「HGガンダムサンドロック」をディテールアップ!EW版を参考にしたビームコーティングマントはメガネ拭きで再現!?
2025.05.22XXXG-01SR ガンダムサンドロック【BANDAI SPIRITS 1/144】 月刊ホビージャパン2025年6月号(4月24日発売)

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30周年の『ガンダムW』よりガンダムサンドロックです。前回の記事で製作したマグアナックと同じ雰囲気になるように仕上げております。今回は模型ならではの遊びとして、EW版を参考にマントを装備できるよう製作しました。
■製作
頭部:ツインアイパーツのダボ受けをカットして後ハメ化することでヘルメットの合わせ目を消しました。
胴体:胸部中央のセンサー状モールドを削り落とし、ジャンクパーツでディテールアップ。肩のポリキャップはプラ板でカバーを製作して塗装できるようにしています。腰部アーマーはサイドおよびリアの肉抜きが気になるので、プラ板でフタをして端は段落ち加工を行っています。
腕部:整面を中心にシャープ化。マントを装備するため、肩アーマーを着脱できるようにしています。接続はマントをはさみ込めるようにネオジム磁石を使用しました。
脚部:ややボリューム不足に感じたので、太モモで2mm幅増しし、ロール軸部分で1mm延長。ふくらはぎにはダクトを追加。アンクルアーマーは前縁を薄く見えるように加工しています。
武装:ヒートショーテルはエッジをシャープ化。シールドは裏側の肉抜きをプラ板でふさぎ、部分的にモールドを追加しました。
マントは材料をいろいろ試した(マスクの不織布や生地屋でいろいろ見た)結果、メガネ拭きの布をチョイス。柔らかさや厚み、ほつれづらさや色合いを含めてよい感じになったと思います。接着は布用の両面テープを使用して、シワや形状を出しました。
■塗装
白=クールホワイト
黄色=キャラクターイエロー
濃いグレー=ブラックグレー
わずかにある薄いグレーはグレーサフのまま。関節部はメカサフ ヘヴィを使用しています。今回は広い面がないデザインのため、下地からの退色処理は行わず、グレー、ベージュで全体をウォッシングしました。スミ入れ後にツヤ消しコートを行い、さらにグレーで軽くウォッシングを追加。その後チッピングを描き込みしています。最後に足周りを中心に砂汚れを黄土色系でドライブラシしています。ウェザリングはファレホを使用しました。
BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット“ハイグレードアフターコロニー”
XXXG-01SR ガンダムサンドロック
製作・文/豆タンク
HG ガンダムサンドロック
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部●1650円、発売中●1/144、約12cm●プラキット
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ⓒ創通・サンライズ
豆タンク(マメタンク)
ミリタリー的な表現を得意としており、特に金属などの質感表現や退色・ダメージ加工に優れている。