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【F.S.S.】「シュペルター・K.O.G. =ボォス 2992= withベイル」を寒色系のムーンストーンホワイトで塗装!コミックス第8巻の登場シーンを再現できるデカールにも注目

2025.04.28

シュペルター・K.O.G. =ボォス 2992= with ベイル【ボークス 1/100】 月刊ホビージャパン2025年6月号(4月24日発売)

桜井信之製作「シュペルター・K.O.G.=ボォス 2992=with ベイル」

寒色系のムーンストーンホワイトを軸に一味違った印象に

 2992年、ボォス星カステポーにて登場したミシャル・ハ・ルンの駆るシュペルターは各部が擬装されたものだった。二股に分かれた後頭部、ミラージュ系のレーザー・リフレクターを装備した胸部、肩アーマー内の装甲形状など、上半身を中心にハイアラキやカイエン仕様とは異なる形状となっている。キットは2024年リリースされた限定版の「シュペルター・K.O.G. =ボォス 2992= with バスターランチャー」をベースに、バスターランチャーの代わりにL.E.D.ミラージュのベイルを封入。本編登場時のカットに基づいてデカールデザインも一新されている。作例はバスターランチャー装備も製作した桜井信之が担当。本体は色調を変更して新たに作り起し、前作からは印象の異なる仕上げとした。

桜井信之製作「シュペルター・K.O.G.=ボォス 2992=with ベイル」正面
桜井信之製作「シュペルター・K.O.G.=ボォス 2992=with ベイル」頭部
桜井信之製作「シュペルター・K.O.G.=ボォス 2992=with ベイル」後頭部

▲頭部はカイエン仕様では外されていたフェイスガードを装備、後頭部も二股に分かれた特徴的な形状となっている。作例では精密でシャープな造形をより引き立てるべく、丁寧に整形。首周りなども細かく塗り分けアクセントとしている

桜井信之製作「シュペルター・K.O.G.=ボォス 2992=with ベイル」胸部
▲ミラージュマシン特有のレーザー・リフレクターを装備した胸部はスミ入れをしっかりと施しディテールを際立たせている
桜井信之製作「シュペルター・K.O.G.=ボォス 2992=with ベイル」右肩
▲カイエン騎とは大きく異なる肩アーマーと内部装甲形状。マーキングも専用のものが用意されている
桜井信之製作「シュペルター・K.O.G.=ボォス 2992=with ベイル」右脚
▲カイエン騎からはヒザアーマーとカラーリングが大きく変わった脚部。赤は“紅”系の赤、ゴールドは青金を使うことで、前回のバスターランチャー同梱版とは印象の異なる仕上がりとなった
桜井信之製作「シュペルター・K.O.G.=ボォス 2992=with ベイル」右側
桜井信之製作「シュペルター・K.O.G.=ボォス 2992=with ベイル」背面
桜井信之製作「シュペルター・K.O.G.=ボォス 2992=with ベイル」ペイル
桜井信之製作「シュペルター・K.O.G.=ボォス 2992=with ベイル」ペイル裏

▲L.E.D.ミラージュのベイルは半透明ではなく、本体に合わせた寒色系のムーンストーンホワイトで塗装。本編登場時の騎体を再現できるマーキングを貼ってクリアーでコーティング。裏も細かく塗り分けることで見どころの多い仕上がりとしている

桜井信之製作「シュペルター・K.O.G.=ボォス 2992=with ベイル」スパッド
▲近接戦闘用のスパッドは発光部分をピンクのグラデーションで塗装。より光って見えるように演出している

 2024年、全長870mmというシリーズ最大のバスターランチャーを装備した、通称:ルン・シュペルターを製作いたしましたが、このたび、待望のベイルを装着した「シュペルター・K.O.G. =ボォス2992= withベイル」が発売となります。そのキットレビューの最後に「いつの日かベイルを装備したシュペルターを製作してみたい…」と書いたはずですが、こんなにも早く、その日が訪れるとは思ってもいませんでした(笑)。
 本キットはバスターランチャーの代わりにL.E.D.ミラージュのベイルを左腕に装着した近接戦闘用のスタイルでのキット化。コミックス第8巻の登場シーンを再現できる仕様となっています。シュペルター本体は基本的には以前発売されたバスターランチャー付きのキットと同じ仕様ですが、そちらはVS/VIP会員限定商品のため購入を逃してしまったファンも、今回は店頭・通販で普通に購入可能な商品となっています。
 改めてこのシュペルターの特徴をおさらいしておくと、ハイアラキ版/カイエン版シュペルターとは上半身を中心に大きな変更が見られるのが特徴です。胸部はL.E.D.ミラージュのものに換装されているため、全くの別物となっています。特にミラージュマシン特有のレーザー・リフレクターを胸部に装備した姿は、L.E.D.ミラージュを彷彿させるスタイリングとなっています。さらに頭部は一般的に知られたシュぺルターと似ていますが、細部がかなり異なっています。特に後頭部は大きくふたつに分かれ後方に伸び、カイエンバージョンのさらなる発展型であることが分かります。
 ヒザの形状も大きく変更され、カラーリングが赤に変更されたスネのデザインもL.E.D.ミラージュに準拠したデザインとなっています。このような変更点はコミックスの画を見比べ相違点を確認していくのも楽しみのひとつですが、こうして実際にキットを組み立てることでより深く理解できることこそモデラーの特権で、まさに立体資料という側面を持ったキットといえるでしょう。
 今回カラーリングは少々変更してみました。同じカラーレシピではつまらないということと、手を抜いて「以前製作した作例をそのまま持ってきたのでは?」と疑われないためでもあります(笑)。基本のホワイトはかなり寒色系のムーンストーンホワイトで塗装、それに合わせて、前回は赤金だったゴールド部も、青金に変更しています。スネの赤も以前は“朱”系だったのに対し“紅”系の赤に変更、フェラーリ的な赤を狙っています。
 ベイルは先発のL.E.D.ミラージュと同じものですが、3007年のV3お披露目前なので、不透明のホワイトで塗っています。実はここが一番新鮮な体験でした。
 近年ハイペースでリリースされるF.S.S.キット。公私ともにガンガン作らないと周回遅れになるので、2025年度の目標は“F.S.S.を山ほど作る!”に決めた春でした(ヤベェ、余計なことを書いちまったかな…笑)。

ボークス 1/100スケール プラスチックキット“INJECTION ASSEMBLY MORTAR HEADD SERIES”

シュペルター・K.O.G.=ボォス 2992=with ベイル

製作・文/桜井信之

シュペルター・K.O.G. =ボォス 2992= with ベイル
●発売元/ボークス●12980円、4月26日予定●1/100、約28.4cm●プラキット●原型/造形村F.S.S.プロジェクトチーム

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