HOME記事ガールズプラモ「メイドロイド・クオン」で裏ワザ紹介!メラミンスポンジと基本の工具で、合わせ目消しと肌の質感を変える簡単製作【Tony’sヒロインワークス】

「メイドロイド・クオン」で裏ワザ紹介!メラミンスポンジと基本の工具で、合わせ目消しと肌の質感を変える簡単製作【Tony’sヒロインワークス】

2025.05.31

Tony’sヒロインワークス 月刊ホビージャパン2025年7月号(5月23日発売)

メイドロイド・クオンのプラモデルのメイン画像

塗装ゼロで合わせ目消しと肌の質感を変える製作ハック術

 Tony×マックスファクトリーのプラモデル企画『ギルティプリンセス』の新情報をお届けする本コーナー。今回は塗装なしで、質感や完成度を高める製作の裏ワザをご紹介しよう。用意するのは普段の組み立てに必要なニッパー、デザインナイフ、接着剤そして台所用品として売られているメラミンスポンジ。キットはメイドロイド・クオンを使って、マットな部分とツヤの部分の質感の違いをお手軽に表現してみた。サクッと完成させたいときにぜひ試してみよう!

メイドロイド・クオン

●発売元/マックスファクトリー、販売元/グッドスマイルカンパニー●8000円、発売中●約16cm●プラキット

メラミンスポンジの画像
▲ 今回の主役メラミンスポンジ。ミクロンサイズの非常に微細な網目により表面を研磨できる。紙ヤスリよりも削り過ぎないため失敗しにくい
メイドロイド・クオンのプラモデルのランナーの画像
▲ 使用するクオンは成型色もきれいな褐色肌。ここに手を加えてちょっとだけきれいな仕上がりを目指そう

メラミンスポンジでマットな肌の質感へ

プラモデルパーツのパーティングライン消しの工程の画像その1
プラモデルパーツのパーティングライン消しの工程の画像その2

▲ 製品に見られるパーティングラインはナイフのカンナがけで大まかに削ったあとに、メラミンスポンジで擦ると馴染んで目立たなくなる

メイドロイド・クオンのプラモデルの腕パーツの画像
▲ 組み立ての際に見える合わせ目は、接着剤を少量塗布して圧着させて消すのがお手軽。このとき関節部分に入りこまないように要注意
プラモデルパーツのパーティングライン消しの工程の画像その3
▲ ハンドパーツにもスポンジがけ。パーティングラインの除去とともに他の肌パーツと質感を合わせる

きれいな肌が完成!

メイドロイド・クオンのプラモデルの腕パーツ完成の画像
▲ 左が組み立てたのみ、右が加工したのもの。合わせ目とパーティングラインが消えてきれいな表面になった
メイドロイド・クオンのプラモデルの太ももパーツの画像
▲ 同様に太ももの合わせ目も接着剤とメラミンスポンジを使った処理を肌パーツ全体に行って美しく仕上げてみよう

どの成型色も接着剤でOK

プラモデルパーツのパーティングライン消しの工程の画像その4
▲ 接着剤を使った合わせ目消しは、成型色を選ばない点もうれしいところ。白成型色の脚パーツも肌と同じように処理してOKだ
メイドロイド・クオンのプラモデルの脚パーツ完成の画像
▲ 脚パーツの比較。左が未加工、右が加工後。合わせ目が見えなくなり、塗装前の表面処理にも応用できそうだ
プラモデルパーツのパーティングライン消しの工程の画像その5
▲ その他の表面もきれいに仕上げてみる。髪や尻尾などツヤ消しにしたい部分にスポンジ仕上げを試してみよう
プラモデルパーツの表面加工の工程の画像その3
▲ お試しでクリアーパーツの質感もマットにしてみた。左が成型色そのまま、右がスポンジによる加工後のもの

注目される部分は丁寧に

プラモデルパーツの表面加工の工程の画像その2
▲ 注目が集まる胸のパーツも丁寧にスポンジで擦る。衣装パーツの質感と異なって立体感がさらに出てくる。お手軽なプラモの質感の変化としてメラミンスポンジからチャレンジしてみよう!
メイドロイド・クオンのプラモデルのアップ画像

ギルティプリンセスのイラスト

メイドロイド・ロザリーは最終的に胸部のデザインを変更して胸の大きさもSサイズになっていますので、他のメイドロイドとはちょっと趣が違う感じになるかと。
小さい胸の呼び方は『貧乳』『ぺちゃぱい』『つるぺた』『ちっぱい』などなどさまざまありますけど、最近のファッション界隈ではポジティブなイメージをつけて『シンデレラバスト』と呼んだりするのだとか。我々の世界では昔から重要な萌え要素のひとつなので、何とも不思議な感じではありますね。作家によって胸の大きさは趣味というか、性癖的に大小それぞれの好みってありますし、それが作家性というか絵柄の特徴になっていることも多いわけです。
個人的には胸はどのサイズにも良い形があるので、あまり大きすぎるの以外は巨乳から貧乳までどのサイズでもいける派です(笑)。決して無節操なわけではなくて、どちらかというと大小ではなくそれぞれの理想的なカタチのほうが重要派って感じですかね。

イラスト・文/Tony

▼ 関連記事はこちら


HJ Web「公式LINE」と「公式X」も稼働中!

 「公式LINE」では話題のトピックや人気記事情報の配信。そして、「公式X」では最新記事の更新をお知らせしています! ぜひ友達登録&フォローしてくださいね!

友だち追加

公式X/@Hobby_JAPAN_Web

ⓒMAX FACTORY・Tony/Guilty Princess

この記事が気に入ったらシェアしてください!

オススメの書籍

月刊ホビージャパン2025年7月号

ご購入はこちら

ギルティプリンセス モデリングコレクション

ご購入はこちら

プロモデラー直伝!美少女プラモ上達の近道

ご購入はこちら
PAGE TOP
メニュー