『戦闘メカ ザブングル』~実験動画SIDE L編~のウォーカーマシン新規画稿を一挙公開!! オリジナル版との違いを確認しよう!【サンライズロボット研究所 研究報告】
2025.06.02
サンライズロボット研究所 月刊ホビージャパン2025年7月号(5月23日発売)
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『戦闘メカ ザブングル』~実験動画SIDE L編~
前回 もお伝えした、サンライズロボット研究所が送る実験動画『BLUE GALE XABUNGLE SIDE L』が配信開始された。オリジナル版と同じく銀河万丈によるナレーションを用いて世界観や物語を紹介しつつ、オープニングや本編の一部をイメージし、最新の技術と手法を駆使して再構築されたキャラクターやウォーカーマシンの新たな活躍が見られる。単純にオリジナル版をなぞるのではなく、たとえばオープニング冒頭からジロンをウォーカーマシンに搭乗させ、本来アイアン・ギアーの変形に相当するパートをザブングルに置き換えるなど、随所に独自の趣向が凝らされている。最大の見せ場となるのは、オリジナル版第43話の戦闘シーンに材を採ったアイアン・ギアーとギア・ギアの巨大ウォーカーマシンどうしによる肉弾戦。変形や格闘に巻き込まれ、あるいは掻い潜って奮戦する大小のウォーカーマシンの姿が、オリジナル版から大きく膨らませて描かれており、興味深い。未見の諸兄はぜひともチェックし、またオリジナル版にも改めて思いを馳せていただきたい。
実験動画用ウォーカーマシン設定 新規画稿一挙公開!
ザブングル・タイプ [Xabungle type]
大活躍のザブングル・タイプ。実はオリジナル版の第43話における戦闘には参加していないのだが、今回大幅に出番が増やされている。
▲イメージボードにもあったOPの滑走シーン。腰部装甲の解釈にも注目だ
▲ブングル・スキッパーとブングル・ローバーが合体して、ザブングルへ変形。上半身が回転する演出は機構がアップデートされてもなお健在である
▲ザブングルのハンドが出現するシークエンスはオリジナルの映像には存在せず、HI-METAL Rザブングルの構造を参考に描写された
ウォーカーギャリア [Walker Gallia]
第二の主役メカ、ウォーカーギャリア。オリジナル版の第43話ではジロンとダイクが搭乗しており、襲撃を受けたアイアン・ギアーのもとに駆け付ける。
▲ウォーカーギャリアとザブングルはリアリティを感じられる主役メカでありつつも、擬人化されたユーモラスなアクションも魅力なのだ
ドラン・タイプ [Durun type]
敵役のなかでは今回ギア・ギアに次いで目立っているドラン・タイプ。3機でアイアン・ギアーを翻弄する。
ブラッカリィ [Blockary]
ブラッカリィ・タイプも登場。最終回では宿敵ティンプが乗り込んだ。
▲ウォーカーマシンどうしの対決だけでなく、自らの肉体を駆使して戦う人物キャラクターたちも『ザブングル』の見どころであった
カプリコ・タイプ [Caprico type]
ギア・ギア陣営のカプリコ・タイプ。首尾よくアイアン・ギアーから飛び出したザブングルの背後を取るのだが……
トラッド11 [Trad11]
小型ウォーカーマシンのトラッド11も2タイプが登場。3Dのメカと2Dの人物を違和感なく同期させるのは、技術的にたいへん難しい。
▲2Dシーンでは、トラッド11のほかにクラブ・タイプも登場している。変形にともない、大混乱に陥るアイアン・ギアーのハンガー内部
クライマックスは疾風怒濤の巨大戦!!
アイアン・ギアー [Iron Gear]
立ち上がったアイアン・ギアー。ランドシップからの変形にともなって、甲板上に展開していたトラッド11などはぽろぽろ転がり落ちてしまう。
▲ランドシップ形態のアイアン・ギアーが後ろに控えるなか、ジロンとティンプの決闘が始まろうとしている
ギア・ギア [Gear Gear]
アイアン・ギアーと同型ながら、性能では凌駕するギア・ギア。頭上にはお立ち台があり、イノセントに洗脳されたエルチ・カーゴが指揮を執る。
▲背中の翼と腕のホイールがもげてしまっているジロン愛用のザブングル・タイプ。一瞬だがそのフル装備形態も3Dで登場する
\監督インタビュー/
公開は明日(2025年6月3日)の18時から!
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