで1/144および1/100スケールでのプラキットは存在したが、30周年を越えてついに1/72スケールでのプラキット化という悲願が達成された。作例は大型モデルだけに配色面でやや単調な印象を受けたので、パネルラインでの色分けを追加して情報量を高めている。ライブを意識した光沢塗装もとてもマッチしたものとなった
PLAMAX ファイヤーバルキリーのバストアップ画像(マスクなし)
PLAMAX ファイヤーバルキリーのバストアップ画像(マスクあり)

▲ 頭部は細かなパーツ分割で配色を再現。黄色と白のライン、ツインアイのみカラーリングシールになる。口にあたる白いパーツとチンガード部分の差し替えでマスクの開閉状態を再現

PLAMAX ファイヤーバルキリーの肩部の画像
PLAMAX ファイヤーバルキリーの展開状態の肩部の画像

▲ 肩部スピーカーは天面の黄色いカバーを上げて、内部パーツを差し替えることで展開状態を再現。スピーカーの細かな造形も見どころだ

PLAMAX ファイヤーバルキリーのポージング画像
PLAMAX ファイヤーバルキリーの上腕パーツの後ハメ加工の画像
▲上腕の合わせ目は肩基部接続部のはさみ込み箇所を開口して後ハメ化
PLAMAX ファイヤーバルキリーの前腕パーツの後ハメ加工の画像
▲前腕の合わせ目はヒジ関節の軸受けをC字加工することで後ハメ化した
PLAMAX ファイヤーバルキリーの脚部ディテールアップ後の画像
▲各所に「○」や「-」などの凹モールドを彫り込んでディテールアップ
「PLAMAX ファイヤーバルキリー」付属の熱気バサラフィギュアの正面画像
「PLAMAX ファイヤーバルキリー」付属の熱気バサラフィギュアの背面画像

▲同スケールの熱気バサラフィギュアが付属。特徴的なヘアスタイルやサングラス、ライブ衣装、ギターまで、細かく再現。丁寧に塗り分けることで、各部形状をしっかりと確認することができる

PLAMAX ファイヤーバルキリーの背面の全体画像
PLAMAX ファイヤーバルキリーの武装品の画像
▲ランチャーポッドとランチャーポッドから射出されるスピーカーポッドが付属。スピーカーポッドは射出時と着弾時の2種が付属する
PLAMAX ファイヤーバルキリー武装時のポージング画像1枚目
▲脚部に装備された中射程高機動ミサイルはハッチが開閉。内部のミサイルは別パーツで造形されている。作例は弾頭部を丁寧に塗り分けた
PLAMAX ファイヤーバルキリー武装時のポージング画像2枚目
▲肩および脚付け根が引き出し式関節になっており、ダイナミックなアクションポーズをかっこよく決めることができる。ヒザは二重関節化されており、シルエットを崩すことなくポーズが付けられる点もポイントだ

 どうもmarionです。今回はPLAMAX VF-19 改ファイヤーバルキリー(熱気バサラ機)を担当させていただきました。内容としてはキットのプロポーション等の改修は行わず、戦闘というよりライブの華やかさを意識した仕上げで製作しております。

▶工作
 上腕、前腕に合わせ目があるので、上腕は肩基部のはさみ込み部分を加工して後ハメ化し、前腕はヒジ関節の軸受けをC字加工することで後ハメ化しています。
 各所にマイナスモールド、丸モールドを配置。メカ本体のパネルラインモールドは0.2mmのタガネで、バサラフィギュアは0.075mm、0.15mmのタガネで彫り込んで形状をくっきりさせています。

▶塗装
 情報量を増やすために赤を3色で塗り分け、メタリック、パールを混ぜたツヤありクリアーでコートしてライブの華やかなイメージを再現しています。
赤色1=フレイムレッド
赤色2=ブライトレッド+スカーレット(1:1)+ブラック(少量)
赤色3=MS-06S レッド Ver.アニメカラー
黄色=サンシャインイエロー+ホワイト(7:3 )
白色=Ex-ホワイト
黒色=ニュートラルグレーⅤ
クリアー=Ex-クリアー(ダイヤモンドシルバー+メタリックプリズムホログラム少量追加)
その他=ガンメタル、蛍光ピンク、蛍光グリーン、蛍光ブルー、純色バイオレット

PLAMAX ファイヤーバルキリーの全体画像

マックスファクトリー 1/72スケール プラスチックキット“PLAMAX ”

VF-19 改 ファイヤーバルキリー(熱気バサラ機)

製作・文/marion

PLAMAX 1/72 VF-19 改 ファイヤーバルキリー(熱気バサラ機)
●発売元/マックスファクトリー、販売元/グッドスマイルカンパニー●8800円、発売中●1/72、約22.7cm ●原型/ VF-19 改:松宮誠一(マックスファクトリー)、熱気バサラ:佐藤智彦●プラキット

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marion(マリオン)

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