HOME記事キャラクターモデル『フロントミッション』1/48スケール「ゼニスV」の作例が出撃!ビックスケール&ハイディテールキットをAFV風のテイストで製作!【スクウェア・エニックス】

『フロントミッション』1/48スケール「ゼニスV」の作例が出撃!ビックスケール&ハイディテールキットをAFV風のテイストで製作!【スクウェア・エニックス】

2025.05.22

スクウェア・エニックス プロダクツ 月刊ホビージャパン2025年6月号(4月24日発売)

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ゼニスVのプラモデルの全体画像その4
ゼニスVのプラモデルのアップ画像その3
▲ 現用米軍色1により、イラク戦争での米軍現用車両のイメージで塗装。関節の暗めの色とのコントラストも引き立つ
ゼニスVのプラモデルのアップ画像その4
▲ 頭部は2眼と4眼が選択できる差し替えパーツが収録
ゼニスVのプラモデルのアップ画像その5
▲ 接地面近くはサンディウォッシュを使い砂埃と乾いた泥ハネをつける
ゼニスVのプラモデルのアップ画像その6
▲ 肩関節を引き出すことで火器を両手で持つことや、盾を構えたりと躍動感のあるポーズがとれる
ゼニスVのプラモデルの全体画像その5
▲ 近接武器としてのナックルが2個付属
ゼニスVのプラモデルのアップ画像その7
▲ 肩などエッジ部分にチッピングを多めに加えることで、塗料ハゲと傷をイメージさせている
ゼニスVのプラモデルのアップ画像その8
▲ バズーカのスコープ部はクリアーパーツを装着してディテールアップを行った
ゼニスVのプラモデルの全体画像その6
▲ 背面までみっちりとメカモールドが詰まっているので、グレーのフレーム部分はドライブラシのみでも充分な見映えとなった

 1/48スケールのゼニスVを製作しました。
 サイズ感的に高さは、1/144のキャラクターキットに近いですが、体の厚みや横幅は2倍以上あり、パーツの密度感も高いものとなっています。
 これまでの1/72スケールでも細かなディテールが特徴のキットでしたが、さらに濃密なメカモールドが増えて、可動域も進化している印象です。

■組み立て
 構造はスナップキットで、塗装を前提に組み立てていきます。工作としてはパーティングライン、合わせ目、ヒケは処理。太モモに合わせ目がありますが、消しにくい箇所であり、そのままでも段落ちに見えるので消さずに活かしました。その他本体はディテールアップはせず、キットそのままにて製作しています。
 武器類の合わせ目は丁寧に処理。バズーカはウェーブ製のディテールアップパーツを取り付け。またスコープはレンズ部にクリアーパーツを追加しました。

■塗装について
 全体の下地はグレーサフにて塗装し、フレームはメカサフ スーパーヘヴィ、装甲部分はモデルカステン現用米軍色1を使いました。盾は2重構造なので、下側は少し明るめに塗装。上になるパーツをスーパーヘヴィで塗り分けしています。
 最終的には現用戦車をイメージした仕上げにしたかったので、カラーリングはシンプルにしています。基本ソリッドなカラーリングでまとめていますが、ハンドパーツのみ焼き鉄色を使いアクセントとしました。
 デカールも何ヵ所か貼っていますが、キット自体の線が多く情報量があるので貼らなくても見映えはいいですね。

■ウェザリングについて
 全体的にエナメル塗料のダークアイアンでスミ入れします。乾燥後シェイドブラウンでフィルタリングしました。
 チッピングにはファレホのクロームシルバーと、ダークアイアン、メタリックグレイを使用。最後は全体的にメタリックグレイでドライブラシをかけて完成です。

スクウェア・エニックス 1/48スケール プラスチックキット “フロントミッション ストラクチャーアーツ プラス”

ゼニスV

製作・文/小澤京介

フロントミッション ストラクチャーアーツプラス 1/48スケール プラスチックキットシリーズ ゼニスV 30周年記念版
●発売元/スクウェア・エニックス、販売元/コトブキヤ●14080円、7月予定●1/48、約13.2cm●プラキット

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