HOME記事ガンダム「ガンダムパビリオン」の象徴的存在「RX-78F00/E ガンダム」の1/144ガンプラをグラスフェザー装備でキットレビュー! 仕様はそのままに隙をなくす工作で精度の高い仕上がりに!!

「ガンダムパビリオン」の象徴的存在「RX-78F00/E ガンダム」の1/144ガンプラをグラスフェザー装備でキットレビュー! 仕様はそのままに隙をなくす工作で精度の高い仕上がりに!!

2025.06.21

RX-78F00/E ガンダム EX-001 グラスフェザー装備【BANDAI SPIRITS 1/144】●JUNⅢ 月刊ホビージャパン2025年7月号(5月23日発売)

JUNIII製作「RX-78F00/E ガンダム EX-001 グラスフェザー装備」特撮

キット仕様はそのままに隙をなくす工作で全体的に精度を高める

 大阪・関西万博「ガンダムパビリオン」の象徴的存在であり、新作映像『GUNDAM:Next Universal Century』に登場する「RX-78F00/E ガンダム」が1/144スケールでプラキット化。RX-78F00/E ガンダムとEX-001 グラスフェザーのセットアイテムになっている。JUNIIIによるキットレビュー作例は、キット仕様はそのままにガンプラとしての隙をなくす工作を行うことで全体的に精度高く仕上げている。

JUNIII製作「RX-78F00/E ガンダム EX-001 グラスフェザー装備」
▲RX-78F00/E ガンダム本体はGUNDAM FACTORY YOKOHAMAで販売された1/144 RX-78F00 ガンダムをベースに、機体各部のソーラーパネルとダクトが追加された前腕を新規金型パーツで再現。背面にEX-001 グラスフェザーを装備する。本体、グラスフェザーのソーラーパネルはメタリックシールを貼った上からクリアーパーツを取り付ける仕様になっているが、作例ではシールを使用しないでシルバーで塗装している
JUNIII製作「RX-78F00/E ガンダム EX-001 グラスフェザー装備」背面
▲高性能太陽光発電セル群、大容量電力アキュムレーター、マニピュレーターで構成されるグラスフェザーを完全新規金型で再現。各パーツとも細部形状までメカニカルに造形されている
JUNIII製作「RX-78F00/E ガンダム EX-001 グラスフェザー装備」頭部製作途中
JUNIII製作「RX-78F00/E ガンダム EX-001 グラスフェザー装備」後頭部製作途中

▲ブレードアンテナは先端を慎重に削り込みシャープ化。バルカン砲はやや成型が甘いので、元々ある凸モールドを削り取ってから砲口をピンバイスで開口。側頭部のダクトはスジボリ堂のタガネで彫り込んで奥行きを出した

JUNIII製作「RX-78F00/E ガンダム EX-001 グラスフェザー装備」製作途中胴体
▲胴体は首のポリパーツをプラ板で囲って太くするとともに塗装可能にしている。胸部ダクトフィンは段差を彫り込んで別パーツに見えるようにし、外側の凹みモールドを削り取ってCGモデル画像の形状に近付けた
JUNIII製作「RX-78F00/E ガンダム EX-001 グラスフェザー装備」製作途中腰部
▲腰部フレームやアーマー裏の肉抜きはプラ丸棒(半丸タイプ)やプラ板で埋めている。フロントアーマーは左右一体なので、中央の接続軸を切り離して左右独立可動できるようにした
JUNIII製作「RX-78F00/E ガンダム EX-001 グラスフェザー装備」製作途中前腕
▲前腕は合わせ目処理のために内部フレームを途中で切断して後ハメ化。ハードポイントのフタパーツを差し込む穴を半分残す位置で切断している。外装パーツは関節パーツを差し込む際に干渉する箇所を切り取ったが、すべて切り取らずに関節パーツを差し込む際のガイドになるよう一部は残している
JUNIII製作「RX-78F00/E ガンダム EX-001 グラスフェザー装備」製作途中ハンドパーツ
▲武器持ち用のハンドパーツはプラ板の積層で作った中埋めパーツをはさんで握り拳に見せている。断面は握り込んだ指に見えるように彫り込んでいる
JUNIII製作「RX-78F00/E ガンダム EX-001 グラスフェザー装備」製作途中ハンドパーツ2
▲キットにはビーム・ライフル持ち手、左右平手、ガンダム像ポーズ用左右手が付属。平手パーツは指の間に補強用のリブがあるので丁寧に削り取ってディテールアップした
JUNIII製作「RX-78F00/E ガンダム EX-001 グラスフェザー装備」武装脱
JUNIII製作「RX-78F00/E ガンダム EX-001 グラスフェザー装備」武装脱背面

▲RX-78F00/E ガンダム本体。各部ソーラーパネルのクリアーパーツは裏側にモールドが造形されており、メカニカルに見せている。白い部分はホワイト、薄いグレー、濃いグレーの3色で構成されているので、パネルラインモールドにスミ入れを行って形状を認識しやすくしたうえで、CGモデル画像やガンダム像の写真を参考にパネル面で塗り分けている。ヒザの認識灯は付属のシールを使わずに色鉛筆でうっすらと色付けした

JUNIII製作「RX-78F00/E ガンダム EX-001 グラスフェザー装備」製作途中ヒザ
▲ヒザアーマー裏はプラ板を貼り足して凸モールドを追加。ふくらはぎ上の可動時にヒザ関節が収まる部分は塗膜分を考慮して開口部を広げている
JUNIII製作「RX-78F00/E ガンダム EX-001 グラスフェザー装備」製作途中足首関節
JUNIII製作「RX-78F00/E ガンダム EX-001 グラスフェザー装備」製作途中足甲

▲足甲パーツは赤く着色した箇所を削り込んで足首の可動範囲を広げている。関節パーツも干渉する角部分を削り込んだ(写真は右足のパーツ)

JUNIII製作「RX-78F00/E ガンダム EX-001 グラスフェザー装備」製作途中クツ
JUNIII製作「RX-78F00/E ガンダム EX-001 グラスフェザー装備」製作途中クツ2

▲足甲パーツ裏側の赤く着色した箇所を0.5mmほど削り込むことでソールパーツに深く差し込めるようになり、CGモデル画像のイメージに近付く

次ページ──グラスフェザー製作、製作文等

ⓒ創通・サンライズ ⓒExpo 2025

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JUNIII(ジュンゾウ)

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