HOME記事キャラクターモデル【CCP information】『ガメラ 大怪獣空中決戦』原口智生氏監修の彩色原型製作工程を公開!ガレージキット版も同時リリース!【ガメラヘッドモデル 後編】

【CCP information】『ガメラ 大怪獣空中決戦』原口智生氏監修の彩色原型製作工程を公開!ガレージキット版も同時リリース!【ガメラヘッドモデル 後編】

2025.05.05

CCP information【CCP JAPAN】 月刊ホビージャパン2025年6月号(4月24日発売)

究極の彩色原型ができるまで!

実際に使われたガメラの頭部とガメラ(1995)の比較画像 その1

 究極を追い求める本作において工場生産品であってもその“本物”を徹底的に追求。ここでは、ヘッドモデルの彩色原型の製作工程を公開していこう。なお、今回生産を行うのは、前作「幻の究極造形 CCP×黒龍工房 ガメラ(1999)ヘッドモデル」の製造を担当した工場をチョイス。実際の製品でも、ご覧のハイクオリティな彩色工程が行われるとのことだ。


ガメラ(1995)の口内の画像 その2
ガメラ(1995)の口内の画像 その1

▲口内の血管などは現地で実物を確認しながら監修&彩色が進められた。スーツ用の原型にはない喉奥の造形などは原口氏自らが新規に造形している 

原口智生氏とガメラの頭部の画像
▲ 現場で監修を行う原口氏。「本物とそっくり」と言わせるほどの彩色再現に脱帽。彩色見本を担当したのは怪獣模型の彩色師として活躍するさるタジラ氏。原口氏の工房で実際のガメラ頭部を参考としながらの彩色見本制作が行われた
実際に使われたガメラの頭部とガメラ(1995)の比較画像 その2
▲ 写真左が実際に映画で使われたガメラの頭部で、右が本商品の彩色原型。当時のスーツの色味や、映像では分からない箇所も余すことなく再現されている。実際の製品でも、同様の彩色工程が行われるとのことだ
ガメラ(1995)の眼球の画像
▲ 今回もっともこだわったのが眼球の二重構造の再現。実際のスーツに入っていた眼球を参考に当時と同様に虹彩を一本一本筆で手描きした。目の縁の血管彩色も徹底的に再現している
ガメラ(1995)の牙部分の画像
▲ 牙も直接原口氏から、使用した塗料などのアドバイスをいただきながら塗装が施された。彩色の塩梅は完成直後の状態の牙をイメージしている
ガメラ(1995)のアップ画像
▲ 撮影の際にマットな質感になりすぎて映らないようにするため、当時の現場ではスーツに水を掛けながら撮影されたとのこと。彩色見本では体表の凸部分にグロス塗装を施して臨場感あるスーツの質感を表現しているのだ

ガレージキット版も同時リリース!

 塗装派に朗報! 前作の「CCP×黒龍工房 ガメラ(1999)ヘッドモデル」でも好評を博したガレージキット版が、今作でもリリース決定! 買ってすぐに塗装できるなど親切設計となっているのでビギナーにも安心だ。自分で完成させてみるのも一興だぞ!

ガメラ(1995)ヘッドモデル ガレージキット版の正面画像
▲ ディテールの緻密さや美しいシルエットなど造形のみに焦点を当てて堪能できるのはキット版ならでは。バリやパーティングライン、パーツ洗浄もすべて処理済みとなっているので届いてすぐに塗装できる嬉しい仕様だ。キット版にも専用台座が付属
ガメラ(1995)ヘッドモデル ガレージキット版の牙の背面画像
ガメラ(1995)ヘッドモデル ガレージキット版の目元のアップ画像
▲ 眼球カバーが付属し、立体的な瞳もバッチリ再現可能。眼の虹彩部分にはモールドが入っているのも嬉しい
ガメラ(1995)ヘッドモデル ガレージキット版の牙のアップ画像
▲ 牙はクリアーレジン製でさまざまな塗装表現を楽しむことができそうだ

幻の究極造形 CCPJAPAN×原口智生 ガメラ(1995)ヘッドモデル ガレージキット版

●発売元/CCPJAPAN●82500円、9月予定●約40cm

CCPJAPAN直販サイトにて絶賛予約中!

CCPJAPAN直販サイト


▼ 関連記事はこちら

Ⓒ KADOKAWA NH/1995

この記事が気に入ったらシェアしてください!

オススメの書籍

月刊ホビージャパン2025年6月号

ご購入はこちら
PAGE TOP
メニュー